TBS編成幹部とTOKIOメンバーによる乱交パーティー事件ーー25年前、芸能界を震撼させた一件とは?
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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
あまりにおぞましい。教師グループによる児童盗撮事件。グループチャットでわいせつ動画などを共有するなどして3人の教師が逮捕や起訴されたが、特定されていない教師と思われる参加者がまだまだ存在するらしい。教師という仮面をかぶった性加害者たち。しかも、みな周囲からの評判がよかったというから、さらに恐ろしい。そもそもこういった目的のために教師になったのか? 氷山の一角か?
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・国分太一問題で松岡昌宏を評価するマスコミへの違和感
・TBS編成幹部とTOKIOメンバーの乱交パーティー
・浅田真央と村上佳菜子の記事で「週刊文春」が心配
・森泉のほっこり記事
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第752回(7/3〜7/8発売号より)
1位「TOKIO解散『国分太一と慟哭の電話』松岡昌宏がついた嘘」(「女性セブン」7月17日号)
2位「浅田真央と村上佳菜子『急逝の姉』が繋いだ断絶の果て」(「女性セブン「7月17日号)
3位「森泉 娘のバレエ教室中に密かな楽しみ目撃撮」(「週刊女性」7月22日号)
※「女性自身」は合併号休み
国分太一問題で松岡昌宏を評価するマスコミへの違和感
やはり納得がいかないし、どうしても違和感が漂ってしまう。TOKIO・国分太一問題に関して囲み取材を受けた松岡昌宏、そして、それを大いに評価し持ち上げたマスコミに対してだ。それは「女性セブン」の国分関連記事を読んでも改めて沸き起こるものだ。
記事では国分の“裏の顔”をレポートする一方で、6月27日に囲み取材に応じた松岡に対し、同情と礼賛をしている。たとえば囲み取材に応じた際の松岡の様子を「帽子を取り深々と頭を下げる松岡さんの表情は、見るからに憔悴していました」と記し同情を寄せ、また国分のコンプライアンス違反の詳細についてわからないと答えたことについても、「知らないということはありえない」としながらも、それは「国分さんや被害者を慮っての“優しい嘘”」と評価する。
さらにTOKIOが家族以上の絆で結ばれていると強調し、よって今回のことで松岡たちが国分を切り捨てることはできないだろうと、嘘も美談とばかりに“優しい推察”をするのだ。
いや「セブン」だけでない。記事には松岡の囲み取材の際の出来事がこう描かれている。
「問題の性格上、話せないことも少なくないが、質問が尽きるまで答えようとする松岡さんの姿勢に同情が集まり、最後には報道陣から拍手が起こりました」(テレビ局関係者のコメント)
メンバーの不祥事に対し、逃げずにマスコミに真摯に対応する松岡。そんな評価がさかんになされているが、かつて芸能界を震撼させたあの一件を、松岡も芸能マスコミも忘れたのか。
TBS編成幹部とTOKIOメンバーによる乱交パーティー事件
それは1999年、筆者が在籍していた「噂の真相」がスクープしたテレビ局と芸能人たちの乱交パーティーの存在だ。そのパーティーは、ある芸能関係者が女性を集めて主催したもので、当時のTBS編成幹部も関与、さらにその出席者にはTOKIOメンバー(国分ではない)も参加したとされている。
この一件は大きな反響を呼び、週刊誌も後追い記事を掲載、特に「週刊現代」(講談社)は、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)スタッフがTOKIOのメンバーのために乱交パーティーを企画していたというスクープまで掲載する事態に発展したのだ。
25年以上前のこととはいえ、ここ最近の松本人志、中居正広、国分太一といった性加害問題の要素をすべてひっくるめ包括したような――しかもテレビ局と芸能界を舞台にしていることなど類似点多数――乱交パーティーだ。ベテラン芸能マスコミなら当然知っている芸能事件でもある。
しかしマスコミは松岡に、この一件について追及するどころか、質問さえすることはなかった。それどころか感動して同情して拍手までしちゃうなんて。
なんだかね。当時はジャニーズ事務所が絶大な力を持っていた時代だったが、ジャニーズが解体された今でも質問しないんだね。相変わらず芸能マスコミは摩訶不思議だ。
浅田真央と村上佳菜子の記事で「週刊文春」が心配
そして、もうひとつ不思議だったのが浅田真央と村上佳菜子の“関係”に関する報道だ。発端は「週刊文春」(6月19日発売号・文藝春秋)が報じた浅田と村上の“確執・断絶”だった。幼少期から切磋琢磨してともにトップスケーターとなった“仲良しな2人”だが、22年のアイスショーで金銭トラブルがあり、それ以降断現在まで絶状態にあるというもの。
これに対し「女性セブン」では、3年前には確かに断絶状態になったものの、現在ではその関係が修復されているとその詳細を報じたのだ。
「セブン」によると、そのきっかけは今年1月に村上の姉のA子さんが急逝したことだった。元フィギュアスケーターで浅田真央・舞姉妹とも交友があったA子さんだが、今年1月に持病の発作が原因で急逝する。そして4月にお別れの会が開かれたのだが、そこで浅田は姉を亡くした村上にそっと言葉をかけ寄り添っていたという。
これの何が不思議かというと、村上の姉が1月に亡くなり、4月にはお別れの会が開かれ、そこに浅田も出席していたのに6月19日発売の「文春」でそのことが一切触れていないことだ。
2人の確執の記事なのだから当然、このお別れの会での邂逅は重要な出来事だと思うが、しかしそれが一切ない。もしや「文春」は知らなかった? これまでの「文春」なら、あり得ないことだ。
最近の「文春」は、かつての勢いがないと感じていたが、それは困る。他週刊誌がスクープ主義を放棄した現在、「文春」が頑張らずにどうする! でも「セブン」の記事を読んで「文春」の取材力がちょっと心配になった。頑張れ!
森泉のほっこり記事
性加害などスキャンダラスな話題が続く芸能界隈だが、最後はほっこり。森泉が2018年に結婚した僧侶の夫とラブラブな様子を「週刊女性」が伝えている。
7歳になった娘をバレエ教室に送った後、夫と合流しその腕に抱きつく森。その後カフェで楽しそうに会話し、娘のレッスンが終わると横並びで手をつなぎ駐車場に向かう3人――。ほっこり。
あまりにおぞましい。教師グループによる児童盗撮事件。グループチャットでわいせつ動画などを共有するなどして3人の教師が逮捕や起訴されたが、特定されていない教師と思われる参加者がまだまだ存在するらしい。教師という仮面をかぶった性加害者たち。しかも、みな周囲からの評判がよかったというから、さらに恐ろしい。そもそもこういった目的のために教師になったのか? 氷山の一角か?
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・国分太一問題で松岡昌宏を評価するマスコミへの違和感
・TBS編成幹部とTOKIOメンバーの乱交パーティー
・浅田真央と村上佳菜子の記事で「週刊文春」が心配
・森泉のほっこり記事
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第752回(7/3〜7/8発売号より)
1位「TOKIO解散『国分太一と慟哭の電話』松岡昌宏がついた嘘」(「女性セブン」7月17日号)
2位「浅田真央と村上佳菜子『急逝の姉』が繋いだ断絶の果て」(「女性セブン「7月17日号)
3位「森泉 娘のバレエ教室中に密かな楽しみ目撃撮」(「週刊女性」7月22日号)
※「女性自身」は合併号休み
国分太一問題で松岡昌宏を評価するマスコミへの違和感
やはり納得がいかないし、どうしても違和感が漂ってしまう。TOKIO・国分太一問題に関して囲み取材を受けた松岡昌宏、そして、それを大いに評価し持ち上げたマスコミに対してだ。それは「女性セブン」の国分関連記事を読んでも改めて沸き起こるものだ。
記事では国分の“裏の顔”をレポートする一方で、6月27日に囲み取材に応じた松岡に対し、同情と礼賛をしている。たとえば囲み取材に応じた際の松岡の様子を「帽子を取り深々と頭を下げる松岡さんの表情は、見るからに憔悴していました」と記し同情を寄せ、また国分のコンプライアンス違反の詳細についてわからないと答えたことについても、「知らないということはありえない」としながらも、それは「国分さんや被害者を慮っての“優しい嘘”」と評価する。
さらにTOKIOが家族以上の絆で結ばれていると強調し、よって今回のことで松岡たちが国分を切り捨てることはできないだろうと、嘘も美談とばかりに“優しい推察”をするのだ。
いや「セブン」だけでない。記事には松岡の囲み取材の際の出来事がこう描かれている。
「問題の性格上、話せないことも少なくないが、質問が尽きるまで答えようとする松岡さんの姿勢に同情が集まり、最後には報道陣から拍手が起こりました」(テレビ局関係者のコメント)
メンバーの不祥事に対し、逃げずにマスコミに真摯に対応する松岡。そんな評価がさかんになされているが、かつて芸能界を震撼させたあの一件を、松岡も芸能マスコミも忘れたのか。
TBS編成幹部とTOKIOメンバーによる乱交パーティー事件
それは1999年、筆者が在籍していた「噂の真相」がスクープしたテレビ局と芸能人たちの乱交パーティーの存在だ。そのパーティーは、ある芸能関係者が女性を集めて主催したもので、当時のTBS編成幹部も関与、さらにその出席者にはTOKIOメンバー(国分ではない)も参加したとされている。
この一件は大きな反響を呼び、週刊誌も後追い記事を掲載、特に「週刊現代」(講談社)は、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)スタッフがTOKIOのメンバーのために乱交パーティーを企画していたというスクープまで掲載する事態に発展したのだ。
25年以上前のこととはいえ、ここ最近の松本人志、中居正広、国分太一といった性加害問題の要素をすべてひっくるめ包括したような――しかもテレビ局と芸能界を舞台にしていることなど類似点多数――乱交パーティーだ。ベテラン芸能マスコミなら当然知っている芸能事件でもある。
しかしマスコミは松岡に、この一件について追及するどころか、質問さえすることはなかった。それどころか感動して同情して拍手までしちゃうなんて。
なんだかね。当時はジャニーズ事務所が絶大な力を持っていた時代だったが、ジャニーズが解体された今でも質問しないんだね。相変わらず芸能マスコミは摩訶不思議だ。
浅田真央と村上佳菜子の記事で「週刊文春」が心配
そして、もうひとつ不思議だったのが浅田真央と村上佳菜子の“関係”に関する報道だ。発端は「週刊文春」(6月19日発売号・文藝春秋)が報じた浅田と村上の“確執・断絶”だった。幼少期から切磋琢磨してともにトップスケーターとなった“仲良しな2人”だが、22年のアイスショーで金銭トラブルがあり、それ以降断現在まで絶状態にあるというもの。
これに対し「女性セブン」では、3年前には確かに断絶状態になったものの、現在ではその関係が修復されているとその詳細を報じたのだ。
「セブン」によると、そのきっかけは今年1月に村上の姉のA子さんが急逝したことだった。元フィギュアスケーターで浅田真央・舞姉妹とも交友があったA子さんだが、今年1月に持病の発作が原因で急逝する。そして4月にお別れの会が開かれたのだが、そこで浅田は姉を亡くした村上にそっと言葉をかけ寄り添っていたという。
これの何が不思議かというと、村上の姉が1月に亡くなり、4月にはお別れの会が開かれ、そこに浅田も出席していたのに6月19日発売の「文春」でそのことが一切触れていないことだ。
2人の確執の記事なのだから当然、このお別れの会での邂逅は重要な出来事だと思うが、しかしそれが一切ない。もしや「文春」は知らなかった? これまでの「文春」なら、あり得ないことだ。
最近の「文春」は、かつての勢いがないと感じていたが、それは困る。他週刊誌がスクープ主義を放棄した現在、「文春」が頑張らずにどうする! でも「セブン」の記事を読んで「文春」の取材力がちょっと心配になった。頑張れ!
森泉のほっこり記事
性加害などスキャンダラスな話題が続く芸能界隈だが、最後はほっこり。森泉が2018年に結婚した僧侶の夫とラブラブな様子を「週刊女性」が伝えている。
7歳になった娘をバレエ教室に送った後、夫と合流しその腕に抱きつく森。その後カフェで楽しそうに会話し、娘のレッスンが終わると横並びで手をつなぎ駐車場に向かう3人――。ほっこり。