国分太一、徐々に明らかになったコンプラ違反内容――旧ジャニの問題背景とは?

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
 少し前は山口達也、そして中居正広、今回の国分太一に田原俊彦。みんな大きな意味で“コンプラ違反”かつ“ジャニ関係”という共通項が。コンプラなんて言葉や概念、ジャニーさんから教わらなかったものね。っていうか、ジャニーさんが最大のコンプラ無視の違反者だもんね。当然の帰結か――。
目次
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
国分太一、コンプラ違反の内容とは
国分太一の冷酷さを伝える昭和的エピソード
旧ジャニタレントの問題が起こる背景
田原俊彦、セクハラ行為よりもヤバいところ
Snow Man・目黒蓮もコンプラ問題?
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第751回(6/26〜7/1発売号より)
1位「国分太一 『君が出ていって』忍従10年妻に冷酷別居通告」(「女性自身7月15・22日合併号)
同「国分太一 戦慄コンプラ違反の真相と芸能界“永久”追放」(「週刊女性」7月15日号)
2位「女子アナへのセクハラ炎上が飛び火してNHK出禁から“追放危機”へ 田原俊彦 新曲リリースも“アレ”がない!」」(「週刊女性」7月15日号)
3位「目黒連 主演映画涙の降板Snow Manの夢のため――」(「女性自身」7月15・22日合併号)
※「女性セブン」は合併号休み
国分太一、コンプラ違反の内容とは
 その後のTOKIO解散発表や松岡昌宏の囲み取材など、いまだに尾を引いているTOKIO・国分太一のコンプラ違反と芸能活動無期限休止問題。そのコンプラ違反の内容も、大まかでボンヤリとではあるが徐々に明らかになってきている。
 「週刊女性」によると、その概要は以下のとおり。
①立場の弱い番組スタッフや後輩などに対しての執拗なイジリ
②立場の弱い番組スタッフや後輩などに対して暴力的な言動(パワハラ行為)
③女性スタッフをしつこく食事に誘う
④女性スタッフへのボディタッチ(セクハラ行為)
⑤男女を問わず性的画像を要求
⑥男女を問わずわいせつ動画や画像を送りつける
⑦“プライバシー保護”を盾に詳細説明がなされていなことから“被害者”が存在する
 こうして列挙しただけでも、人気タレントがその威光を笠に、やりたい放題をしてきたのだと連想されるが、もし、より具体的な内容が判明すれば、さらにその卑劣さはリアルになるはずだ。もちろん被害者が存在する以上配慮は必要だが、同様の問題を防止するためにも、その詳細や検証も必要だろう。
国分太一の冷酷さを伝える昭和的エピソード
 こうしてその悪行と悪評が出るわ出るわの国分だが、「女性自身」が先週に引き続き、国分の冷酷さを伝えている。
 先週スタッフや後輩へのイジメを報じた「自身」だが、今週クローズアップしたのは妻との関係だ。記事によると、こちらもひどい。
 そもそも“尽くしてくれる女性”がタイプだという国分は、2009年に腫瘍摘出手術の際に献身的に支えてくれた現妻と結婚を決意。TBS社員だった妻は、“専業主婦になってほしい”との国分の希望で会社を辞め、その後2児を出産。子育てには積極的だった国分だが、しかし家事のほとんどを妻が担ってきたという。
 まさに昭和的女性観とエピソードだ。だが、その続きもまさにザ・昭和だ。
「家庭に入った奥さんに国分さんが口を出すことが増えていった」
「(自分は高級時計収集をする一方)奥さんの買い物は厳しくジャッジ」
「なにか物を買うときには国分さんの許可が必要」(国分の知人のコメント)
 家庭でも典型的モラハラぶりだったということだ。ハァァ〜なるほどね。
 そしてコンプラ問題勃発後、国分は妻と子どもを自宅とは別の場所に“隔離”することを決めたらしい。もちろん自宅に取材者が来ることも想定できるし、2人の娘もまだ小さい。周囲からの声も心配だろう。家族を避難させるのは、ある意味当然の行為だ。
 しかし記事によると、国分の態度は家族への心配とは少し様子が違ったらしい。国分が妻に言い放った言葉、それは「君が出て行って」いうものだったそうだ。
 もし本当なら、ひどい話だ。ものには言い方がある。いくら追い詰められていても、これまで支えてくれた妻と溺愛してきた娘に対して、もう少し違う言い方があるだろう。もう少し配慮してもいいはずだ。「自身」記事のトーンは国分に対しかなり辛辣だが、本当にこんなひどいことを国分が言ったのか? との疑問まで湧いてくる、まさに冷酷な言葉でもある。
旧ジャニタレントの問題が起こる背景
 先週も指摘したが、ジャニー喜多川による性加害問題発覚、そしてジャニーズ事務所崩壊の次に巻き起こったのが、旧ジャニタレントたちのハラスメント・コンプラ問題だった。
 かつて強大な力、影響力をもって芸能界に君臨したジャニーズ事務所だが、そこに所属したタレントたちもまた、その力に守られ、不祥事を起こしてももみ消してもらい、次第に不遜な態度を平気で取るようになり、支えてくれるスタッフたちを見下していった。女性に対する態度もしかり。
 一方、彼らを取り巻く状況も時代も認識も劇的に変化していったが、しかしその変化に気づかない、そして追いつけないタレントたちの旧態依然とした振る舞いが問題となり、一気に噴出した。
田原俊彦、セクハラ行為よりもヤバいところ
 第2位の田原俊彦“セクハラ問題”も同様だ。6月15日、『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)に出演した田原は、女子アナに卑猥な発言をした上にアナの手を触ったりするセクハラ行為を行った。本番中にその様子が流され大炎上し、TBSラジオも田原サイドに再発防止の申し入れを行う事態に。
 しかし本人はどこ吹く風。22日の新曲発売イベント前の取材でも“僕としては通常運転”“なんか騒がれちゃって”“昭和ど真ん中ですから”など軽〜く発言して、またしても炎上騒動に。ついには予定されていたNHK歌番組の出演取り辞めという深刻事態に発展している。
 田原に限らず、こうした騒動を起こす人間って、本質的に何も理解していなのだろう。(自分は)いつものようにウケ狙いのおちゃらけ発言をしただけで、セクハラなんて認識はもちろんない。そもそも“特別な俺だからなんでも許される”と根拠なき自信まで持っている。
 その後ネットなどで問題になっても、“大変な時代になったね”“ネット見ないからさ”と悠長に構えてかつ他人事。そもそも何が問題だかわからないから。
 かつてはそれで通じたのかもしれない。しかし今は違う。スポンサーやテレビ局はコンプラに厳しくなり、大手芸能事務所もかつての影響力はない。そしてスポンサー離れや番組降板という事態になり、初めてその重大さに気づく。
 しかし、ここまできても自身の置かれた状況や立場がヤバイことは認識しても、そもそも自分の言動の何が問題になっているのはよくわかっていない。だから同じような問題が繰り返し起こる――。次は誰かなぁ。
Snow Man・目黒蓮もコンプラ問題?
 そして最後も、ある意味でコンプラ問題だ。Snow Man・目黒蓮が日本映画界の巨匠・小津安二郎監督の青春時代を題材とした映画に出演予定だったという。しかも監督は話題作を数多く手がける周防正行氏。ぜひ観たい! 
 が、クランクインを前に目黒サイドが降板を申し入れた。
 理由は、小津監督が兵士として日中戦争に従軍したことがあるから。目黒の所属するSnow Manにとって中国進出は悲願である。もし映画に従軍シーンがあれば、その描写次第では中国で問題になる可能性がある。それはまずい、ということらしい。残念だ。
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