大谷翔平、天皇家同様に“理想の家族”とマスコミが持ち上げる一方……心配になる“不穏な情報”
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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
2022年10月に亡くなったザ・ドリフターズ仲本工事さん。その妻で歌手の三代純歌との夫婦関係に関する数多くの報道がなされたが、報道した「女性自身」「週刊女性」「週刊新潮」の3誌の責任者が名誉毀損と偽計業務妨害の疑いで書類送検されたらしい。三代側の発表であり民事訴訟も進行中というが、書類送検という重い事態だけに、その詳細が待たれる。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・大谷翔平一家は天皇家同様に“理想の家族”
・かつての“理想の家族”と大谷家に関して心配になる情報
・嵐特集で無理やり美談が続くワケ
・松田龍平、父親の名作リメイク版に出演
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第755回(7/24〜7/29発売号より)
1位「大谷翔平 パーフェクトな“イクメン二刀流”」(「週刊女性」8月12日号)
同「真美子さん 『寝不足顏は晒せない』婦人会出席救う『涙袋メークの達人』」(「女性自身」8月12日号)
同「大谷翔平 『家族と過ごせない!』こじれるハワイビジネス3つの深刻」(「女性セブン」8月14日号)
2位「嵐 『ミセス大森元貴に新曲を!』ラストライブに助っ人最強軍団」(「女性自身」8月12日号)
同「嵐ラストツアーに“盟友”も出席へ」(「週刊女性」8月12日号)
同「二宮和也 嵐ラストライブへ松本潤との『雪解け』」(「女性セブン」8月14日号)
3位「松田龍平 『“恐ろしい父“を偲ぶ兄弟旅』」(「女性自身」8月12日号)
大谷翔平一家は天皇家同様に“理想の家族”
二刀流復活、記録づくしの快進撃、赤ちゃん誕生でハッピー私生活――。大谷翔平の快進撃が止まらない。夫婦円満ぶりや、爽やかぶりなども加えてすべてがパーフェクトなのだから、好感度も高ければ、マスコミの注目度も高い。
そんな大谷を、今週も女性週刊誌がそろって取り上げている。まず、その絶賛ぶりがもっとも激しかったのが「週刊女性」だ。
娘の存在が日々の活力になっていること、また午前中は娘をお風呂に入れたり積極的にお世話している“イクメン”ぶり、さらに来年2月に愛犬デコピンが主人公の絵本が発売予定で、その売り上げの一部が犬の保護団体に寄付されることなどを紹介、芸能レポーター・川内天子の「お世辞抜きでパーフェクトッ!! ケチのつけようがないです」という少々興奮気味のコメントも(特に大谷とは関係ないはずの川内になぜこんなコメントをさせたのか、その人選は不可思議だが)。
そして、こう結論付けた。“家族の幸せの見本”と。
そして「女性自身」が注目したのは真美子夫人の“美容”だ。オールスター戦の恒例行事「レッドカーペットショー」に夫とともに参加した真美子さんのアトランタのヘアスタイリストや、妊娠中からチェックしてハマっているという韓国の大人気トップメイクアップアーチストを紹介するなど、真美子さんの“美容方法”を伝授、まさに“ファッション・メイクリーダー”的に持ち上げている。
確かに現在の大谷一家は“理想の家族”だ。そして女性週刊誌は、こうした理想の家族像を好んで報じる。女性週刊誌といえば創刊当時から皇室記事をメイントピックスと位置づけ、その伝統的家族像や動向を伝えてきた。今でも皇室報道は女性週刊誌の最大の特徴であり柱だ。
そして今、大谷一家もまた天皇家同様、“現代の理想的家族”となり、そのため女性週刊誌がその動向を盛んに報じる。
かつての“理想の家族”と大谷家に関して心配になる情報
大谷家の“理想の家族”がずっと続くことを願ってはいる。が、しかし少し心配だ。
かつて“理想の家族”として存在したのが、1990年初頭の若貴ブームに沸いた花田家だ。あのころ、いろんな意味でまるで天皇家のような人気であり、存在だった花田家。当時マスコミも盛んに一家を“理想の家族”と持ち上げ、連日その動向を報じ続けた。
しかし、その後は家族間の不仲、軋轢などでもろくも崩壊し、今やネガティブなことばかりが話題になるトホホな状況に。栄光と影――そんな言葉がぴったりな、かつての“理想の家族”。
そんな花田家の二の舞にならないと思いたいが、「女性セブン」を見て少し不安に。大谷が“広告塔”となっていたハワイの別荘リゾートビジネスだが、工事が進んでおらず、予定地が荒野のようだというのだ。不穏な情報、心配だ。
嵐特集で無理やり美談が続くワケ
そして大谷翔平同様の人気者・嵐の“ラストコンサート”について、これまた女性週刊誌が3誌そろい踏みだ。その内容はというと、まだ会場も決まっていないということで、推測と予想の嵐でしかないが(笑)。
まず「女性自身」が注目したのは、ラストコンサートの“大物助っ人たち”。もちろん関係者の匿名コメントなどをつなげた推測だが、出るわ出るわ。
松本潤と親しいアリーナツアー中の星野源には「ライブの空気感などについて相談しているのではないでしょうか」。ジム仲間の松任谷由実とは「最新技術に敏感な松本さんと情報交換していることでしょう」。
また松潤だけでなく、櫻井翔も「有名ラッパーであるm-floのVERBALさん(49)と近年距離を縮めていて、パフォーマンスに際して助言を仰ぐのでは」。さらに嵐とは深い関係のあるMrs. GREEN APPLEの大森元貴の名も。
一方の「週刊女性」は、嵐にとってJr.時代からの“盟友”長谷川純がラストツアーに出演することが内定して、すでにリハーサルもしていること、かつて相葉雅紀、二宮和也、松潤とユニットを組んでいた生田斗真の出演も“考えられる”などとラストツアーの準備情報を報じている。
また「女性セブン」では、松潤と二宮のかつての確執を持ち出した。19年11月に二宮が結婚した際には松本の反発もあったが、しかし数年がたち、今年7月16日には『ニノなのに』(TBS系)で3年半ぶりに共演するなど、ラストライブに向け“雪解け”したことがレポートされる。
いずれにせよ大きな関心と話題を呼ぶであろう嵐のラストライブについて、各誌とも記事を掲載したいが、新情報はもとより大したネタがない、なのでメンバー間や関係アーティストとの“絆”“美談”でお茶を濁す。そんなところだろう。今後も“無理やり美談”の嵐特集が続くはずだ。
松田龍平、父親の名作リメイク版に出演
松田龍平が父親の松田優作の名作『探偵物語』のリメイク版に出演が決定したという。記事によると、それはテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で来年の1月期から放送予定らしい。楽しみだ。
なにしろ優作は、このドラマで共演した美由紀とその後結婚し、長男の龍平はじめ3人の子どもをもうけることになるのだから、そんな因果も含めてワクワク。
2022年10月に亡くなったザ・ドリフターズ仲本工事さん。その妻で歌手の三代純歌との夫婦関係に関する数多くの報道がなされたが、報道した「女性自身」「週刊女性」「週刊新潮」の3誌の責任者が名誉毀損と偽計業務妨害の疑いで書類送検されたらしい。三代側の発表であり民事訴訟も進行中というが、書類送検という重い事態だけに、その詳細が待たれる。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・大谷翔平一家は天皇家同様に“理想の家族”
・かつての“理想の家族”と大谷家に関して心配になる情報
・嵐特集で無理やり美談が続くワケ
・松田龍平、父親の名作リメイク版に出演
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第755回(7/24〜7/29発売号より)
1位「大谷翔平 パーフェクトな“イクメン二刀流”」(「週刊女性」8月12日号)
同「真美子さん 『寝不足顏は晒せない』婦人会出席救う『涙袋メークの達人』」(「女性自身」8月12日号)
同「大谷翔平 『家族と過ごせない!』こじれるハワイビジネス3つの深刻」(「女性セブン」8月14日号)
2位「嵐 『ミセス大森元貴に新曲を!』ラストライブに助っ人最強軍団」(「女性自身」8月12日号)
同「嵐ラストツアーに“盟友”も出席へ」(「週刊女性」8月12日号)
同「二宮和也 嵐ラストライブへ松本潤との『雪解け』」(「女性セブン」8月14日号)
3位「松田龍平 『“恐ろしい父“を偲ぶ兄弟旅』」(「女性自身」8月12日号)
大谷翔平一家は天皇家同様に“理想の家族”
二刀流復活、記録づくしの快進撃、赤ちゃん誕生でハッピー私生活――。大谷翔平の快進撃が止まらない。夫婦円満ぶりや、爽やかぶりなども加えてすべてがパーフェクトなのだから、好感度も高ければ、マスコミの注目度も高い。
そんな大谷を、今週も女性週刊誌がそろって取り上げている。まず、その絶賛ぶりがもっとも激しかったのが「週刊女性」だ。
娘の存在が日々の活力になっていること、また午前中は娘をお風呂に入れたり積極的にお世話している“イクメン”ぶり、さらに来年2月に愛犬デコピンが主人公の絵本が発売予定で、その売り上げの一部が犬の保護団体に寄付されることなどを紹介、芸能レポーター・川内天子の「お世辞抜きでパーフェクトッ!! ケチのつけようがないです」という少々興奮気味のコメントも(特に大谷とは関係ないはずの川内になぜこんなコメントをさせたのか、その人選は不可思議だが)。
そして、こう結論付けた。“家族の幸せの見本”と。
そして「女性自身」が注目したのは真美子夫人の“美容”だ。オールスター戦の恒例行事「レッドカーペットショー」に夫とともに参加した真美子さんのアトランタのヘアスタイリストや、妊娠中からチェックしてハマっているという韓国の大人気トップメイクアップアーチストを紹介するなど、真美子さんの“美容方法”を伝授、まさに“ファッション・メイクリーダー”的に持ち上げている。
確かに現在の大谷一家は“理想の家族”だ。そして女性週刊誌は、こうした理想の家族像を好んで報じる。女性週刊誌といえば創刊当時から皇室記事をメイントピックスと位置づけ、その伝統的家族像や動向を伝えてきた。今でも皇室報道は女性週刊誌の最大の特徴であり柱だ。
そして今、大谷一家もまた天皇家同様、“現代の理想的家族”となり、そのため女性週刊誌がその動向を盛んに報じる。
かつての“理想の家族”と大谷家に関して心配になる情報
大谷家の“理想の家族”がずっと続くことを願ってはいる。が、しかし少し心配だ。
かつて“理想の家族”として存在したのが、1990年初頭の若貴ブームに沸いた花田家だ。あのころ、いろんな意味でまるで天皇家のような人気であり、存在だった花田家。当時マスコミも盛んに一家を“理想の家族”と持ち上げ、連日その動向を報じ続けた。
しかし、その後は家族間の不仲、軋轢などでもろくも崩壊し、今やネガティブなことばかりが話題になるトホホな状況に。栄光と影――そんな言葉がぴったりな、かつての“理想の家族”。
そんな花田家の二の舞にならないと思いたいが、「女性セブン」を見て少し不安に。大谷が“広告塔”となっていたハワイの別荘リゾートビジネスだが、工事が進んでおらず、予定地が荒野のようだというのだ。不穏な情報、心配だ。
嵐特集で無理やり美談が続くワケ
そして大谷翔平同様の人気者・嵐の“ラストコンサート”について、これまた女性週刊誌が3誌そろい踏みだ。その内容はというと、まだ会場も決まっていないということで、推測と予想の嵐でしかないが(笑)。
まず「女性自身」が注目したのは、ラストコンサートの“大物助っ人たち”。もちろん関係者の匿名コメントなどをつなげた推測だが、出るわ出るわ。
松本潤と親しいアリーナツアー中の星野源には「ライブの空気感などについて相談しているのではないでしょうか」。ジム仲間の松任谷由実とは「最新技術に敏感な松本さんと情報交換していることでしょう」。
また松潤だけでなく、櫻井翔も「有名ラッパーであるm-floのVERBALさん(49)と近年距離を縮めていて、パフォーマンスに際して助言を仰ぐのでは」。さらに嵐とは深い関係のあるMrs. GREEN APPLEの大森元貴の名も。
一方の「週刊女性」は、嵐にとってJr.時代からの“盟友”長谷川純がラストツアーに出演することが内定して、すでにリハーサルもしていること、かつて相葉雅紀、二宮和也、松潤とユニットを組んでいた生田斗真の出演も“考えられる”などとラストツアーの準備情報を報じている。
また「女性セブン」では、松潤と二宮のかつての確執を持ち出した。19年11月に二宮が結婚した際には松本の反発もあったが、しかし数年がたち、今年7月16日には『ニノなのに』(TBS系)で3年半ぶりに共演するなど、ラストライブに向け“雪解け”したことがレポートされる。
いずれにせよ大きな関心と話題を呼ぶであろう嵐のラストライブについて、各誌とも記事を掲載したいが、新情報はもとより大したネタがない、なのでメンバー間や関係アーティストとの“絆”“美談”でお茶を濁す。そんなところだろう。今後も“無理やり美談”の嵐特集が続くはずだ。
松田龍平、父親の名作リメイク版に出演
松田龍平が父親の松田優作の名作『探偵物語』のリメイク版に出演が決定したという。記事によると、それはテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で来年の1月期から放送予定らしい。楽しみだ。
なにしろ優作は、このドラマで共演した美由紀とその後結婚し、長男の龍平はじめ3人の子どもをもうけることになるのだから、そんな因果も含めてワクワク。