【プウ美ねえさんのお悩み相談】一人でポツン……。息子に友だちができません
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家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。
目次
・今回のお悩み:「一人でポツン……。息子に友だちができません」
・プウ美ねえさんの回答
・今月のエプロンメモ
<今回のお悩み>
「一人でポツン……。息子に友だちができません」
プウ美ねえさん、こんにちは。息子のことでご相談です。
4月から中学生となり、新生活が始まりました。小学生の時は周りが保育園から一緒の子はかりで仲の良い友達もいましたが、中学に入り、他の小学校からも来ている生徒も多く、馴染めていないようです。
話せる子は小学校から一緒ですが、あまり仲良くはなかった子ひとりだけ。他の子にはなかなか話しかけられず、向こうからも話しかけてもらえず、ひとりぼっちのことも多いようです。
また、興味のないことはしない性格なので、部活にも入らず、すぐ帰宅してダラダラしています。まだ5月、これから友達もできるはずと思いたいですが、今から輪に入っていけるか、親としては不安やら可哀想やら。
私が同じ性格でなかなか人と馴染めず、ポツンタイプなので、私のせいだと子どもに申し訳ない気持ちもあります。
プウ美ねえさん、私が不安がってばかりではいけませんが、どう気持ちを前向きにし、子どもに接していけば良いかお教えください。よろしくお願いします。(かねこ・52歳)
プウ美ねえさんの回答
ご子息を愛するがゆえの責任感、そこからくるご心配ですね。でも、おっしゃるとおりまだ1学期ですから、せっついたりせず見守りたいところです。
親御さん自身がポツンを自覚しているなら、否定せず味方になってはいかが。ポツンには、客観性を育てる時間があります。人と違う考え方ができたり、周りに流されない行動ができるようになるかもしれません。もしもご子息のほうから友達づきあいについて相談されたら「皆とワイワイだけが正解じゃない。心地よければ1人でもいい。でも、仲良くなりたい人がいたら自分から声かけてソンはない」と言ってあげてほしいです。大人に言われたかった言葉です。
おねえさんは同年代の子に興味がなく、完全ポツンでした。友達作れと言ってこなかった親には感謝しています。むしろ、たまに子供同士ではしゃいだ時「周りと仲良くすることもできるのね」などと褒めてきた、よその大人がとても気持ち悪かったです。型にはめられるような気がしたのです。
「興味のないことはしない性格」「私と同じ」というお決めつけ、すこしづつ変えたほうがよいかも。ご子息はどんどん変わっていく可能性の塊。もうあなたの分身ではなく、別の人格です。この世で一番大切な他人、ぐらいに思って接してはいかがでしょうか。責任の圧がだいぶん軽くなりますよ。
ポツンは問題ないですが、好きなことが少ないと不利ですね。親御さんは、世界の楽しさを教えることができます。あなたの好きな映画を一緒にみたり、本を貸したりしてあげてください。おねえさんは親の真似をしてマンガを読んだり手芸をするようになったおかげで、学生時代に退屈したことがありません。
今月のエプロンメモ
他人を傷つけるものでないかぎり、彼の興味を詮索したり口出ししたりなさいませんように。好きな物は、大人に踏み荒らされたくないものです。おねえさんも、親とは共有しませんでした。のめりこむような好きなことが見つかれば、いつか、好きを分かち合う仲間を作りたくなるかもしれませんよ。
<お悩み大募集>
サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。
お悩み相談応募は
こちらから
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「一人でポツン……。息子に友だちができません」
プウ美ねえさん、こんにちは。息子のことでご相談です。
4月から中学生となり、新生活が始まりました。小学生の時は周りが保育園から一緒の子はかりで仲の良い友達もいましたが、中学に入り、他の小学校からも来ている生徒も多く、馴染めていないようです。
話せる子は小学校から一緒ですが、あまり仲良くはなかった子ひとりだけ。他の子にはなかなか話しかけられず、向こうからも話しかけてもらえず、ひとりぼっちのことも多いようです。
また、興味のないことはしない性格なので、部活にも入らず、すぐ帰宅してダラダラしています。まだ5月、これから友達もできるはずと思いたいですが、今から輪に入っていけるか、親としては不安やら可哀想やら。
私が同じ性格でなかなか人と馴染めず、ポツンタイプなので、私のせいだと子どもに申し訳ない気持ちもあります。
プウ美ねえさん、私が不安がってばかりではいけませんが、どう気持ちを前向きにし、子どもに接していけば良いかお教えください。よろしくお願いします。(かねこ・52歳)
プウ美ねえさんの回答
ご子息を愛するがゆえの責任感、そこからくるご心配ですね。でも、おっしゃるとおりまだ1学期ですから、せっついたりせず見守りたいところです。
親御さん自身がポツンを自覚しているなら、否定せず味方になってはいかが。ポツンには、客観性を育てる時間があります。人と違う考え方ができたり、周りに流されない行動ができるようになるかもしれません。もしもご子息のほうから友達づきあいについて相談されたら「皆とワイワイだけが正解じゃない。心地よければ1人でもいい。でも、仲良くなりたい人がいたら自分から声かけてソンはない」と言ってあげてほしいです。大人に言われたかった言葉です。
おねえさんは同年代の子に興味がなく、完全ポツンでした。友達作れと言ってこなかった親には感謝しています。むしろ、たまに子供同士ではしゃいだ時「周りと仲良くすることもできるのね」などと褒めてきた、よその大人がとても気持ち悪かったです。型にはめられるような気がしたのです。
「興味のないことはしない性格」「私と同じ」というお決めつけ、すこしづつ変えたほうがよいかも。ご子息はどんどん変わっていく可能性の塊。もうあなたの分身ではなく、別の人格です。この世で一番大切な他人、ぐらいに思って接してはいかがでしょうか。責任の圧がだいぶん軽くなりますよ。
ポツンは問題ないですが、好きなことが少ないと不利ですね。親御さんは、世界の楽しさを教えることができます。あなたの好きな映画を一緒にみたり、本を貸したりしてあげてください。おねえさんは親の真似をしてマンガを読んだり手芸をするようになったおかげで、学生時代に退屈したことがありません。
今月のエプロンメモ
他人を傷つけるものでないかぎり、彼の興味を詮索したり口出ししたりなさいませんように。好きな物は、大人に踏み荒らされたくないものです。おねえさんも、親とは共有しませんでした。のめりこむような好きなことが見つかれば、いつか、好きを分かち合う仲間を作りたくなるかもしれませんよ。
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