『カムカムエヴリバディ』がぶっちぎり! 令和の朝ドラで面白かった作品ランキングトップ3発表
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【サイゾーオンラインより】
1961年に放送が始まったNHK連続テレビ小説。現在放送中の今田美桜主演『あんぱん』で、第112作品目を迎えました。同作は、『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしと、その妻・小松暢の夫婦をモデルにした物語となっています。
これまで、時代設定や舞台が異なるさまざまな作品が制作されてきた朝ドラ。『あんぱん』同様、実在の人物をモデルに描いた『スカーレット』『ブギウギ』をはじめ、オリジナルの現代劇『おかえりモネ』『舞いあがれ!』など、ジャンルやテーマも多岐にわたっています。
そこで今回は、「令和朝ドラの中で1番面白かったと思う作品はどれ?」をアンケート調査しました。回答の選択肢は下記の12作品。これらから1作品を選び、回答してもらいました。(実施期間:2025年5月16日~25日、回答数:1139)
・戸田恵梨香『スカーレット』(2019年度後期)
・窪田正孝『エール』(2020年度前期)
・杉咲花『おちょやん』(2020年度後期)
・清原果耶『おかえりモネ』(2021年度前期)
・上白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)
・黒島結菜『ちむどんどん』(2022年度前期)
・福原遥『舞いあがれ!』(2022年度後期)
・神木隆之介『らんまん』(2023年度前期)
・趣里『ブキウギ』(2023年度後期)
・伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期)
・橋本環奈『おむすび』(2024年度後期)
・今田美桜『あんぱん』(2025年度前期
1位:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期) 559票(49%)
過半数近い票を集めて1位に輝いたのは、2021年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』。上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がヒロインを務め、100年にわたる三世代の物語を描くという、前例のない構成が大きな話題に。ファンからは『カムカム』の愛称で親しまれ、幅広い層から支持を集めました。
24年11月から始まった再放送も注目を集め、25年4月に最終回を迎えた際には「カムカム最終回」や、劇中であんこを作るときのセリフ「おいしゅうなれ」がSNS上でトレンド入り。放送当時を思い出して再び涙したという声や、初視聴ながら魅了されたという感想も多く見られ、再放送とは思えないほどの盛り上がりを見せました。
アンケート回答では、三人三様のヒロインの高い演技力や、巧みに伏線が張られた脚本の完成度を評価する意見が多数寄せられました。中でも目立ったのは、「朝ドラを初めて完走した」「再放送でも何度も泣いた」など、作品に深く引き込まれたという声。半年にわたる長丁場の放送ながら、多くの人が最後まで見届けたことからも、人気の高さが伝わってきます。
2位:伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期) 240票(21%)
2位となったのは、24年度前期に放送された伊藤沙莉主演の『虎に翼』でした。ヒロイン・猪爪寅子は、日本で初めて女性として法曹の世界に飛び込み、弁護士・裁判官となった三淵嘉子がモデル。実在の人物をベースに、困難な時代を懸命に生き抜いた女性の姿をオリジナルストーリーとして描いています。
従来の“明るく前向きでみんなに愛される”という朝ドラのヒロイン像とは異なり、寅子は聡明で意志が強い人物。伊藤のリアリティに満ちた演技とユーモアを織り交ぜた脚本によって、多くの視聴者の共感を集めました。
全編を通して、憲法や人権といった難解なテーマを丁寧に描いた点も高く評価されています。今回のアンケート回答でも、「難しい問題をわかりやすく伝えてくれた」「毎日放送が待ち遠しかった」といった声が寄せられていました。知的なテーマと親しみやすさを両立させた成功例として、今後も語り継がれる作品となりそうです。
3位:神木隆之介『らんまん』(2023年度前期) 76票(7%)
3位には、23年度前期放送の『らんまん』がランクイン。神木隆之介が主人公の槙野万太郎を、浜辺美波が万太郎を支える妻・寿恵子を演じました。高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルに、植物を愛し続けた万太郎の波乱に満ちた人生を、オリジナル要素を交えて描いています。
“植物学者”が主人公でありながら、学問そのものに重きを置くのではなく、万太郎と寿恵子の夫婦愛や、志尊淳演じる槙野竹雄との友情といった人間関係に重心を置いた本作。登場人物たちのキャラクターは爽やかで親しみやすく、温かなストーリーが視聴者の心を掴みました。
サイゾーウーマン読者からもでも、「竹雄と万太郎のやりとりに癒やされた」「夫婦の絆が良かった」といった声が寄せられ、キャラクター同士の深い関係性を丁寧に描いたことから、高く評価されているようです。
【それぞれの投票コメント】
1位:白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期) 559票(49%)
◎朝ドラ史上初とも言える、3人のヒロインによる百年の物語。見事なバトンリレーと、クライマックスにおける伏線回収。毎回神回とも思えるほど、良かったです。
◎3人のヒロインの演技力が素晴らしかった。脚本も、伏線がちりばめられていて、毎日ドラマを観るのが楽しみだった。
◎緻密なストーリーと、キャストの皆さんの熱演。全話欠かさず観ただけでなく、2週目(再放送)も完走するくらい、ハマりました。
◎初めて自分の意志で全話通して観た朝ドラ。たくさん励まされ勇気づけられた。3人のヒロインが全員違う生き方をしているのもいい。
◎朝ドラは見てませんでしたがこの朝ドラは途中から見出し再放送も楽しみました。一人の女性の出来事を当時の社会情勢絡ませながらの構成と横の繋がり等も考慮しながら素晴らしいドラマと感じました。再再放送があれば又楽しむと思います。泣きました!
2位:伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期) 240票(21%)
◎毎日毎日、こんなに続きが気になってしょうがない作品は初めてでした。現在配信サイトで最初から観返していますが、やっぱり視聴者をぐんと惹きつける力を持っている作品だなと思います。
◎今の時代まで、そしてこの先も続いていくであろう問題を、わかりやすく描いている。憲法、人権、といった堅苦しいと思われがちな題材をわかりやすく提示してくれた。
◎カムカムと迷ったが、史実があり、難しいテーマなのに、物語として毎日楽しみにできる脚本、演出等はすごいと思った。
3位:神木隆之介『らんまん』(2023年度前期) 76票(7%)
◎竹雄と万太郎のやりとりも良かったし、すえちゃんとの図鑑を見るラストシーンも忘れられません。
◎初めてじっくり観る余裕ができたときに観た朝ドラでした。夫婦の感じが良かった。
4位以下のランキングと、コメント全文はこちら!
1961年に放送が始まったNHK連続テレビ小説。現在放送中の今田美桜主演『あんぱん』で、第112作品目を迎えました。同作は、『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしと、その妻・小松暢の夫婦をモデルにした物語となっています。
これまで、時代設定や舞台が異なるさまざまな作品が制作されてきた朝ドラ。『あんぱん』同様、実在の人物をモデルに描いた『スカーレット』『ブギウギ』をはじめ、オリジナルの現代劇『おかえりモネ』『舞いあがれ!』など、ジャンルやテーマも多岐にわたっています。
そこで今回は、「令和朝ドラの中で1番面白かったと思う作品はどれ?」をアンケート調査しました。回答の選択肢は下記の12作品。これらから1作品を選び、回答してもらいました。(実施期間:2025年5月16日~25日、回答数:1139)
・戸田恵梨香『スカーレット』(2019年度後期)
・窪田正孝『エール』(2020年度前期)
・杉咲花『おちょやん』(2020年度後期)
・清原果耶『おかえりモネ』(2021年度前期)
・上白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)
・黒島結菜『ちむどんどん』(2022年度前期)
・福原遥『舞いあがれ!』(2022年度後期)
・神木隆之介『らんまん』(2023年度前期)
・趣里『ブキウギ』(2023年度後期)
・伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期)
・橋本環奈『おむすび』(2024年度後期)
・今田美桜『あんぱん』(2025年度前期
1位:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期) 559票(49%)
過半数近い票を集めて1位に輝いたのは、2021年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』。上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がヒロインを務め、100年にわたる三世代の物語を描くという、前例のない構成が大きな話題に。ファンからは『カムカム』の愛称で親しまれ、幅広い層から支持を集めました。
24年11月から始まった再放送も注目を集め、25年4月に最終回を迎えた際には「カムカム最終回」や、劇中であんこを作るときのセリフ「おいしゅうなれ」がSNS上でトレンド入り。放送当時を思い出して再び涙したという声や、初視聴ながら魅了されたという感想も多く見られ、再放送とは思えないほどの盛り上がりを見せました。
アンケート回答では、三人三様のヒロインの高い演技力や、巧みに伏線が張られた脚本の完成度を評価する意見が多数寄せられました。中でも目立ったのは、「朝ドラを初めて完走した」「再放送でも何度も泣いた」など、作品に深く引き込まれたという声。半年にわたる長丁場の放送ながら、多くの人が最後まで見届けたことからも、人気の高さが伝わってきます。
2位:伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期) 240票(21%)
2位となったのは、24年度前期に放送された伊藤沙莉主演の『虎に翼』でした。ヒロイン・猪爪寅子は、日本で初めて女性として法曹の世界に飛び込み、弁護士・裁判官となった三淵嘉子がモデル。実在の人物をベースに、困難な時代を懸命に生き抜いた女性の姿をオリジナルストーリーとして描いています。
従来の“明るく前向きでみんなに愛される”という朝ドラのヒロイン像とは異なり、寅子は聡明で意志が強い人物。伊藤のリアリティに満ちた演技とユーモアを織り交ぜた脚本によって、多くの視聴者の共感を集めました。
全編を通して、憲法や人権といった難解なテーマを丁寧に描いた点も高く評価されています。今回のアンケート回答でも、「難しい問題をわかりやすく伝えてくれた」「毎日放送が待ち遠しかった」といった声が寄せられていました。知的なテーマと親しみやすさを両立させた成功例として、今後も語り継がれる作品となりそうです。
3位:神木隆之介『らんまん』(2023年度前期) 76票(7%)
3位には、23年度前期放送の『らんまん』がランクイン。神木隆之介が主人公の槙野万太郎を、浜辺美波が万太郎を支える妻・寿恵子を演じました。高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルに、植物を愛し続けた万太郎の波乱に満ちた人生を、オリジナル要素を交えて描いています。
“植物学者”が主人公でありながら、学問そのものに重きを置くのではなく、万太郎と寿恵子の夫婦愛や、志尊淳演じる槙野竹雄との友情といった人間関係に重心を置いた本作。登場人物たちのキャラクターは爽やかで親しみやすく、温かなストーリーが視聴者の心を掴みました。
サイゾーウーマン読者からもでも、「竹雄と万太郎のやりとりに癒やされた」「夫婦の絆が良かった」といった声が寄せられ、キャラクター同士の深い関係性を丁寧に描いたことから、高く評価されているようです。
【それぞれの投票コメント】
1位:白石萌音、深津絵里、川栄李奈『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期) 559票(49%)
◎朝ドラ史上初とも言える、3人のヒロインによる百年の物語。見事なバトンリレーと、クライマックスにおける伏線回収。毎回神回とも思えるほど、良かったです。
◎3人のヒロインの演技力が素晴らしかった。脚本も、伏線がちりばめられていて、毎日ドラマを観るのが楽しみだった。
◎緻密なストーリーと、キャストの皆さんの熱演。全話欠かさず観ただけでなく、2週目(再放送)も完走するくらい、ハマりました。
◎初めて自分の意志で全話通して観た朝ドラ。たくさん励まされ勇気づけられた。3人のヒロインが全員違う生き方をしているのもいい。
◎朝ドラは見てませんでしたがこの朝ドラは途中から見出し再放送も楽しみました。一人の女性の出来事を当時の社会情勢絡ませながらの構成と横の繋がり等も考慮しながら素晴らしいドラマと感じました。再再放送があれば又楽しむと思います。泣きました!
2位:伊藤沙莉『虎に翼』(2024年度前期) 240票(21%)
◎毎日毎日、こんなに続きが気になってしょうがない作品は初めてでした。現在配信サイトで最初から観返していますが、やっぱり視聴者をぐんと惹きつける力を持っている作品だなと思います。
◎今の時代まで、そしてこの先も続いていくであろう問題を、わかりやすく描いている。憲法、人権、といった堅苦しいと思われがちな題材をわかりやすく提示してくれた。
◎カムカムと迷ったが、史実があり、難しいテーマなのに、物語として毎日楽しみにできる脚本、演出等はすごいと思った。
3位:神木隆之介『らんまん』(2023年度前期) 76票(7%)
◎竹雄と万太郎のやりとりも良かったし、すえちゃんとの図鑑を見るラストシーンも忘れられません。
◎初めてじっくり観る余裕ができたときに観た朝ドラでした。夫婦の感じが良かった。
4位以下のランキングと、コメント全文はこちら!