WEST.藤井流星、主演ドラマ『キスバレ』撮影を回顧――「細かく聞かれる」インティマシー・コーディネーターの存在明かす
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【サイゾーオンラインより】
WEST.のメンバーが交代でパーソナリティを務めているラジオ番組『bayじゃないか』(bayfm)。4月26日放送回は藤井流星が登場し、ラブシーンなどが話題になったドラマ『キスでふさいで、バレないで。』(読売テレビ、以下『キスバレ』)の撮影裏話を語った。
目次
・WEST.・藤井流星、主演ドラマ『キスバレ』の裏話語る
・WEST.・藤井流星『キスバレ』撮影に、コーディネーターの存在
・WEST.・藤井流星、『キスバレ』撮影は「現場も最少人数」
WEST.・藤井流星「あんなセリフ言うことない」――主演ドラマ『キスバレ』の裏話語る
藤井と女優・紺野彩夏がダブル主演した同作は、電子コミックサイト・コミックシーモアにて連載中のふどのふどう氏による同名コミックの実写版。ドラマの公式サイトによると、原作はコミックシーモアの月間ランキングで通算28回も1位を獲得するほどの人気作で、累計300万部を突破しているという。
物語は、営業部に異動したばかりの佐藤楓(紺野)が夜の会社でうっかり廊下に締め出されてしまい、偶然通りかかった憧れの先輩・塩谷大輔(藤井)に助けられるところから展開。塩谷の同期でルームシェア相手の溝口悟(Travis Japan・川島如恵留)との三角関係も描かれていたほか、特に主演の2人は濃厚なラブシーンにも挑戦していた。
ドラマは読売テレビの「ドラマDiVE+」枠で2月3日深夜にスタートし、4月7日深夜に放送終了。今回の『bayじゃないか』では、リスナーから「キスシーンがたくさん出てきましたが、慣れましたか? どれも美しかったのですが、撮影中で気を付けていたことはありますか?」と、ドラマの裏話を求めるお便りを紹介した。
当時を思い返し、藤井は「あんなにキスシーンすることないからね。裏話で言うと、部屋のシーンは部屋のシーンで1日(撮影を)やるんですよ。1日、ずっとチューしてるみたいな日、あるわけですよ(笑)。新しいジャンルよね」と、照れ笑いを交えつつ回顧。ドラマの設定上、多くの“胸キュンセリフ”もあっただけに、「あんなセリフ言うことないやろな~」と、つぶやいた。
WEST.・藤井流星主演ドラマ『キスバレ』撮影に、インティマシー・コーディネーターの存在
なお、ドラマのオンエア自体は関西ローカルだったが、見逃し無料配信動画サービス・TVerのランキングで上位だったことに触れ、「皆さんのおかげ」「ホンマにありがたい」と視聴者に感謝。周囲の反響も大きかったといい、「普段、僕たちを応援してくれる子のまた別の、ああいうのが好きな方とかにも刺さってるところは刺さってるみたいで、めちゃくちゃうれしかった」と心境を語った。
また、撮影にあたり、監督やプロデューサーに対しては、事前に「生々しくはしたくない。あくまでキレイなもの」にしたいと話していたと告白。藤井本人は深夜ドラマなどのドロドロした物語で生々しいキスシーンが出てくると、「見てられないな、これ」と感じる瞬間があるんだとか。「そうはなりたくないな」と思い、「キレイに撮りたい」と、リクエストしていたという。
「原作のコミックはかなり際どいシーンが多いため、実写化が発表された時はSNS上で驚きの声が出ていたほどです。実際、ドラマ版は藤井が言うようにキスシーンが頻繁にあり、ベッドシーンなど過激な場面もありました。そのため、ドラマの撮影にはインティマシー・コーディネーター(性描写など身体の接触があるシーンで出演者のケアをするスタッフ)が入っていたとのこと。海外ではインティマシー・コーディネーターの存在は広く普及しているものの、日本のドラマや映画界は遅れを取っていると言われてきました。しかし近年、日本の作品でも導入が進んでいる印象です。『キスバレ』の撮影でも、現場で指示が出たことに対して『今の大丈夫ですか?』と、インティマシー・コーディネーターが確認してくれていたそうです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
WEST.・藤井流星、主演ドラマ『キスバレ』撮影は「細かく聞かれる」「現場も最少人数」
撮影当初、まず先方から「キスは大丈夫ですか?」と聞かれたという藤井は、「『キスバレ』って言ってるのに、『キスがダメ』って言ったらもう終わってるんですけど」とツッコみつつ、「“ハムハム系のやつ”大丈夫ですか?」との質問には、「相手側がよければ……」と答えたことを回顧。
「その次に『何ページの、手つなぐところあるんですけど、手つなぐの大丈夫ですか?』って(笑)。『キス大丈夫』って言ってるのに手つなぐのNGないやろ、みたいな。でも、それぐらい細かく聞かれるんですよ。勉強になりましたね」「基本的にはそういう方(インティマシー・コーディネーター)が入って。(中略)現場も最少人数みたいな。やっぱりこう、すごくああいうシーンは配慮される時代になったんやな~って思いましたね」としみじみ振り返った。
そして最後に、「飲みながら見たら楽しいと思いますよ、友達と」「『うわぁ~!』って言いながら(笑)」と、ドラマを宣伝していたのだった。
こうした発言を受けて、ファンからは「すごく配慮された環境だったことを知れてよかった。『キレイに撮りたい』っていう流星くんの気持ちもうれしかった」「ちゃんと専門家の方が入っていたと聞いて安心した。キスシーンもずっと映り方がキレイだったし、流星くんも女優さんも良い雰囲気で撮影できたんだなと思った」「放送が始まる前は不安だったけど、丁寧でキレイで、好きなドラマだったな~」といった感想が寄せられている。
7月30日には『キスバレ』のBlu-ray・DVD BOXが発売されるため、ラジオでの裏話を踏まえて見ると、よりドラマを楽しめるのかもしれない。
WEST.のメンバーが交代でパーソナリティを務めているラジオ番組『bayじゃないか』(bayfm)。4月26日放送回は藤井流星が登場し、ラブシーンなどが話題になったドラマ『キスでふさいで、バレないで。』(読売テレビ、以下『キスバレ』)の撮影裏話を語った。
目次
・WEST.・藤井流星、主演ドラマ『キスバレ』の裏話語る
・WEST.・藤井流星『キスバレ』撮影に、コーディネーターの存在
・WEST.・藤井流星、『キスバレ』撮影は「現場も最少人数」
WEST.・藤井流星「あんなセリフ言うことない」――主演ドラマ『キスバレ』の裏話語る
藤井と女優・紺野彩夏がダブル主演した同作は、電子コミックサイト・コミックシーモアにて連載中のふどのふどう氏による同名コミックの実写版。ドラマの公式サイトによると、原作はコミックシーモアの月間ランキングで通算28回も1位を獲得するほどの人気作で、累計300万部を突破しているという。
物語は、営業部に異動したばかりの佐藤楓(紺野)が夜の会社でうっかり廊下に締め出されてしまい、偶然通りかかった憧れの先輩・塩谷大輔(藤井)に助けられるところから展開。塩谷の同期でルームシェア相手の溝口悟(Travis Japan・川島如恵留)との三角関係も描かれていたほか、特に主演の2人は濃厚なラブシーンにも挑戦していた。
ドラマは読売テレビの「ドラマDiVE+」枠で2月3日深夜にスタートし、4月7日深夜に放送終了。今回の『bayじゃないか』では、リスナーから「キスシーンがたくさん出てきましたが、慣れましたか? どれも美しかったのですが、撮影中で気を付けていたことはありますか?」と、ドラマの裏話を求めるお便りを紹介した。
当時を思い返し、藤井は「あんなにキスシーンすることないからね。裏話で言うと、部屋のシーンは部屋のシーンで1日(撮影を)やるんですよ。1日、ずっとチューしてるみたいな日、あるわけですよ(笑)。新しいジャンルよね」と、照れ笑いを交えつつ回顧。ドラマの設定上、多くの“胸キュンセリフ”もあっただけに、「あんなセリフ言うことないやろな~」と、つぶやいた。
WEST.・藤井流星主演ドラマ『キスバレ』撮影に、インティマシー・コーディネーターの存在
なお、ドラマのオンエア自体は関西ローカルだったが、見逃し無料配信動画サービス・TVerのランキングで上位だったことに触れ、「皆さんのおかげ」「ホンマにありがたい」と視聴者に感謝。周囲の反響も大きかったといい、「普段、僕たちを応援してくれる子のまた別の、ああいうのが好きな方とかにも刺さってるところは刺さってるみたいで、めちゃくちゃうれしかった」と心境を語った。
また、撮影にあたり、監督やプロデューサーに対しては、事前に「生々しくはしたくない。あくまでキレイなもの」にしたいと話していたと告白。藤井本人は深夜ドラマなどのドロドロした物語で生々しいキスシーンが出てくると、「見てられないな、これ」と感じる瞬間があるんだとか。「そうはなりたくないな」と思い、「キレイに撮りたい」と、リクエストしていたという。
「原作のコミックはかなり際どいシーンが多いため、実写化が発表された時はSNS上で驚きの声が出ていたほどです。実際、ドラマ版は藤井が言うようにキスシーンが頻繁にあり、ベッドシーンなど過激な場面もありました。そのため、ドラマの撮影にはインティマシー・コーディネーター(性描写など身体の接触があるシーンで出演者のケアをするスタッフ)が入っていたとのこと。海外ではインティマシー・コーディネーターの存在は広く普及しているものの、日本のドラマや映画界は遅れを取っていると言われてきました。しかし近年、日本の作品でも導入が進んでいる印象です。『キスバレ』の撮影でも、現場で指示が出たことに対して『今の大丈夫ですか?』と、インティマシー・コーディネーターが確認してくれていたそうです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
WEST.・藤井流星、主演ドラマ『キスバレ』撮影は「細かく聞かれる」「現場も最少人数」
撮影当初、まず先方から「キスは大丈夫ですか?」と聞かれたという藤井は、「『キスバレ』って言ってるのに、『キスがダメ』って言ったらもう終わってるんですけど」とツッコみつつ、「“ハムハム系のやつ”大丈夫ですか?」との質問には、「相手側がよければ……」と答えたことを回顧。
「その次に『何ページの、手つなぐところあるんですけど、手つなぐの大丈夫ですか?』って(笑)。『キス大丈夫』って言ってるのに手つなぐのNGないやろ、みたいな。でも、それぐらい細かく聞かれるんですよ。勉強になりましたね」「基本的にはそういう方(インティマシー・コーディネーター)が入って。(中略)現場も最少人数みたいな。やっぱりこう、すごくああいうシーンは配慮される時代になったんやな~って思いましたね」としみじみ振り返った。
そして最後に、「飲みながら見たら楽しいと思いますよ、友達と」「『うわぁ~!』って言いながら(笑)」と、ドラマを宣伝していたのだった。
こうした発言を受けて、ファンからは「すごく配慮された環境だったことを知れてよかった。『キレイに撮りたい』っていう流星くんの気持ちもうれしかった」「ちゃんと専門家の方が入っていたと聞いて安心した。キスシーンもずっと映り方がキレイだったし、流星くんも女優さんも良い雰囲気で撮影できたんだなと思った」「放送が始まる前は不安だったけど、丁寧でキレイで、好きなドラマだったな~」といった感想が寄せられている。
7月30日には『キスバレ』のBlu-ray・DVD BOXが発売されるため、ラジオでの裏話を踏まえて見ると、よりドラマを楽しめるのかもしれない。