Snow Man、ベスト盤デジタル解禁でIMP.&中島健人にDL数及ばず……ストリーミングの週間総再生数2位の要因
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【サイゾーオンラインより】
Snow Manのベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』が初週7,491ダウンロード(以下、DL)を記録し、4月16日発表の「オリコン週間デジタルアルバムランキング」で初登場1位を獲得した。また、「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」のランクインは最高9位という結果だったものの、ストリーミングのほうは好調のようだ。
目次
・Snow Manのベストアルバム、デジタル版は初週7,491DL
・Snow Man、ベストアルバムのDL数が伸びなかったワケ
・Snow Man、ストリーミング週間総再生数は2位
初週139.5万枚売り上げたSnow Manのベストアルバム、デジタル版は初週7,491DL
Snow Manは、CDデビュー5周年の記念日である今年1月22日にグループ初のベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』をリリースし、初週139.5万枚(オリコン調べ、以下同)を売り上げた。
そして、4月7日午前0時より同作のDLとストリーミングが解禁され、11枚のシングル表題曲やメンバーとファンがセレクトした楽曲、ソロ楽曲(9曲)を含む全61曲の配信がスタート。7日付の「デイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」だと、5位にランクインした「タペストリー」(23年3月発売の8枚目シングル『タペストリー / W』)が最高順位で、DL数は非公表だった。
その後、16日に明らかになった「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」では「タペストリー」が4,288DLを稼ぎ、9位となった。
同ランキングでは、かつてSnow Manの後輩だったジュニア内ユニット・IMPACTorsの元メンバーからなる7人組ユニット・IMP.(現在はTOBEに所属)が同7日に配信した「Cheek to Cheek」が1万806DLで初登場3位に。また、8位には中島健人(元Sexy Zone)の配信曲「MONTAGE」(11日配信開始)が4,951DLでランクインしている。
IMP.、中島のDL数には及ばなかったSnow Manだが、同ランキングの50位以内にはほかにも複数の楽曲がランクインしており、13位に6枚目シングル「ブラザービート」(22年3月発売、3,577DL)、15位には「EMPIRE」(24年10月発売のアルバム『RAYS』のリード・トラック、3,150DL)が登場。
メンバー・目黒蓮が主演を務めた連続ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系、23年7月期放送)の主題歌「Dangerholic」(23年9月発売の9枚目シングル)は23位(2,893DL)、22年1月発売のデビュー曲「D.D.」が25位(2,772DL)に入り、ソロ楽曲のトップは佐久間大介の「守りたい、その笑顔」(26位、2,709DL)だった。
こうしてベストアルバム収録曲が複数ランクインしている一方で、CDが初週139.5万枚ものヒットを遂げたわりに、DL数はアルバム自体が初週7,491DL、単曲も「タペストリー」の4,288DLが最高記録など、その数字は大きく乖離している。
Snow Man、デジタル解禁のベストアルバムのDL数が伸びなかったワケ
なお、Snow Manの場合、昨年10月14日に「One」という楽曲ですでにDLとサブスクリプション(以下、サブスク)デビュー済みだ。これは、同30日発売の4枚目アルバム『RAYS』収録曲で、同5日から放送開始となったテレビアニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』(テレビ朝日系)のエンディング主題歌に起用されていた。
「10月14日午後12時にDLとサブスクの配信が始まり、同日付の『オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング』では2万9,152DLをマーク。週間ランキングでも初週3万9,275DLと、さほど伸びていなかったんです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
Snow Manが所属するSTARTO ENTERTAINMENTは、これまで音楽配信などを積極的に行っておらず、CDでのリリースが定番だった。
「近年は楽曲配信を実施するSTARTOアーティストが増えているとはいえ、多くのファンは“配信された楽曲を購入(DL)する”という手法にまだ慣れていないでしょう。実際、アルバムや収録楽曲ごとのDL数は1万台に届きませんでしたが、ストリーミングの再生数は高数字を叩き出していますからね。そもそも『THE BEST 2020 - 2025』は新曲メインの作品ではなくこれまでリリースしてきた楽曲をまとめたベスト盤ですから、デジタル版は数字が伸びにくかったのかもしれません」(同)
Snow Man、ストリーミング週間総再生数はMrs. GREEN APPLEに次いで2位
ちなみに、4月16日配信のニュースサイト「ORICON NEWS」の記事によれば、21日付の「オリコン週間ストリーミングランキング」(集計期間は同7日~13日)だとSnow Manの楽曲は一挙に24曲もランクインしており、総再生数は2位となる2770.5万回を記録したという。
今回の“本格サブスク解禁”により、49位の「ブラザービート」(週間再生数231.3万回)をはじめ、「タペストリー」(61位、203.5万回)、「Dangerholic」(69位、191.9万回)など計24曲がランクインしたとのこと。アーティスト別では「TOP500内の週間総再生数は2770.5万回となり、Mrs. GREEN APPLEに次ぐ2位に飛び込んできた」(原文ママ、以下同)とも伝えている。
「単曲のランキング(週間)だと9位の『タペストリー』が自身最高の順位でしたが、ストリーミング(週間)では同曲よりも『ブラザービート』が多く再生されていたとか(231万回以上)。『タペストリー』は目黒が単独初主演した映画『わたしの幸せな結婚』(23年3月17日公開)の主題歌で、『ブラザービート』(22年3月発売)はメンバー全員で主演した映画『おそ松さん』(22年3月25日公開)の主題歌です。映画で流れていたこともあり、“ライトなファン”が再生に貢献したのかもしれません。ちなみに、目黒のソロ曲『朝の時間』は週間ランキングで佐久間の26位に続き、29位(2,298DL)につけていました」(同)
今回のように、大量の楽曲をデジタル解禁するのは、Snow Manにとって初めてのこと。ひとまずシングル「One」やベストアルバムが先陣を切ったが、今後もSnow Manの楽曲配信は主流になっていくのだろうか?
Snow Manのベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』が初週7,491ダウンロード(以下、DL)を記録し、4月16日発表の「オリコン週間デジタルアルバムランキング」で初登場1位を獲得した。また、「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」のランクインは最高9位という結果だったものの、ストリーミングのほうは好調のようだ。
目次
・Snow Manのベストアルバム、デジタル版は初週7,491DL
・Snow Man、ベストアルバムのDL数が伸びなかったワケ
・Snow Man、ストリーミング週間総再生数は2位
初週139.5万枚売り上げたSnow Manのベストアルバム、デジタル版は初週7,491DL
Snow Manは、CDデビュー5周年の記念日である今年1月22日にグループ初のベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』をリリースし、初週139.5万枚(オリコン調べ、以下同)を売り上げた。
そして、4月7日午前0時より同作のDLとストリーミングが解禁され、11枚のシングル表題曲やメンバーとファンがセレクトした楽曲、ソロ楽曲(9曲)を含む全61曲の配信がスタート。7日付の「デイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」だと、5位にランクインした「タペストリー」(23年3月発売の8枚目シングル『タペストリー / W』)が最高順位で、DL数は非公表だった。
その後、16日に明らかになった「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」では「タペストリー」が4,288DLを稼ぎ、9位となった。
同ランキングでは、かつてSnow Manの後輩だったジュニア内ユニット・IMPACTorsの元メンバーからなる7人組ユニット・IMP.(現在はTOBEに所属)が同7日に配信した「Cheek to Cheek」が1万806DLで初登場3位に。また、8位には中島健人(元Sexy Zone)の配信曲「MONTAGE」(11日配信開始)が4,951DLでランクインしている。
IMP.、中島のDL数には及ばなかったSnow Manだが、同ランキングの50位以内にはほかにも複数の楽曲がランクインしており、13位に6枚目シングル「ブラザービート」(22年3月発売、3,577DL)、15位には「EMPIRE」(24年10月発売のアルバム『RAYS』のリード・トラック、3,150DL)が登場。
メンバー・目黒蓮が主演を務めた連続ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系、23年7月期放送)の主題歌「Dangerholic」(23年9月発売の9枚目シングル)は23位(2,893DL)、22年1月発売のデビュー曲「D.D.」が25位(2,772DL)に入り、ソロ楽曲のトップは佐久間大介の「守りたい、その笑顔」(26位、2,709DL)だった。
こうしてベストアルバム収録曲が複数ランクインしている一方で、CDが初週139.5万枚ものヒットを遂げたわりに、DL数はアルバム自体が初週7,491DL、単曲も「タペストリー」の4,288DLが最高記録など、その数字は大きく乖離している。
Snow Man、デジタル解禁のベストアルバムのDL数が伸びなかったワケ
なお、Snow Manの場合、昨年10月14日に「One」という楽曲ですでにDLとサブスクリプション(以下、サブスク)デビュー済みだ。これは、同30日発売の4枚目アルバム『RAYS』収録曲で、同5日から放送開始となったテレビアニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』(テレビ朝日系)のエンディング主題歌に起用されていた。
「10月14日午後12時にDLとサブスクの配信が始まり、同日付の『オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング』では2万9,152DLをマーク。週間ランキングでも初週3万9,275DLと、さほど伸びていなかったんです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
Snow Manが所属するSTARTO ENTERTAINMENTは、これまで音楽配信などを積極的に行っておらず、CDでのリリースが定番だった。
「近年は楽曲配信を実施するSTARTOアーティストが増えているとはいえ、多くのファンは“配信された楽曲を購入(DL)する”という手法にまだ慣れていないでしょう。実際、アルバムや収録楽曲ごとのDL数は1万台に届きませんでしたが、ストリーミングの再生数は高数字を叩き出していますからね。そもそも『THE BEST 2020 - 2025』は新曲メインの作品ではなくこれまでリリースしてきた楽曲をまとめたベスト盤ですから、デジタル版は数字が伸びにくかったのかもしれません」(同)
Snow Man、ストリーミング週間総再生数はMrs. GREEN APPLEに次いで2位
ちなみに、4月16日配信のニュースサイト「ORICON NEWS」の記事によれば、21日付の「オリコン週間ストリーミングランキング」(集計期間は同7日~13日)だとSnow Manの楽曲は一挙に24曲もランクインしており、総再生数は2位となる2770.5万回を記録したという。
今回の“本格サブスク解禁”により、49位の「ブラザービート」(週間再生数231.3万回)をはじめ、「タペストリー」(61位、203.5万回)、「Dangerholic」(69位、191.9万回)など計24曲がランクインしたとのこと。アーティスト別では「TOP500内の週間総再生数は2770.5万回となり、Mrs. GREEN APPLEに次ぐ2位に飛び込んできた」(原文ママ、以下同)とも伝えている。
「単曲のランキング(週間)だと9位の『タペストリー』が自身最高の順位でしたが、ストリーミング(週間)では同曲よりも『ブラザービート』が多く再生されていたとか(231万回以上)。『タペストリー』は目黒が単独初主演した映画『わたしの幸せな結婚』(23年3月17日公開)の主題歌で、『ブラザービート』(22年3月発売)はメンバー全員で主演した映画『おそ松さん』(22年3月25日公開)の主題歌です。映画で流れていたこともあり、“ライトなファン”が再生に貢献したのかもしれません。ちなみに、目黒のソロ曲『朝の時間』は週間ランキングで佐久間の26位に続き、29位(2,298DL)につけていました」(同)
今回のように、大量の楽曲をデジタル解禁するのは、Snow Manにとって初めてのこと。ひとまずシングル「One」やベストアルバムが先陣を切ったが、今後もSnow Manの楽曲配信は主流になっていくのだろうか?