KAT-TUNに事務所が「解散通告」の真偽はいかに――上田竜也の“作家デビュー”めぐりファンは不信感も

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サイゾーオンラインより】
 結成から約25年にわたって活動を続け、今年3月31日をもって解散したKAT-TUN。同日付で亀梨和也のみがSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)を離れ、上田竜也、中丸雄一は事務所に残ってソロ活動を継続中だ。先日、上田の“作家デビュー”が明らかになったが、その際に一部メディアで伝えられた「KAT-TUN解散通告」の文字に、ファンが動揺している。
目次
KAT-TUN解散は「会社として判断」に疑問の声
事務所が「解散通告」? 上田が“作家デビュー”もファンは不信感
上田、赤西仁と「面白いこと一緒にやれれば」
KAT-TUN、3月末で解散――「会社として判断」コメントにファンから疑問の声
 KAT-TUNは、2006年3月に「Real Face」でCDデビュー。当時はメンバーが6人いたものの、赤西仁(10年7月)、田中聖(13年9月)、田口淳之介(16年3月)が事務所を退所し、以降は亀梨、上田、中丸の3人体制となった。
 グループは来年、CDデビュー20周年を迎える予定だったが、今年2月12日にSTARTOは公式サイトでKAT-TUNの解散を発表。「およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断いたしました」(原文ママ、以下同)と説明。亀梨は退所し、上田と中丸とは個人として契約を継続すると報告した。
 この発表を受け、「納得いかない」と憤るファンが続出。“メンバーが望んだ上での結論”ではないのではないかと、疑問の声が相次いだのだ。芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。
「ファンは、STARTO側が書いた『会社として判断』したという一文が引っかかったようです。また、上田は解散発表翌日の13日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ『龍組』に『KAT-TUNを 守りきる事が出来なくて ごめんなさい』『俺もまだ正直 急展開で 心の整理が全く出来ていません』と吐露したことから、KAT-TUN解散は3人の意思ではなく、“会社主導”で決定したのではないかと疑う人も。ネット上のファンは、『本人たちも不本意の会社判断なのかな』『3人で話し合って決めたんじゃないの?』と戸惑い、解散に反対する声も多く出ていました」
 しかし、結果的にKAT-TUNの解散は覆らず、亀梨、上田、中丸は3月31日午後9時から、ファンクラブ会員限定で『Thanks to Hyphen 2025』と題した生配信(FAMILY CLUB onlineにて配信)を行い、グループ活動に終止符を打った。ただ、彼らは解散後にファンと直接会い、「感謝を伝える場を作る」とも話しており、詳細は後日発表されるとのことだ。
KAT-TUNに事務所が「解散通告」? 上田竜也が“作家デビュー”もファンは不信感
 そして、4月14日には上田の新たな活動が判明。「中日スポーツ」(東京中日スポーツ)のウェブ版記事によると、上田は6月27日にKADOKAWAから自身初の小説『この声が届くまで』を発売し、作家デビューを果たすという。
 3人目のメンバーの脱退が決まった約10年前に執筆を始めたといい、当時を振り返った上田は「今後のグループのために、KAT-TUNのメンバーとして自分がもっと何かやれることはないか?と思い、『物語』を描くという形で、自分の思いを表現して、演じてみようと思ったんです」とコメントしている。
 こうして3分の2ほど書き上げていたが、「事務所の方針で一時中断」になったそう。さらに、「中日スポーツ」の記事内では「しかし、ここ数年で仕事の体制が変わったため、直談判して昨年から執筆を再開。完成間近というところでグループの解散通告を受けたという」と、経緯を紹介していた。
 これにより、ネット上では「執筆活動を事務所が止めてたとか、再開にも直談判が必要だったとか、理解に苦しむ」と事務所に対して不信感を抱く声をはじめ、12年1月に作家デビューしているNEWS・加藤シゲアキと比較し、「上田くんは事務所からゴーサインが出なかったのか。せっかくグループのことを考えて書いたのに……今回は発売できそうで良かった」と同情する声が上がっている。
 さらに、一部ファンは「記事にはっきり『解散通告を受けた』って書いてある!」「『完成間近というところでグループの解散通告を受けた』って、メンバーが納得した解散じゃなかったってことが公になった」「事務所からの解散通告って何事!? やっぱり解散は急展開だったんだ。怖すぎる」と、「解散通告」というワードに着目している様子。
「ただ、ほかのスポーツ紙のウェブ版記事だと、『解散通告』という言葉は使われておらず、『完成が間近に迫った頃、グループ解散が決定』(サンケイスポーツ)『完成間近の年明けにはグループの解散が決まった』(スポーツニッポン)などと報じているんです。冷静に記事を読み比べたファンは『他社の記事を読むと解散に関する表現が違う』と指摘していました。今回はあくまで『中日スポーツ』の書き方の問題ですから、実際に事務所側がKAT-TUN解散をメンバーに通告したのかどうか、真偽は不明です」(前出・同)
赤西仁はKAT-TUNメンバーとの“合流説”否定も……上田竜也「面白いこと一緒にやれれば」
 一方で、3人はかつてのメンバーとも交流を深めている。亀梨と赤西は、KAT-TUNのデビュー日にあたる3月22日にインスタグラムで相互フォロー状態に。その赤西はグループが解散を迎えた31日、自身のX(旧Twitter)やインスタグラムに「”KAT-TUN“いっぱいありがとう。 KAT-TUNのみんな、Hyphenの皆様、一旦お疲れ様でした! それでも明日は来やがるもんで さぁ始めようか」とつづり、メンバーやHyphen(KAT-TUNファンの呼び名)を労った。
 そして現在、赤西、上田、中丸はそれぞれインスタグラムで相互フォローの関係となっている。上田は前述の赤西のポストに反応する形で、ストーリーズ(24時間限定公開)にて「楽しいことしよ」と、“ラブコール”を送っていた。
 一部メディアは赤西が「KAT-TUNに合流する」などと伝え、ファンの期待を煽っているが、4月9日にインスタグラムでライブ配信を行った赤西は「KAT-TUNメンバーと合流しますか?」という視聴者からのコメントを読み上げ、「KAT-TUN解散するのに合流とか、もうよくわかんないじゃん」とボソリ。言葉に詰まった様子の赤西は「うーん……。もう(ライブ配信を)終わろうかな。なんか余計なこと言う前に終わろうかな」ともつぶやいていた。
 このように赤西はKAT-TUNメンバーとの“合流説”を否定するような口ぶりだったが、上田は前向きに考えている様子。3月31日の生配信終了後、初めての収録だった4月12日放送のラジオ番組『上田竜也のPirates Radio』(bayfm)で今後の展開について語っている。
 まず上田は、「まだ(KAT-TUNが解散したという)実感がないですね」「皆さんと会える機会っていうのも考えているので、まだそこまでは(メンバーが)集まる機会もあると思うので。実感わかないのかな~なんて思ってます」と率直な思いを吐露。
 そして、リスナーからのお便りをきっかけに、「赤西との相互フォロー」になった件について触れ、「赤西くんともね、まあまあまあ……。面白いことなんか、一緒にやれればいいな、なんていうのもね、ずっと前から思ってたんで。そこのへんもなんか、できたらいいなって個人的には思いますね」と発言。
 さらに「一応、(グループは)解散という形にはなりましたけど、まあ縁が切れたわけでないので。何かできたりすると思うんでね、やっていければな~と思います」と、元KAT-TUNメンバーがコラボレーションする可能性にも言及していたのだった。
 果たして、“ファンと会える機会”はどんな形で実現するのだろうか?
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