【NHK大河ドラマ】初回視聴率、歴代ワースト10|『べらぼう』は世帯12.6%、個人7.3%で過去最低に

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 1月5日に放送がスタートしたNHK大河ドラマ第64作『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(以下、『べらぼう』)。初回の平均視聴率が世帯・個人ともに同枠歴代最低となった。
目次
『べらぼう』初回、スマホや“女性の全裸死体”登場
『べらぼう』初回は世帯12.6%、個人7.3%で歴代最低
NHK大河ドラマ、初回平均視聴率(世帯)歴代ワースト10
『べらぼう』初回、スマホや“女性の全裸死体”が登場
 『べらぼう』は、江戸時代中期から後期にかけて葛飾北斎や東洲斎写楽など多数の作家や浮世絵師の作品刊行に携わった蔦屋重三郎の生涯を描く作品。脚本はTBS系『JIN-仁-』シリーズや2017年放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』などの森下佳子氏が手掛ける。
 俳優陣は重三郎役の横浜流星のほか、小芝風花、高橋克実、中村蒼、伊藤淳史、かたせ梨乃、市原隼人、生田斗真、安達祐実、安田顕、風間俊介、渡辺謙ら主役級が多数出演。ナレーター兼出演者として、綾瀬はるかもキャスティングされている。
「初回では、綾瀬演じる九郎助稲荷が時代設定に似合わないスマホを使い、視聴者に吉原の場所を説明する場面がありました。ほかにも、身ぐるみを剥がされた女性たちの全裸死体が登場したり、吉原の客による性的なセリフがあったり、主人公が三日三晩監禁される衝撃的なシーンも登場。こうしたインパクトの強い描写が続いたことに対し、ネット上では『今年の大河は随分と攻めてて面白い』『江戸の闇も描いていて見応えがある』と好意的な声が上がる一方、『子どもに見せられない』と困惑する視聴者もいるようです」(テレビ誌記者)
『べらぼう』初回は世帯12.6%、個人7.3%で歴代最低
 さまざまな反響を呼んでいる『べらぼう』だが、初回は平均世帯視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.3%を記録。これまで同枠でワーストだった昨年放送の『光る君へ』の初回視聴率を世帯・個人ともにわずかに下回り、歴代最低となった。
「NHK大河は19年以降、初回がその作品の最高視聴率であることが続いていて、『べらぼう』も今後数字が下降していく可能性があります。また、『光る君へ』は動画配信サービス『NHKプラス』での平均視聴数が37.9万UB(端末の数を示すユニーク・ブラウザ)となり、大河歴代最高を記録。『べらぼう』がこれを上回るかどうか注目されています」(同)
 横浜演じる“江戸っ子”気質の主人公や小芝演じる姉御肌な花魁など、見どころも多い『べらぼう』。今後の視聴率にも注目したい。
NHK大河ドラマ、初回平均視聴率(世帯)歴代ワースト10
1位『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』(2025年/横浜流星)12.6%
2位『光る君へ』(2024年/吉高由里子)12.7%
3位『春日局』(1989年/大原麗子)14.3%
4位『西郷どん』(2018年/鈴木亮平)15.4%
  『どうする家康』(2023年/嵐・松本潤)15.4%
6位『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年/中村勘九郎) 15.5%
7位『花神』(1977年/中村梅之助)16.5%
8位『花燃ゆ』(2015年/井上真央)16.7%
9位『おんな城主 直虎』(2017年/柴咲コウ)16.9%
10位『新・平家物語』(1972年/仲代達矢)17.3%
  『平清盛』(2012年/松山ケンイチ)17.3%
  『鎌倉殿の13人』(2022年/小栗旬)17.3%
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