【バーガーキング】590円ワッパー人気のワケは? 「ハンバーガーチェーン」9店14品食べてみた!
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「マクドナルド」「モスバーガー」といった強豪がしのぎを削るハンバーガーチェーン業界。日本ソフト販売の発表によると、ハンバーガーチェーン全体の店舗数は2023年4月以降に100店舗以上増えており、特に「バーガーキング」の増加率が目立っています。ハンバーガー好きにはうれしい状況といえますが、サイゾーウーマンでも“コスパ最強店”を見つけるべく、これまでにさまざまなハンバーガーの実食レビューをお届けしてきました。ここで、それをまとめて紹介します。
目次
・【ショーグンバーガー】「チーズバーガー」1,380円
・【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円
・【山と海と太陽】「静岡のわさびバーガー」790円(モスフードサービス新業態)
・【ケンタッキー】「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガー」790円
・【フレッシュネスバーガー】「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」780円
・【フレッシュネスバーガー】「チーズタッカルビバーガー」680円
・【バーガーキング】「ワッパー」590円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」1,890円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「メープルチーズチキンバーガー」1,000円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「カツカレーバーガー」1,590円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「丸ごとカニバーガー」1,690円
・【ゼッテリア】「絶品ミートソースバーガー」420円
・【ヴィレッジヴァンガードダイナー】「炙りモッツァレラチーズバーガー」1,090円(ランチ)
・【ロッテリア】「彩り野菜ビーフバーガー」440円(モーニング)
※価格はすべて税込み。
※価格や商品は掲載当時の情報です。
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。
【ショーグンバーガー】「チーズバーガー」1,380円
※2024年12月19日時点の情報です。
「ショーグンバーガー」は現在国内にフードトラックも含めると18店舗、中国・上海に1店舗と、順調に店舗数を増やしつつあります。筆者は今回、最寄りの高崎店を訪れ、「チーズバーガー」(1,380円)と、「ポテトフライ」とドリンクバーのセット(480円)を注文しました。
オーダーは店内の券売機による先払い方式で、店員さんが親切に説明をしてくれたのですが好印象でした。注文から5分ほどで商品が到着。以下、写真でその魅力をお伝えできればと思います。
「チーズバーガー」から実食していきます。購入した際には、「やっぱり和牛が使われてるし、かなりパンチの強い感じなんだろうな」と味の予想をしていましたが、実際に食べてみると、上質なお肉のおいしさやチーズとの相性の良さははっきりと伝わるものの、意外なほどにあっさりとしたテイストでビックリ。
パテにはスネ肉が使われているとのことでしたが、柔らかくうま味が強い中に、ちょっとコリコリとしたスジのような部分があるのも個人的にはかなり好みです。
このパテが、ふんわりとしたバンズやシャキシャキ感のある野菜と合わさることで、食感はかなりハイレベルなものとなっており、満足感がありました。
ただ、素材の良さを伝えるためか、チーズバーガーと聞いて多くの人が想像するような味に比べると、かなりお上品にまとまっているのは、人によっては賛否が分かれるかもしれません。
店員おすすめの味変はマスタード
半分ほど食べ進めたあと、商品の提供時に店員さんから味変にはマスタードがオススメだと告げられたのを思い出し、卓上にあった調味料との組み合わせにトライすることにしました。まずはオススメされたマスタードから試したところ、風味は強いものの、あまり酸味はないタイプのマスタードは、「チーズ―バーガー」全体の味をさらにまとめてくれるような相性の良さ。店員さんが推すのも納得でした。
ケチャップは、その甘さとコクが全体的にあっさりめな味わいにパンチを足してくれるものの、特有の良さが消されてしまうような部分もあり、ちょっと微妙。
ハイサイソース2種は、かなり尖った唐辛子の味が刺激的なソースで、辛いもの好きな筆者としてはアリな味付けですが、エクストラホットはかなり辛めなので、使う際には十分に注意をした方がいいかもしれません。
大将軍焼肉BBQソースは「焼肉ハウス大将軍」秘伝のタレにハイサイソースをブレンドしたもののようで、甘みと辛味のバランスが筆者の好みにベストマッチ。ケチャップと異なり、ハンバーガーの良さを活かしながらパンチのある味わいを足してくれるこのソースが、筆者としてはベストの組み合わせのように思えました。
【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円
※2024年8月29日時点の情報です。
こちらが「モンスターバーガー」。通常、850円前後で売られていることが多いようですが、今回は「広告の品」だったので719.28円でゲットすることができました。ラッキー!
バンズの直径を計ると約11センチ。バーガーキングのワッパーが約13センチだそうなので、それより少し小ぶりなようです。
ただ、ロピアはバンズに厚みがある分、ワッパーのバンズよりボリューミーに見えます。
食べる前に具材をチェックします。上のバンズを外すと、葉物野菜とカットされた唐揚げが登場。
さらに葉物野菜と唐揚げをどけると、玉子サラダ、ベーコン、薄くカットされたハンバーグ、ケチャップ、茶色いソースが出てきました。
「肉のロピア」と名高いロピアの名物にふさわしく、このハンバーガーは鶏(唐揚げ)、豚(ベーコン)、牛(ハンバーグ)の全部入り! 想像以上のモンスターぶりに驚きです。
【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円を実食!
ハンバーガーを手で持ってみると、唐揚げが次々と落下! そこで“キムタク持ち”をしたところ、しっかりホールドされて具材が落ちなくなりました。キムタク持ちの安定感すごい!
もし、キムタク持ちでも難しい場合は、全体をクッキングシートなどで包むと食べやすそう。
ぶっちゃけ「お子さま向けの味付けだろう」とあまり期待していなかったのですが(失礼)、下のバンズにかかっている茶色いソースがおいしい!
照り焼きソースっぽい味ですが、原材料名にあった「ハニーガーリックソース」かな?
ソースは甘いだけでなく、黒コショウがピリッと効いていて、筆者のような中年でも楽しめる味付けになっていました。これは、ほかの店で食べたことのない味です。
「モンスターバーガー」というネーミングから、失礼ながら「大味かな?」と決めてかかっていた筆者ですが、味のバランスがきちんと計算されていて、想像を超える完成度。
バラバラな個性を持つ具材を、とろみのある甘辛ソースが一つにまとめてくれるので、最後までおいしくいただくことができました。
また、ビッグサイズゆえに筆者1人では食べきれず、今回は家族に手伝ってもらい、女性2人で完食。この値段で2人が満腹になれるのですから、間違いなく“良コスパ”といえそうです。
【山と海と太陽】「静岡のわさびバーガー」790円(モスフードサービス新業態)
※2024年9月20日時点の情報です。
バンズを取ってみると、マヨネーズソースに茎わさびがたくさんついています。タルタルソースのピクルス的にわさびが使われている感じ。すりわさびではなく茎がたっぷり使われているのがインパクトありますね。
なお、わさびは伊豆天城のものを使っているとのこと。
実食すると、わさびの辛味は思った以上に控えめ。マヨネーズソースと良い塩梅で絡み合い、和風マスタードソースともいえるテイストです。これは美味!
この辛味なら小学生くらいでも食べられるのでは? と半分ほど食べ進めたところで、わさびがツーーーーン! はっきりとした辛さがやってきました。わさびのツーンとハンバーガーのテリヤキソース的な甘さ、トマトのフレッシュさが相まっておいしい!
これはぜひ、モス全店で展開してもらいたい! なお、プラス100円でわさび増量ができたもよう。わさび好きの方にはおすすめです。
【ケンタッキー】「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガー」790円
※2024年5月30日時点の情報です。
男子の夢が具現化したような見た目の豪快さにワクワクした気持ちで「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガーを口に運ぶと、まず感じたのは圧倒的な味の濃さでした。
このバーガーは、下に敷かれた「チキンフィレ」に、焼肉で用いられる塩ダレのような味わいのガーリックソースがかかっており、さらにその上にチーズが敷かれているという構成。
口に入れると、最初にしっかりと味の付いた「チキンフィレ」とこのソース、チーズの3つの味がKO必至の強烈なパンチを伴って襲いかかってきます。
その後、オニオンフライとマヨソース、上側の「チキンフィレ」によってある程度はマイルドになるのですが、それでも筆者の中ではライン越えの濃口と言わざるを得ないレベル。
また、マヨソースも、酸味があってマイルドな一般的なマヨネーズと異なり、チーズソースやアイオリソースに近いような、こちらも濃口の味となっているのが、強すぎる味わいに拍車をかける結果となっていました。
濃口が好きな人や、運動をして汗をかいた後などのシーンではおいしく食べられるかもしれませんが、筆者は「味が濃すぎる……バンズや野菜が欲しい……」という気持ちになってしまい、単品のバーガーとしての完成度にはちょっと首を傾げてしまったというのが正直なところです。
【フレッシュネスバーガー】「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」780円
※2024年6月16日時点の情報です。
上のバンズを開くと、たっぷりの葉物野菜、ソフトシェルクラブのフライ、スクランブルエッグ入りのスイートトマトチリソース、大ぶりにカットされた赤いパプリカが見えます。
あれ、思ってたよりカニが小さいような……? ポップの商品写真と比べてみます。
サイズ的な違いはよくわかりませんが、「カニが小さい!」と思ってしまったのは、商品写真に迫力がありすぎるせいかも……?
まあ、ひとまずこんなもんかと飲み込み、実食を開始します。
しかし、4口ほど食べ進めても、カニには会えず、困惑……。どうやらカニがバンズよりも小ぶりなため、縦に持って食べるとカニが沈み、前半は“カニなしバーガー”となるようです。
ようやくカニに到達すると、確かにカニの旨味が感じられます。ただ、ドムドムのカニバーガーよりもカニの香りはあまり感じません。カニのサイズの問題でしょうか……。
その後、食べ進めていると、ビニールのような噛み切れない“何か”が口に引っ掛かりました。確認すると、甲羅の薄皮のようなものビロンと出ています。
無理やり口に押し込み飲み込みましたが、はっきりいって不快な食感。「出せばよかった」と後悔しました。ドムドムではこんなことなかったのですが、ソフトシェルクラブではよくあることなんでしょうか……。
一方のスイートトマトチリソースはというと、優しい味でおいしいのですが、個人的には味にパンチが足りず、ぼやけた味に感じました。例えるなら「赤ちゃんの離乳食」。
筆者はシンガポールでチリクラブを食べた経験がないのですが、この味で正解なのか気になります。
「ドムドムのパクリか!?」と思って食べてみた「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」ですが、結論から言うとまったくの別物。バンズに挟まれた具材も異なりますし、値段も味もカニのサイズも似ていませんでした。
【フレッシュネスバーガー】「チーズタッカルビバーガー」680円
※2024年1月24日時点の情報です。
写真と実物を並べたのがこちらの1枚。ぱっと見た感じは、そこまで差異はなく、強いて言えば、写真ほどタッカルビは赤くないかな?
手に持ってみると、ずっしりとした重みがあり、片手では持ちづらい印象です。
一口食べてみると、あげたてのチキンからジュワッと肉汁が! 公式サイトで公開されている説明によると、店内1枚ずつ衣をつけて揚げる自慢のフライドチキンを使用しているとか。衣はカラッと、中はジューシーな柔らかいお肉に、甘辛いコチュジャンソースがよく合っておいしすぎました。
そして、チーズソースも濃厚。ゴーダ、チェダー、モッツァレラの3種のチーズと白ワインで仕上げた深みのある特製チーズソースに、「シュレッドチーズ」というチェダーとステッペンチーズのブレンドを加えた4種類が使われているそう。こだわっているだけあって、ほかのファーストフード店にはない、フレッシュネスバーガー独自の味を感じます。
ただ、写真を撮ったりメモをしながら食べていたため、ほんの少し冷めてしまったからなのか、さほどチーズが伸びず、実際のチーズタッカルビのように、チキンとチーズが絡み合う感じはありません。チキンとチーズの間に挟まったさつまいもフライは、甘くてホクホクの食感がアクセントになっていて、本格的なチーズタッカルビの味を彷彿とさせただけに、ただただチーズが残念でなりませんでした。
調理の仕方など、店舗によっても差があるのかもしれませんが、「とろける」と商品名に入っていたため、期待をしすぎてしまったのかもしれません……。とはいえ、食べ応えは十分で、味もおいしかったので、とろりとした食感を味わいたい人は冷めないうちに食べるのをオススメします。
なお、お値段は単品で680円。マクドナルドであればセットメニューを買える値段ではありますが、フレッシュネスバーガーは通常のバーガー(クラシックバーガー)でも590円、チーズバーガー(クラシックチーズバーガー)が690円と全体的に価格設定が高めなことを踏まえると、期間限定メニューでこの値段は意外にお得かも!?
【バーガーキング】「ワッパー」590円
※2024年4月8日時点の情報です。
今回、筆者が実食したのは「バーガーキング」のフラッグシップメニューである「ワッパー」(590円、税込み/以下同)。
“並外れて大きなもの”という意味をもつ英単語のWHOPPERをそのまま商品名にしたこのハンバーガーは、同チェーン最初期にあたる1957年から続くメニューです。一般的なハンバーガーの1.4倍ほどのサイズであるというこの一品に、フレンチフライのMサイズ、ドリンクMサイズがついた「ワッパーセット」(890円)をオーダーしました。
「バーガーキング」のウリの一つは、“Made with flames.(炎で作り上げる)”というキャッチコピーがついた、直火焼100%のビーフパティです。
独自のブロイラーを用いて直火で調理されるパティは、公式サイトいわく“余分な脂は除去され必要な肉汁は溜め込み、ジューシーでスモーキーな”ものに仕上がるとのこと。
この宣伝文句に興味を持った筆者は、「ワッパー」の写真を撮る際、ためしにパティ単体で少し食べてみたのですが、スモーキーな風味や肉のうま味は強く感じた ものの、ジューシーさに関しては少し不足しているように思いました。
しかし、その後パンズやほかの野菜と一緒に食べると、野菜の水分と合わさってジューシーさが補われるのに加え、ほかの具材の風味が混ざることでよりパティの香ばしさや肉々しさが強調されるというシナジーも発生し、かなりのレベルの味わいに。単品でのおいしさよりも、全体のバランスを考えて調整されたパティなのだなと実感した次第です。
また、“並外れて大きなもの”というとさすがに言い過ぎな気もしますが、サイズ感も十分にあり、ハンバーガーを食べた! という満足感を得ることができました。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」1,890円
※2024年4月20日時点の情報です。
ドムドムハンバーガーPLUSのハンバーガーは、フライドポテト、ケチャップに加え、ピクルスならぬ“ガリ”がセットになっているんです。
「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」は、粗びきで噛み応えのある黒毛和牛のパテに濃厚なゴルゴンゾーラソースが絡み、チーズ好きにはたまらないクリーミーな味わい。
そこにマッシュルームの旨味やフレッシュ野菜の食感も加わり、食べるたびに感動のある高級バーガーです。
そして、「パンと合うのか?」と疑っていたガリですが、かなりアリ! 日本発祥のドムドムらしさを演出しており、こういうひと癖あるところが、近年、コアなドムドムファンを増やしている理由なのかもしれません。
ただ、ちゃんと辛味のあるガリなので、お子さまは残しちゃうかも?
一方、細めのポテトは、揚げたてでサクサク。こちらは通常の店舗と同じポテトかもしれません。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「メープルチーズチキンバーガー」1,000円
※2024年4月20日時点の情報です。
続いて、サクサクのフライドチキンに濃厚チーズソースとメープルシロップを合わせた「メープルチーズチキンバーガー」です。
かぶりつくと、甘さと塩気が交互に押し寄せ、口の中が楽しい! チキンにメープルシロップをかけるという欧米的な発想は、日本では賛否ありそうですが、個人的には大ヒットです。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「カツカレーバーガー」1,590円
※2024年4月20日時点の情報です。
次に、「カツカレーバーガー」をいただきます。“カツカレー発祥の店”だという「銀座スイス」のカツカレーをハンバーガーで再現したとか。ちなみに、「銀座スイス」本店は「ドムドムハンバーガーPLUS」と同じ通りにありました。
熟成三元豚の厚切りロースカツがサクサク! カレーソースは甘めなので、お子さまも喜びそう。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「丸ごとカニバーガー」1,690円
※2024年4月20日時点の情報です。
ラストは、強烈なインパクトのある「丸ごとカニバーガー」。脱皮したてのカニを丸ごと揚げ、スイートチリソースやチーズと合わせています。
ドムドム通常店でも期間限定で何度か発売されていましたが、PLUSではレギュラーメニューとして提供しているんです。
「カニが口の中で引っかかるかな?」と思いきや、まったくそんなことはなく、カニ全体が実にソフトで食べやすい! カニの旨味がこれでもかと感じられ、スイートチリソースとの相性も抜群です。
なお、バーガーに添えられたガリをはじめ、随所に日本テイストが感じられるドムドムハンバーガーPLUSですが、店内では終始、80年代頃の日本の懐メロがかかっていました。
そのため、筆者は退店後も工藤静香の「恋一夜」がしばらく頭から離れず、「わーからーないー わーからーないー♪」と口ずさみながら帰路についたのでした。
【ゼッテリア】「絶品ミートソースバーガー」420円
※2024年4月15日時点の情報です。
絶品ミートソースバーガーとは、「トマト・豚肉・玉ねぎ・セロリをじっくり煮込んだ特製ミートソースをたっぷりかけ、厚切りスライストマトと粗く刻んだ生の玉ねぎをアクセントとして加えました」とのこと。
絶品シリーズといえば、しっとり柔らかなバンズが特徴ですが、それゆえ潰れやすいデメリットも。今回もできたてなのにぺしゃんこになってしまって、見た目は少々残念。
なお、バンズの形について「従来の円形から、リブサンドなどに使われるホットドッグ型に変更されている」との記事を散見するものの、見たところは円形のような?
メニュー写真がモスバーガーの「モスバーガー」に似ている絶品ミートソースバーガーですが、中身もかなり似ています。
厚めスライスのトマト、粗みじん切りの生の玉ねぎ、そしてミートソース、パティ、その下にマヨネーズらしきソース。
実食すると、しっとりしたバンズのくちどけが良く、玉ねぎのシャキシャキはほとんど感じません。ミートソースの味はしっかりしていて、パティも肉の旨みが詰まっているのでおいしい。
そしてびっくりしたのは、からしマヨネーズ! てっきりパティの下はマヨネーズだと思っていたところ、ピリリとしたからしの存在が。意外性もあっておいしいのですが、しっかりと辛めなので、子どもには難しいかも?
モスバーガーとよく似ているものの、食べると明らかに別物の「絶品ミートソースバーガー」。特にバンズとからしマヨがこのバーガーの特徴でしょう。
正直、モスバーガーをイメージして食べるとボリューム的に満足感は得られないかもしれません。モスバーガーが単品440円、絶品ミートソースバーガーが単品420円なので20円しか違わないなら私はモスバーガーを選びたいと思いました。
【ヴィレッジヴァンガードダイナー】「炙りモッツァレラチーズバーガー」1,090円(ランチ)
※2024年3月19日時点の情報です。
トロットロのモッチァレラチーズがツヤツヤと光っており、絶妙な焦げ具合も◎。食欲をそそられます!
専用のバーガー袋に入れてかぶりつくと、何よりも先に、ビーフパテのおいしさに脱帽! 使用されているのは、「カナダ産牛肉100%希少部位ミスジを含む、適度にサシが入ったショルダークロッド」(公式サイトより)だそうですが、かめばかむほど牛肉本来の旨味が口の中いっぱいに広がります。かみ応えがしっかりある焼き具合も気に入りました。
そのビーフパテにたっぷりのっているのがモッツァレラチーズ。ビーフとチーズはもちろん好相性。さらにタルタルソースが塗られているようで、その甘酸っぱさがバーガー全体の味に奥行きを出してくれているように感じましたよ。
一方、バンズはほんのり甘みが感じられます。分厚くカットされた上のバンズは、もっちりとした食感もあり、満足度が高い! レタス&トマトはそこまで主張は強くないものの、ボリューミーなバーガーにさわやかさをプラスしていたように思います。
【ロッテリア】「彩り野菜ビーフバーガー」モーニングセット660円
※2023年12月26日時点の情報です。
見た目的にかなりボリューミーなモーニングセットでびっくり。小さなことですが、ドリンクがマグカップに入っているのはうれしいポイント。紙のコップよりも、なんとなく優雅な気持ちになれるんですよね。
では、メインの「彩り野菜ビーフバーガー」から実食! 100%ビーフパティのジューシーさは100点満点。「あぁ、私いま肉を食べている!!」という実感を得られます。肉汁に野菜(トマトとレタス)、レリッシュ、ハニーマスタードが合わさると、さらに味の奥行きが出ておいしい!
また、どうしてもジャンクなイメージのハンバーガーですが、野菜がしっかり摂れる点も◎。店舗で仕込んだという新鮮なレリッシュも野菜が主ですし、「朝から不健康なものを食べている」という罪悪感は一切ありません。
加えて、私が特に気に入ったのはバンズのやわらかさ。普段マクドナルドをよく利用している私からすると、「ふわふわもちもち感がハンパない!」と感動しました。数あるバーガーの中で堂々主役を張れるバンズではないでしょうか。
一方、ハッシュポテトはどうでしょう。マックのそれよりも衣のガリガリ感&脂っぽさが強い気がしました。こってり系が好きな人には100点だと思いますが、あっさりめが好みの人はややくどいと感じる可能性があります。
目次
・【ショーグンバーガー】「チーズバーガー」1,380円
・【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円
・【山と海と太陽】「静岡のわさびバーガー」790円(モスフードサービス新業態)
・【ケンタッキー】「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガー」790円
・【フレッシュネスバーガー】「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」780円
・【フレッシュネスバーガー】「チーズタッカルビバーガー」680円
・【バーガーキング】「ワッパー」590円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」1,890円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「メープルチーズチキンバーガー」1,000円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「カツカレーバーガー」1,590円
・【ドムドムハンバーガーPLUS】「丸ごとカニバーガー」1,690円
・【ゼッテリア】「絶品ミートソースバーガー」420円
・【ヴィレッジヴァンガードダイナー】「炙りモッツァレラチーズバーガー」1,090円(ランチ)
・【ロッテリア】「彩り野菜ビーフバーガー」440円(モーニング)
※価格はすべて税込み。
※価格や商品は掲載当時の情報です。
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。
【ショーグンバーガー】「チーズバーガー」1,380円
※2024年12月19日時点の情報です。
「ショーグンバーガー」は現在国内にフードトラックも含めると18店舗、中国・上海に1店舗と、順調に店舗数を増やしつつあります。筆者は今回、最寄りの高崎店を訪れ、「チーズバーガー」(1,380円)と、「ポテトフライ」とドリンクバーのセット(480円)を注文しました。
オーダーは店内の券売機による先払い方式で、店員さんが親切に説明をしてくれたのですが好印象でした。注文から5分ほどで商品が到着。以下、写真でその魅力をお伝えできればと思います。
「チーズバーガー」から実食していきます。購入した際には、「やっぱり和牛が使われてるし、かなりパンチの強い感じなんだろうな」と味の予想をしていましたが、実際に食べてみると、上質なお肉のおいしさやチーズとの相性の良さははっきりと伝わるものの、意外なほどにあっさりとしたテイストでビックリ。
パテにはスネ肉が使われているとのことでしたが、柔らかくうま味が強い中に、ちょっとコリコリとしたスジのような部分があるのも個人的にはかなり好みです。
このパテが、ふんわりとしたバンズやシャキシャキ感のある野菜と合わさることで、食感はかなりハイレベルなものとなっており、満足感がありました。
ただ、素材の良さを伝えるためか、チーズバーガーと聞いて多くの人が想像するような味に比べると、かなりお上品にまとまっているのは、人によっては賛否が分かれるかもしれません。
店員おすすめの味変はマスタード
半分ほど食べ進めたあと、商品の提供時に店員さんから味変にはマスタードがオススメだと告げられたのを思い出し、卓上にあった調味料との組み合わせにトライすることにしました。まずはオススメされたマスタードから試したところ、風味は強いものの、あまり酸味はないタイプのマスタードは、「チーズ―バーガー」全体の味をさらにまとめてくれるような相性の良さ。店員さんが推すのも納得でした。
ケチャップは、その甘さとコクが全体的にあっさりめな味わいにパンチを足してくれるものの、特有の良さが消されてしまうような部分もあり、ちょっと微妙。
ハイサイソース2種は、かなり尖った唐辛子の味が刺激的なソースで、辛いもの好きな筆者としてはアリな味付けですが、エクストラホットはかなり辛めなので、使う際には十分に注意をした方がいいかもしれません。
大将軍焼肉BBQソースは「焼肉ハウス大将軍」秘伝のタレにハイサイソースをブレンドしたもののようで、甘みと辛味のバランスが筆者の好みにベストマッチ。ケチャップと異なり、ハンバーガーの良さを活かしながらパンチのある味わいを足してくれるこのソースが、筆者としてはベストの組み合わせのように思えました。
【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円
※2024年8月29日時点の情報です。
こちらが「モンスターバーガー」。通常、850円前後で売られていることが多いようですが、今回は「広告の品」だったので719.28円でゲットすることができました。ラッキー!
バンズの直径を計ると約11センチ。バーガーキングのワッパーが約13センチだそうなので、それより少し小ぶりなようです。
ただ、ロピアはバンズに厚みがある分、ワッパーのバンズよりボリューミーに見えます。
食べる前に具材をチェックします。上のバンズを外すと、葉物野菜とカットされた唐揚げが登場。
さらに葉物野菜と唐揚げをどけると、玉子サラダ、ベーコン、薄くカットされたハンバーグ、ケチャップ、茶色いソースが出てきました。
「肉のロピア」と名高いロピアの名物にふさわしく、このハンバーガーは鶏(唐揚げ)、豚(ベーコン)、牛(ハンバーグ)の全部入り! 想像以上のモンスターぶりに驚きです。
【ロピア】「モンスターバーガー」719.28円を実食!
ハンバーガーを手で持ってみると、唐揚げが次々と落下! そこで“キムタク持ち”をしたところ、しっかりホールドされて具材が落ちなくなりました。キムタク持ちの安定感すごい!
もし、キムタク持ちでも難しい場合は、全体をクッキングシートなどで包むと食べやすそう。
ぶっちゃけ「お子さま向けの味付けだろう」とあまり期待していなかったのですが(失礼)、下のバンズにかかっている茶色いソースがおいしい!
照り焼きソースっぽい味ですが、原材料名にあった「ハニーガーリックソース」かな?
ソースは甘いだけでなく、黒コショウがピリッと効いていて、筆者のような中年でも楽しめる味付けになっていました。これは、ほかの店で食べたことのない味です。
「モンスターバーガー」というネーミングから、失礼ながら「大味かな?」と決めてかかっていた筆者ですが、味のバランスがきちんと計算されていて、想像を超える完成度。
バラバラな個性を持つ具材を、とろみのある甘辛ソースが一つにまとめてくれるので、最後までおいしくいただくことができました。
また、ビッグサイズゆえに筆者1人では食べきれず、今回は家族に手伝ってもらい、女性2人で完食。この値段で2人が満腹になれるのですから、間違いなく“良コスパ”といえそうです。
【山と海と太陽】「静岡のわさびバーガー」790円(モスフードサービス新業態)
※2024年9月20日時点の情報です。
バンズを取ってみると、マヨネーズソースに茎わさびがたくさんついています。タルタルソースのピクルス的にわさびが使われている感じ。すりわさびではなく茎がたっぷり使われているのがインパクトありますね。
なお、わさびは伊豆天城のものを使っているとのこと。
実食すると、わさびの辛味は思った以上に控えめ。マヨネーズソースと良い塩梅で絡み合い、和風マスタードソースともいえるテイストです。これは美味!
この辛味なら小学生くらいでも食べられるのでは? と半分ほど食べ進めたところで、わさびがツーーーーン! はっきりとした辛さがやってきました。わさびのツーンとハンバーガーのテリヤキソース的な甘さ、トマトのフレッシュさが相まっておいしい!
これはぜひ、モス全店で展開してもらいたい! なお、プラス100円でわさび増量ができたもよう。わさび好きの方にはおすすめです。
【ケンタッキー】「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガー」790円
※2024年5月30日時点の情報です。
男子の夢が具現化したような見た目の豪快さにワクワクした気持ちで「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレバーガーを口に運ぶと、まず感じたのは圧倒的な味の濃さでした。
このバーガーは、下に敷かれた「チキンフィレ」に、焼肉で用いられる塩ダレのような味わいのガーリックソースがかかっており、さらにその上にチーズが敷かれているという構成。
口に入れると、最初にしっかりと味の付いた「チキンフィレ」とこのソース、チーズの3つの味がKO必至の強烈なパンチを伴って襲いかかってきます。
その後、オニオンフライとマヨソース、上側の「チキンフィレ」によってある程度はマイルドになるのですが、それでも筆者の中ではライン越えの濃口と言わざるを得ないレベル。
また、マヨソースも、酸味があってマイルドな一般的なマヨネーズと異なり、チーズソースやアイオリソースに近いような、こちらも濃口の味となっているのが、強すぎる味わいに拍車をかける結果となっていました。
濃口が好きな人や、運動をして汗をかいた後などのシーンではおいしく食べられるかもしれませんが、筆者は「味が濃すぎる……バンズや野菜が欲しい……」という気持ちになってしまい、単品のバーガーとしての完成度にはちょっと首を傾げてしまったというのが正直なところです。
【フレッシュネスバーガー】「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」780円
※2024年6月16日時点の情報です。
上のバンズを開くと、たっぷりの葉物野菜、ソフトシェルクラブのフライ、スクランブルエッグ入りのスイートトマトチリソース、大ぶりにカットされた赤いパプリカが見えます。
あれ、思ってたよりカニが小さいような……? ポップの商品写真と比べてみます。
サイズ的な違いはよくわかりませんが、「カニが小さい!」と思ってしまったのは、商品写真に迫力がありすぎるせいかも……?
まあ、ひとまずこんなもんかと飲み込み、実食を開始します。
しかし、4口ほど食べ進めても、カニには会えず、困惑……。どうやらカニがバンズよりも小ぶりなため、縦に持って食べるとカニが沈み、前半は“カニなしバーガー”となるようです。
ようやくカニに到達すると、確かにカニの旨味が感じられます。ただ、ドムドムのカニバーガーよりもカニの香りはあまり感じません。カニのサイズの問題でしょうか……。
その後、食べ進めていると、ビニールのような噛み切れない“何か”が口に引っ掛かりました。確認すると、甲羅の薄皮のようなものビロンと出ています。
無理やり口に押し込み飲み込みましたが、はっきりいって不快な食感。「出せばよかった」と後悔しました。ドムドムではこんなことなかったのですが、ソフトシェルクラブではよくあることなんでしょうか……。
一方のスイートトマトチリソースはというと、優しい味でおいしいのですが、個人的には味にパンチが足りず、ぼやけた味に感じました。例えるなら「赤ちゃんの離乳食」。
筆者はシンガポールでチリクラブを食べた経験がないのですが、この味で正解なのか気になります。
「ドムドムのパクリか!?」と思って食べてみた「シンガポールチリクラブバーガー ~スイートトマトチリソース~」ですが、結論から言うとまったくの別物。バンズに挟まれた具材も異なりますし、値段も味もカニのサイズも似ていませんでした。
【フレッシュネスバーガー】「チーズタッカルビバーガー」680円
※2024年1月24日時点の情報です。
写真と実物を並べたのがこちらの1枚。ぱっと見た感じは、そこまで差異はなく、強いて言えば、写真ほどタッカルビは赤くないかな?
手に持ってみると、ずっしりとした重みがあり、片手では持ちづらい印象です。
一口食べてみると、あげたてのチキンからジュワッと肉汁が! 公式サイトで公開されている説明によると、店内1枚ずつ衣をつけて揚げる自慢のフライドチキンを使用しているとか。衣はカラッと、中はジューシーな柔らかいお肉に、甘辛いコチュジャンソースがよく合っておいしすぎました。
そして、チーズソースも濃厚。ゴーダ、チェダー、モッツァレラの3種のチーズと白ワインで仕上げた深みのある特製チーズソースに、「シュレッドチーズ」というチェダーとステッペンチーズのブレンドを加えた4種類が使われているそう。こだわっているだけあって、ほかのファーストフード店にはない、フレッシュネスバーガー独自の味を感じます。
ただ、写真を撮ったりメモをしながら食べていたため、ほんの少し冷めてしまったからなのか、さほどチーズが伸びず、実際のチーズタッカルビのように、チキンとチーズが絡み合う感じはありません。チキンとチーズの間に挟まったさつまいもフライは、甘くてホクホクの食感がアクセントになっていて、本格的なチーズタッカルビの味を彷彿とさせただけに、ただただチーズが残念でなりませんでした。
調理の仕方など、店舗によっても差があるのかもしれませんが、「とろける」と商品名に入っていたため、期待をしすぎてしまったのかもしれません……。とはいえ、食べ応えは十分で、味もおいしかったので、とろりとした食感を味わいたい人は冷めないうちに食べるのをオススメします。
なお、お値段は単品で680円。マクドナルドであればセットメニューを買える値段ではありますが、フレッシュネスバーガーは通常のバーガー(クラシックバーガー)でも590円、チーズバーガー(クラシックチーズバーガー)が690円と全体的に価格設定が高めなことを踏まえると、期間限定メニューでこの値段は意外にお得かも!?
【バーガーキング】「ワッパー」590円
※2024年4月8日時点の情報です。
今回、筆者が実食したのは「バーガーキング」のフラッグシップメニューである「ワッパー」(590円、税込み/以下同)。
“並外れて大きなもの”という意味をもつ英単語のWHOPPERをそのまま商品名にしたこのハンバーガーは、同チェーン最初期にあたる1957年から続くメニューです。一般的なハンバーガーの1.4倍ほどのサイズであるというこの一品に、フレンチフライのMサイズ、ドリンクMサイズがついた「ワッパーセット」(890円)をオーダーしました。
「バーガーキング」のウリの一つは、“Made with flames.(炎で作り上げる)”というキャッチコピーがついた、直火焼100%のビーフパティです。
独自のブロイラーを用いて直火で調理されるパティは、公式サイトいわく“余分な脂は除去され必要な肉汁は溜め込み、ジューシーでスモーキーな”ものに仕上がるとのこと。
この宣伝文句に興味を持った筆者は、「ワッパー」の写真を撮る際、ためしにパティ単体で少し食べてみたのですが、スモーキーな風味や肉のうま味は強く感じた ものの、ジューシーさに関しては少し不足しているように思いました。
しかし、その後パンズやほかの野菜と一緒に食べると、野菜の水分と合わさってジューシーさが補われるのに加え、ほかの具材の風味が混ざることでよりパティの香ばしさや肉々しさが強調されるというシナジーも発生し、かなりのレベルの味わいに。単品でのおいしさよりも、全体のバランスを考えて調整されたパティなのだなと実感した次第です。
また、“並外れて大きなもの”というとさすがに言い過ぎな気もしますが、サイズ感も十分にあり、ハンバーガーを食べた! という満足感を得ることができました。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」1,890円
※2024年4月20日時点の情報です。
ドムドムハンバーガーPLUSのハンバーガーは、フライドポテト、ケチャップに加え、ピクルスならぬ“ガリ”がセットになっているんです。
「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」は、粗びきで噛み応えのある黒毛和牛のパテに濃厚なゴルゴンゾーラソースが絡み、チーズ好きにはたまらないクリーミーな味わい。
そこにマッシュルームの旨味やフレッシュ野菜の食感も加わり、食べるたびに感動のある高級バーガーです。
そして、「パンと合うのか?」と疑っていたガリですが、かなりアリ! 日本発祥のドムドムらしさを演出しており、こういうひと癖あるところが、近年、コアなドムドムファンを増やしている理由なのかもしれません。
ただ、ちゃんと辛味のあるガリなので、お子さまは残しちゃうかも?
一方、細めのポテトは、揚げたてでサクサク。こちらは通常の店舗と同じポテトかもしれません。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「メープルチーズチキンバーガー」1,000円
※2024年4月20日時点の情報です。
続いて、サクサクのフライドチキンに濃厚チーズソースとメープルシロップを合わせた「メープルチーズチキンバーガー」です。
かぶりつくと、甘さと塩気が交互に押し寄せ、口の中が楽しい! チキンにメープルシロップをかけるという欧米的な発想は、日本では賛否ありそうですが、個人的には大ヒットです。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「カツカレーバーガー」1,590円
※2024年4月20日時点の情報です。
次に、「カツカレーバーガー」をいただきます。“カツカレー発祥の店”だという「銀座スイス」のカツカレーをハンバーガーで再現したとか。ちなみに、「銀座スイス」本店は「ドムドムハンバーガーPLUS」と同じ通りにありました。
熟成三元豚の厚切りロースカツがサクサク! カレーソースは甘めなので、お子さまも喜びそう。
【ドムドムハンバーガーPLUS】「丸ごとカニバーガー」1,690円
※2024年4月20日時点の情報です。
ラストは、強烈なインパクトのある「丸ごとカニバーガー」。脱皮したてのカニを丸ごと揚げ、スイートチリソースやチーズと合わせています。
ドムドム通常店でも期間限定で何度か発売されていましたが、PLUSではレギュラーメニューとして提供しているんです。
「カニが口の中で引っかかるかな?」と思いきや、まったくそんなことはなく、カニ全体が実にソフトで食べやすい! カニの旨味がこれでもかと感じられ、スイートチリソースとの相性も抜群です。
なお、バーガーに添えられたガリをはじめ、随所に日本テイストが感じられるドムドムハンバーガーPLUSですが、店内では終始、80年代頃の日本の懐メロがかかっていました。
そのため、筆者は退店後も工藤静香の「恋一夜」がしばらく頭から離れず、「わーからーないー わーからーないー♪」と口ずさみながら帰路についたのでした。
【ゼッテリア】「絶品ミートソースバーガー」420円
※2024年4月15日時点の情報です。
絶品ミートソースバーガーとは、「トマト・豚肉・玉ねぎ・セロリをじっくり煮込んだ特製ミートソースをたっぷりかけ、厚切りスライストマトと粗く刻んだ生の玉ねぎをアクセントとして加えました」とのこと。
絶品シリーズといえば、しっとり柔らかなバンズが特徴ですが、それゆえ潰れやすいデメリットも。今回もできたてなのにぺしゃんこになってしまって、見た目は少々残念。
なお、バンズの形について「従来の円形から、リブサンドなどに使われるホットドッグ型に変更されている」との記事を散見するものの、見たところは円形のような?
メニュー写真がモスバーガーの「モスバーガー」に似ている絶品ミートソースバーガーですが、中身もかなり似ています。
厚めスライスのトマト、粗みじん切りの生の玉ねぎ、そしてミートソース、パティ、その下にマヨネーズらしきソース。
実食すると、しっとりしたバンズのくちどけが良く、玉ねぎのシャキシャキはほとんど感じません。ミートソースの味はしっかりしていて、パティも肉の旨みが詰まっているのでおいしい。
そしてびっくりしたのは、からしマヨネーズ! てっきりパティの下はマヨネーズだと思っていたところ、ピリリとしたからしの存在が。意外性もあっておいしいのですが、しっかりと辛めなので、子どもには難しいかも?
モスバーガーとよく似ているものの、食べると明らかに別物の「絶品ミートソースバーガー」。特にバンズとからしマヨがこのバーガーの特徴でしょう。
正直、モスバーガーをイメージして食べるとボリューム的に満足感は得られないかもしれません。モスバーガーが単品440円、絶品ミートソースバーガーが単品420円なので20円しか違わないなら私はモスバーガーを選びたいと思いました。
【ヴィレッジヴァンガードダイナー】「炙りモッツァレラチーズバーガー」1,090円(ランチ)
※2024年3月19日時点の情報です。
トロットロのモッチァレラチーズがツヤツヤと光っており、絶妙な焦げ具合も◎。食欲をそそられます!
専用のバーガー袋に入れてかぶりつくと、何よりも先に、ビーフパテのおいしさに脱帽! 使用されているのは、「カナダ産牛肉100%希少部位ミスジを含む、適度にサシが入ったショルダークロッド」(公式サイトより)だそうですが、かめばかむほど牛肉本来の旨味が口の中いっぱいに広がります。かみ応えがしっかりある焼き具合も気に入りました。
そのビーフパテにたっぷりのっているのがモッツァレラチーズ。ビーフとチーズはもちろん好相性。さらにタルタルソースが塗られているようで、その甘酸っぱさがバーガー全体の味に奥行きを出してくれているように感じましたよ。
一方、バンズはほんのり甘みが感じられます。分厚くカットされた上のバンズは、もっちりとした食感もあり、満足度が高い! レタス&トマトはそこまで主張は強くないものの、ボリューミーなバーガーにさわやかさをプラスしていたように思います。
【ロッテリア】「彩り野菜ビーフバーガー」モーニングセット660円
※2023年12月26日時点の情報です。
見た目的にかなりボリューミーなモーニングセットでびっくり。小さなことですが、ドリンクがマグカップに入っているのはうれしいポイント。紙のコップよりも、なんとなく優雅な気持ちになれるんですよね。
では、メインの「彩り野菜ビーフバーガー」から実食! 100%ビーフパティのジューシーさは100点満点。「あぁ、私いま肉を食べている!!」という実感を得られます。肉汁に野菜(トマトとレタス)、レリッシュ、ハニーマスタードが合わさると、さらに味の奥行きが出ておいしい!
また、どうしてもジャンクなイメージのハンバーガーですが、野菜がしっかり摂れる点も◎。店舗で仕込んだという新鮮なレリッシュも野菜が主ですし、「朝から不健康なものを食べている」という罪悪感は一切ありません。
加えて、私が特に気に入ったのはバンズのやわらかさ。普段マクドナルドをよく利用している私からすると、「ふわふわもちもち感がハンパない!」と感動しました。数あるバーガーの中で堂々主役を張れるバンズではないでしょうか。
一方、ハッシュポテトはどうでしょう。マックのそれよりも衣のガリガリ感&脂っぽさが強い気がしました。こってり系が好きな人には100点だと思いますが、あっさりめが好みの人はややくどいと感じる可能性があります。