東宝がトップ5制覇、『名探偵コナン』『ハイキュー!!』ほか3作は? 2024年映画興行収入ランキング
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2024年も多くの映画が上映され、単館でのスタートから全国公開にこぎつけた『侍タイムスリッパー』(8月17日公開)なども話題に。もちろん、興行成績で注目を集めた作品もあり、以下では興行収入順(映画ジャーナリスト・斉藤博昭氏による「2024年の映画年間ベスト10」を参照)の映画ランキングを紹介する。
目次
・『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』年間1位、2位は『劇場版ハイキュー!!』
・3位『キングダム 大将軍の帰還』、東宝がトップ5制覇
・2025年1月公開作も続々
・年間映画ランキングトップ10(2024年12月15日時点)
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』年間1位、2位は『劇場版ハイキュー!!』
興収157.1億円をあげて年間1位に輝いたのは、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)。
漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)で連載している『名探偵コナン』の劇場版アニメ27作目で、主人公の江戸川コナン(声優・高山みなみ)のほか服部平次(声優・堀川りょう)、怪盗キッド/黒羽快斗(声優・山口勝平)を中心とするストーリーを展開した。
近年の『名探偵コナン』の劇場版アニメシリーズは大ヒットの連続だが、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はシリーズ歴代1位の成績を叩き出し、これまでに国内で上映された映画の興収ランキングでも14位にランクインした。
24年の興収ランキング2位は、115.5億円を記録した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2月16日公開)。こちらは漫画家・古舘春一氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載した「ハイキュー!!」の劇場版アニメだ。
同作では主人公の日向翔陽(声優・村瀬歩)らが在籍する烏野高校バレー部と、孤爪研磨(梶裕貴)らが所属する音駒高校バレー部の“因縁の対決”を映像化。
「ジャンプ」作品を原作とした映画のヒット作も多いが、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』も国内で上映された歴代の映画興収ランキングで34位にランクインと健闘した。
3位『キングダム 大将軍の帰還』、東宝がトップ5制覇
24年の興収ランキング3位は、山崎賢人が主演を務める『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)で79.8億円をマーク。
原作は漫画家・原泰久氏が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の『キングダム』で、実写映画シリーズとしては第4作目。山崎演じる主人公・信のほか、王騎(大沢たかお)にスポットを当てたストーリーを展開。国内上映の歴代映画興収ランキングでは86位にランクインした。
なお、23年の年間ランキングではトップ4までアニメ作品だったが、24年は3位に実写の『キングダム 大将軍の帰還』が食い込んだ。一方、ここまでの上位3作はすべて東宝による配給。
東宝配給作品としては、24年はほかにも『ラストマイル』(8月23日公開)が58.9億円をあげて5位に、『変な家』(3月15日公開)が50.5億円をあげて8位にランクインしている。
また、23年12月公開のアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』も24年のランキング対象となり、63.2億円で4位に輝いた。このように、ヒット作を多く輩出した東宝の年間興収は過去最高の910~920億円となる見込みと伝えられている。
そのほか、松竹配給でやはり23年12月に公開された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』も45.2億円と健闘し、24年の興収ランキング10位に。
2025年1月公開作も続々
24年末には、のん主演の『私にふさわしいホテル』(12月27日公開)や、木村拓哉が主演を務める『映画 グランメゾン・パリ』(12月30日公開)なども封切られた。
そして、25年もさっそく松重豊が主演と監督、脚本も兼任する『劇映画 孤独のグルメ』(1月10日公開)や、赤楚衛二主演の『366日』(同)、大泉洋主演でなにわ男子・長尾謙杜なども出演する『室町無頼』(1月17日公開)など、続々と新作が登場。
さらに、『名探偵コナン』の劇場版アニメシリーズ最新作『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)を心待ちにしているファンも多く、その興収にも期待がかかる。
年間映画ランキングトップ10(2024年12月15日時点)
※映画ジャーナリスト・斉藤博昭氏のYAHOO!JAPANニュース「2024年の映画年間ベスト10」記事より
1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』157.1億円
2位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』115.5億円
3位:『キングダム 大将軍の帰還』79.8億円
4位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』63.2億円
5位:『ラストマイル』58.9億円
6位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』53億円
6位:『インサイド・ヘッド2』52.7億円
8位:『変な家』50.5億円
9位:『怪盗グルーのミニオン超変身』45.3億円
10位:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』45.2億円
目次
・『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』年間1位、2位は『劇場版ハイキュー!!』
・3位『キングダム 大将軍の帰還』、東宝がトップ5制覇
・2025年1月公開作も続々
・年間映画ランキングトップ10(2024年12月15日時点)
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』年間1位、2位は『劇場版ハイキュー!!』
興収157.1億円をあげて年間1位に輝いたのは、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)。
漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)で連載している『名探偵コナン』の劇場版アニメ27作目で、主人公の江戸川コナン(声優・高山みなみ)のほか服部平次(声優・堀川りょう)、怪盗キッド/黒羽快斗(声優・山口勝平)を中心とするストーリーを展開した。
近年の『名探偵コナン』の劇場版アニメシリーズは大ヒットの連続だが、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はシリーズ歴代1位の成績を叩き出し、これまでに国内で上映された映画の興収ランキングでも14位にランクインした。
24年の興収ランキング2位は、115.5億円を記録した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2月16日公開)。こちらは漫画家・古舘春一氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載した「ハイキュー!!」の劇場版アニメだ。
同作では主人公の日向翔陽(声優・村瀬歩)らが在籍する烏野高校バレー部と、孤爪研磨(梶裕貴)らが所属する音駒高校バレー部の“因縁の対決”を映像化。
「ジャンプ」作品を原作とした映画のヒット作も多いが、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』も国内で上映された歴代の映画興収ランキングで34位にランクインと健闘した。
3位『キングダム 大将軍の帰還』、東宝がトップ5制覇
24年の興収ランキング3位は、山崎賢人が主演を務める『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)で79.8億円をマーク。
原作は漫画家・原泰久氏が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の『キングダム』で、実写映画シリーズとしては第4作目。山崎演じる主人公・信のほか、王騎(大沢たかお)にスポットを当てたストーリーを展開。国内上映の歴代映画興収ランキングでは86位にランクインした。
なお、23年の年間ランキングではトップ4までアニメ作品だったが、24年は3位に実写の『キングダム 大将軍の帰還』が食い込んだ。一方、ここまでの上位3作はすべて東宝による配給。
東宝配給作品としては、24年はほかにも『ラストマイル』(8月23日公開)が58.9億円をあげて5位に、『変な家』(3月15日公開)が50.5億円をあげて8位にランクインしている。
また、23年12月公開のアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』も24年のランキング対象となり、63.2億円で4位に輝いた。このように、ヒット作を多く輩出した東宝の年間興収は過去最高の910~920億円となる見込みと伝えられている。
そのほか、松竹配給でやはり23年12月に公開された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』も45.2億円と健闘し、24年の興収ランキング10位に。
2025年1月公開作も続々
24年末には、のん主演の『私にふさわしいホテル』(12月27日公開)や、木村拓哉が主演を務める『映画 グランメゾン・パリ』(12月30日公開)なども封切られた。
そして、25年もさっそく松重豊が主演と監督、脚本も兼任する『劇映画 孤独のグルメ』(1月10日公開)や、赤楚衛二主演の『366日』(同)、大泉洋主演でなにわ男子・長尾謙杜なども出演する『室町無頼』(1月17日公開)など、続々と新作が登場。
さらに、『名探偵コナン』の劇場版アニメシリーズ最新作『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)を心待ちにしているファンも多く、その興収にも期待がかかる。
年間映画ランキングトップ10(2024年12月15日時点)
※映画ジャーナリスト・斉藤博昭氏のYAHOO!JAPANニュース「2024年の映画年間ベスト10」記事より
1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』157.1億円
2位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』115.5億円
3位:『キングダム 大将軍の帰還』79.8億円
4位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』63.2億円
5位:『ラストマイル』58.9億円
6位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』53億円
6位:『インサイド・ヘッド2』52.7億円
8位:『変な家』50.5億円
9位:『怪盗グルーのミニオン超変身』45.3億円
10位:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』45.2億円