「2024年注目の飲食チェーン1位」だった【ショーグンバーガー】知ってる? 富山発の1,380円「チーズバーガー」食べてみた

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 フードメディアサイト「テンポスフードメディア」が公開した「2024年注目の飲食チェーンランキングトップ10」で、1位に輝いたハンバーガーチェーン「ショーグンバーガー」。今年一番の注目を集めたはずのハンバーガーの実力を測るべく、グルメライターが店舗を訪れ、実食してきました。
目次
2024年注目の飲食チェーンランキングとは?
【ショーグンバーガー】国内18店舗、1号店は富山
1,380円「チーズバーガー」実食
店員おすすめの味変はマスタード
480円「ポテトフライ」とドリンクバーセット実食
注目飲食チェーン1位となったのも納得の実力
2024年注目の飲食チェーンランキングとは?
 フードメディアサイト「テンポスフードメディア」。業務用調理器具などの通販や、「ステーキのあさくま」などの外食チェーンを運営する株式会社テンポスホールディングス傘下で、インターネット通販事業を担当する株式会社テンポスドットコムが運営するサイトです。
 11月26日、同サイトで「2024年注目の飲食チェーンランキングトップ10!」というランキング記事が公開されました。あと1カ月で24年が終わるというタイミング、かつ独自の視点で作成されたというこのランキングでは、大衆焼肉チェーン「煙力(けむりき)」や、ポークステーキ専門店である「マロリーパークステーキ」などのチェーンを紹介しています。
 ところが、グルメライターの端くれであるはずの筆者はなんと同記事の中で紹介されたチェーンを一つも知らないという事態が発生(不勉強ですみません!)。調べてみると、まだ店舗数があまり多くないチェーンがほとんどで、これからの伸びに注目したランキングとなっているようです。
 ランク入りしたチェーンが24年にブレークしたかどうかの判断は難しいところですが、同記事の中でランキング1位となっているハンバーガーチェーン「ショーグンバーガー」を訪れ、注目を集める(?)味を勉強するべく、実食してきました。
【ショーグンバーガー】国内18店舗、1号店は富山
 調べてみると、この「ショーグンバーガー」は17年に富山で1号店をオープンしたのが発祥のチェーンとのこと。元々、現地の老舗焼肉店「焼肉ハウス大将軍」を経営していたオーナーが新たに始めた事業で、黒毛和牛のスネ肉を使ったぜいたくなハンバーガーがウリのようです。1号店で人気を獲得すると、翌18年には東京都新宿区に歌舞伎町店をオープンし、こちらでも人気店となりました。
 さらに、22年にはハンバーガーの日本一を決める大会である「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP」に出場し、見事優勝。さらには、この優勝で日本代表としてアメリカのテキサス州で開かれた「WORLD BURGER CHAMPIONSHIP」に日本代表として出場し、30チームのうち6位という好成績を残すなど、世界的にも評価が高いようです。
 そんな実力を持った同チェーンは、現在国内にフードトラックも含めると18店舗、中国・上海に1店舗と、順調に店舗数を増やしつつあります。筆者は今回、最寄りの高崎店を訪れ、「チーズバーガー」(1,380円)と、「ポテトフライ」とドリンクバーのセット(480円)を注文しました。
【ショーグンバーガー】1,380円「チーズバーガー」実食
 オーダーは店内の券売機による先払い方式で、店員さんが親切に説明をしてくれたのですが好印象でした。注文から5分ほどで商品が到着。以下、写真でその魅力をお伝えできればと思います。
 「チーズバーガー」から実食していきます。購入した際には、「やっぱり和牛が使われてるし、かなりパンチの強い感じなんだろうな」と味の予想をしていましたが、実際に食べてみると、上質なお肉のおいしさやチーズとの相性の良さははっきりと伝わるものの、意外なほどにあっさりとしたテイストでビックリ。
 パテにはスネ肉が使われているとのことでしたが、柔らかくうま味が強い中に、ちょっとコリコリとしたスジのような部分があるのも個人的にはかなり好みです。
 このパテが、ふんわりとしたバンズやシャキシャキ感のある野菜と合わさることで、食感はかなりハイレベルなものとなっており、満足感がありました。
 ただ、素材の良さを伝えるためか、チーズバーガーと聞いて多くの人が想像するような味に比べると、かなりお上品にまとまっているのは、人によっては賛否が分かれるかもしれません。
店員おすすめの味変はマスタード
 半分ほど食べ進めたあと、商品の提供時に店員さんから味変にはマスタードがオススメだと告げられたのを思い出し、卓上にあった調味料との組み合わせにトライすることにしました。まずはオススメされたマスタードから試したところ、風味は強いものの、あまり酸味はないタイプのマスタードは、「チーズ―バーガー」全体の味をさらにまとめてくれるような相性の良さ。店員さんが推すのも納得でした。
 ケチャップは、その甘さとコクが全体的にあっさりめな味わいにパンチを足してくれるものの、特有の良さが消されてしまうような部分もあり、ちょっと微妙。
 ハイサイソース2種は、かなり尖った唐辛子の味が刺激的なソースで、辛いもの好きな筆者としてはアリな味付けですが、エクストラホットはかなり辛めなので、使う際には十分に注意をした方がいいかもしれません。
 大将軍焼肉BBQソースは「焼肉ハウス大将軍」秘伝のタレにハイサイソースをブレンドしたもののようで、甘みと辛味のバランスが筆者の好みにベストマッチ。ケチャップと異なり、ハンバーガーの良さを活かしながらパンチのある味わいを足してくれるこのソースが、筆者としてはベストの組み合わせのように思えました。
【ショーグンバーガー】480円「ポテトフライ」とドリンクバーセット実食
 続いて、「ポテトフライ」を実食。端にじゃがいもの皮が残ったこちらは、外側のサクサク感と、中のホクホク感が両方あるタイプです。個人的には「クア・アイナ」のようなザクザクのポテトのほうが好みではありますが、万人受けする味わいだと言えるでしょう。
 この「ポテトフライ」でも、上記の卓上調味料5種類を試してみましたが、こちらも大将軍焼肉BBQソースと相性抜群。甘辛な味わいに手が止まらなくなるおいしさがありましたので、「ショーグンバーガー」に行くことがあったら是非お試しください!
【ショーグンバーガー】注目飲食チェーン1位となったのも納得の実力
 値段は比較的高めではあるものの、それに見合うだけのハイレベルな味わいがあった「ショーグンバーガー」。今年の注目飲食チェーン1位となったのも納得の実力でした。
 筆者の住んでいる埼玉県北部からは少し距離がありますが、今後近くに店舗が出来ることを祈りながら、それなりの頻度で通って応援していく所存です。
 はやり廃りの激しい飲食業界ですが、同チェーンのような魅力あるお店が多く出てくることも、筆者のようなグルメライターにとっては大いなる楽しみの一つ。
 来年もあまたのチェーンが注目を集めることになると思いますが、今回のように「どこも知らない……!」みたいな事態にならないよう、アンテナをしっかりと張り、さまざまなチェーンの魅力を発見していきたいと思います!
 なお、家族に頼まれて高崎店限定バーガーである「群馬県産麦豚の味噌焼きバーガー」(2180円)をお土産に購入しましたが、その味を大絶賛していました(味見は断固拒否されてしまいました……)。次回訪れる時は、筆者もこのメニューにトライするつもりです
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