【オーケー】関西に初出店、 関東で人気の低価格スーパーとは? 惣菜・弁当9品実食レポ

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 関東エリアで強い人気を誇るディスカウントスーパー「オーケー」。1958年に1号店を開店して以降、154店舗(2024年5月時点)を展開しています。今年11月に大阪に“上陸”を果たすことで関心を集めていますが、サイゾーウーマンはかねてよりオーケーに注目。これまでに掲載したオーケーの記事を再掲します。
目次
【オーケー】とは?
166.32円「イタリアンソーセージのカレーピザ」実食
331円「旨辛そぼろ丼」実食
439.56円「国産さんま生姜煮丼」実食
106.92円「コロッケ」実食!
678.24円「照り焼きチキンピザ」実食
322.92円「ロースかつ重」実食
170.64円「小麦の極み食パン」「ホテルブレッド」 実食
PBアイス実食
※価格や商品は各記事の公開時点における情報です
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
【オーケー】とは? 11月26日に関西1号店オープン!
 「高品質・Everyday Low Price」をスローガンに掲げるオーケー。「万一、他店より高い商品がございましたら、お知らせください。値下げします」というポスターを掲げるほど、業界最安値にこだわっている人気スーパーです。
 1958年6月に1号店を上板橋に開店し、東京、神奈川、千葉、埼玉の郊外を中心に店舗を増やして2024年5月時点で154店まで拡大。
 23年10月には一等地といわれる東京・銀座にオープンして大きな話題に。24年3月には同じく東京都心の日本橋にも出店し、郊外だけでなく都心も“攻略”したと一部経済メディアで報じられました。
 そんなオーケーが11月26日に関西1号店の高井田店を大阪府東大阪市にオープン。25年以降は、関西で積極に出店する方針だといいます。
 銀座に出店以降もますます好調の同スーパーの魅力について、主に総菜・弁当の面からお伝えしていきます。
【オーケー】166.32円「イタリアンソーセージのカレーピザ」
※価格などは2024年8月29日時点の情報です
 期間限定、7年ぶりに復刻したというピザ「イタリアンソーセージのカレーピザ」166.32円。店頭にホールタイプが見当たらなかったのでカットピザを選びました。残り2点でとても売れていました!
 トースターで温めると、早くもカレーの良い香りが!
 半分にカットして断面を見ると、生地にカレーソースがたっぷり塗られています。
 さっそくガブリと食らいつくと、カレーの風味がガツン! ときたあとに、マヨネーズとチーズがあじわいをマイルドにしてくれます。たまねぎはシャクシャクとした歯ざわりで、カレーにぴったりの味わい。
 カレーソースのピザといえばピザーラのカレーモントレーが有名ですが、オーケーのほうはポテトが使われていない分、軽めに食べられます。
 ソースはもちろん、このソーセージがおいしい! 塩加減は控えめでハーブが香ってきます。このソーセージだけでお酒が楽しめそう。
 子どもはもちろん、大人も十分満足できるカレーピザでした! 期間限定発売の今のうちに食べておかないと、きっと後悔しますよ〜!

【オーケー】331.56円「旨辛そぼろ丼」
※2024年9月3日公開時点の情報です
  「旨辛そぼろ丼」、筆者はオーケー会員なので現金払いで322.92円(非会員・カード払い331.56円)です。「たっぷりのニンニク」「ピリ辛の味付け」のシールに心が踊ります!
 レンジで温めてからいただきます。ふたをあけるとニンニクの香りがムワッ! ワクワクしながら温泉卵を割ると、とても良い感じになりました。
 さっそく黄身と絡ませて一口食べると、ほどよい辛さとそぼろの甘さが絶妙! なめらかなそぼろの舌触りに、たけのこのシャクシャクした存在が良いアクセントです。たけのこのほかにもニラが入っていて、見た目よりも具の種類が多いのがうれしい!
 濃いめの味付けで、口に運ぶ手が止まりません。そして食べるほどにニンニクの存在がはっきりしてきて、唐辛子のピリ辛もあいまってまるで中華料理のよう。このおいしさ、さすがオーケーとうなる出来栄えです!
 そぼろ丼という名前から和風な味付けと思いきや、日高屋にあってもおかしくない、ニンニクがっつりの中華テイストだった「旨辛そぼろ丼」。ニンニク好きにはぜひ食べてもらいたい新作でした!

【オーケー】439.56円「国産さんま生姜煮丼」
※2024年9月10日公開時点の情報です
 「国産さんま生姜煮丼」、会員現金払いで439.56円です。
 旬のさんまに、針生姜がたっぷり乗っています。レンジで温めてからふたを取ると、食欲を刺激するタレが香ってきました。
 さんまをどかしてご飯をチェック。タレの量は控えめで、かかっていない部分も多めです。刻み海苔は全体的に乗っています。
 まずさんまを一切れ口にすると、かばやき風のおなじみの味で、ご飯が進む! 噛むほどにさんまのうまみが感じられて幸せな気分。
 針生姜と合わせると、タレのあとにほどよい刺激で、これまたご飯に合う! この生姜、さんまに負けないうまさです。そういえば、生姜も今が旬。おいしいわけです。
 さんまは一切れ6センチほど。骨ごと食べられる柔らかさなのがうれしいポイント。子どもも食べられますよ。
 ちなみに、8月中旬にさんまの初物が豊漁だったと報じられて大きな話題になりましたが、それはさまざまな要因が重なった好結果だったよう。残念ながら、今年は昨年より少なくなる見込みと9月8日に時事通信社が報じています。
 一般家庭で口にできる機会は限られそうなので、オーケーのお弁当で楽しめるのはありがたいですね!

【オーケー】106.92円「ごろっと芋の牛肉コロッケ」
※価格などは2023年12月4日時点の情報です

 オーケーの総菜売り場には、120円(税抜き、以下同)の「ハムカツ(無塩せきハム使用)」や2本で199円の「豚肉と玉ねぎの串カツ」など、お手頃価格の揚げ物がズラリ。
 もちろん味にもこだわっており、人気商品の「国産ジャンボチキンカツ」(389円)は、「一度も冷凍していない国産鶏むね肉を使用しているから旨い!」(公式サイトより)とのこと。
 あれもこれもと目移りしていると、今回のお目当てである99円(税込み106.92円)の「ごろっと芋の牛肉コロッケ」を発見。1個入りと2個入りのパックが売られていましたが、1個あたりの価格は同じようです。
 オーケーのコロッケは、サイズ的には一般的ですが、少し厚めで、ころっとしていてかわいらしい印象。衣の質感から、油切れの良さが伝ってきます。
 包丁で半分にカットすると、商品名通りのごろっとしたじゃがいもがたくさん! そしてその隙間を埋めるように、細かく挽かれた牛肉が混ぜ込まれている様子も確認できます。
ごろっと具合いをチェック!
 さらに“ごろっと具合い”を確認するため、衣の中からじゃがいもをほじくり出してみると、お芋の塊が出るわ出るわ。粉状にマッシュされている部分は非常に少ない印象です。おそらくお芋を潰さないよう、注意を払いながら成型しているのはないでしょうか。
 一口頬張ると、しっとりとしたじゃがいもの甘味が口の中に広がる! 牛肉の食感はあまりないものの、肉のうまみは感じられます。
 味付けはしっかりめで、ナツメグなどのスパイスも強めに香っているため、ソースなしでも十分おいしい! 油っぽさもほぼなく、軽い口当たりで何個も食べれちゃいそうです。これは非の打ち所がない、パーフェクトなコロッケといえるのでは?



芋のごろっと度
★★★★★


食感
★★★★☆



★★★★★



【オーケー】628円「照り焼きチキンピザ」
※23年12月8日公開時点の情報です
 シンプルな箱を開けると、鮮やかなたまごサラダが目に飛び込んできます。“てりたま”はテッパンですし、8つにカットすれば必ずたまごサラダが乗っている点もポイント高し! “マヨビーム”もまんべんなくかけられていて、非常に美しいピザです。
 公式サイトによると、トッピングはモッツァレラチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、照り焼きチキン、たまごサラダ、オニオンスライス、マヨソース、パセリ、照り焼きのたれ。生地はオーケーが独自に開発したそうで、「耳まで美味しい」を謳っています。
生地の弾力に驚き!
 ピザをカットしていると、耳の弾力に驚き! 決して硬くはないものの、押すとしっかり反発してくる“もちふわ感”は、まさにイタリア発祥のパン・フォカッチャのよう。
チキンの量をチェック!
 唯一見た目で気になったのが、メインであるはずの鶏肉がチーズとソースに隠れてほぼ見えなかった点。そこで、ピザを8つにカットした後、一切れ分のチキンをかき集めてみました。
 すると、“欠片”と呼んでも差し支えないほど、小ぶりに切られたチキンがいくつか集まりました。肉好きとしてはちょっとがっかり……。
 一口食べると、甘~い和風の照り焼きのたれの味がガツンと来ます。その後、食べ進めると……やはりほぼたれの味しかしません。卵やチキンの存在を忘れてしまうほど、たれの主張が強い! ただ、そんな単調な味の中でも、玉ねぎのシャキシャキ感が残っているのはうれしいポイント。
 そして、オーケーが「耳まで美味しい」と謳っているだけあり、甘みのある耳がうまい! 触った感じと同様に、食感や味もかなりフォカッチャに近いです。これは耳だけでもずっと食べていられるレベル! この生地はお見事です。



見た目
★★★★☆


生地
★★★★★



★★☆☆☆



【オーケー】322.92円「ロースかつ重」
※2023年12月4日時点の情報です
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください

オーケーの人気商品といえば、色とりどりの格安弁当の数々。中でも299円(税抜、以下同)の「ロースかつ重」は数々のメディアで取り上げられ、ファンも多いのだそう。
 フタを開けると、上品な出汁の香りがふわ~り。漬物などの添え物はなく、米、とんかつ、卵、玉ねぎ、三つ葉という最低限の役者がそろったシンプルなかつ重です。
 2センチほどの厚みがあるとんかつを箸で持ち上げると、一気に食欲がわいてきます。
 オーケーの「ロースかつ重」の味を一言で表すと「上品」。口に入れた瞬間、上品な出汁の味が、口の中にふわっと広がり、三元豚の甘さもしっかり感じられます。
 そして、揚げ物であることを一瞬忘れてしまうほど、油っぽさがない! 味付けは決して濃くないのですが、さわやかな出汁の風味が心地良く、気づけばご飯が進みます。三つ葉のしゃきっと感が残っているのもうれしい!
 これが299円で食べられるとは……。衝撃です!!



見た目
★★★★☆


食感
★★★★★


味付け
★★★★★



【オーケー】170.64円「小麦の極み食パン」「ホテルブレッド」
※21年8月9日公開時点の情報です
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください

 オーケーのベーカリーコーナー「ベーカリー ダコール」。大人気のピザやミニクロワッサン、菓子パンなどがずらり。棚の3分の1を占めるのが食パンで、主力商品であることがうかがえます。
 どの食パンも一律158円(税抜き)という安さとわかりやすさがオーケーらしいですね!
オーケー「小麦の極み食パン」
 群馬県産とカナダ産の小麦を配合して、小麦の風味を追求した食パンだそう。国産小麦が50%使用されていると明記されています。もうひとつ、国産小麦を30%配合したもっちり食感が魅力の「国産小麦入りもっちり食パン」もあり迷いましたが、「極」のシールに惹かれてこちらに。
実食した主婦たちの評価
「ちゃんと小麦の香りがする」
「しっかり目に焼かれた耳が香ばしい」
「白い部分はあっさりしてる」
香り  :★★★★☆
柔らかさ:★★★★☆
味わい :★★★★☆
コスパ :★★★★★
原材料のシンプルさ、それを伝える記述の透明性の高さがオーケーらしく、安心して食べられます。「普段の食パンはオーケーで十分だね」という誰かのコメントに全員頷いていました。我が家もシャトレーゼから浮気しちゃいそう。
オーケー「ホテルブレッド」コスパ5つ星!
 「イタリア由来の酵母と乳酸菌が共存する発酵種」である「パネトーネ種」を使用しているそう。パンの旨みや風味を補う役割をしてくれるんだとか。あいにく昨日の分しかありませんでした! 鮮度が命のパンですから、比較する上でハンデになるかもしれません。
実食した主婦たちの評価
「ホテルブレッドにしてはあっさりめ」
「昨日の分ということで若干生地の老化を感じるけど、言うほど気にならない 当日ならもっとしっとりかも」
香り  :★★★☆☆
柔らかさ:★★★★☆
味わい :★★★☆☆
コスパ :★★★★★
このクオリティでこの価格を実現している陰には、相当な企業努力があるはずです。最後のほうはオーケーの素晴らしさを語り合う会のようになっていました。
 結果、実際に買うならどのパンにする? という質問には満場一致で「オーケー」という結果でしたよ!

【オーケー】PBアイスはシャトレーゼに勝る味!
※22年5月28日公開時点の情報です

オーケースーパーPBアイス



コスパ度
★★★★★


おすすめ度
★★★★☆


リピートしたい度
★★★★☆




 容量たっぷり120mlで、この味と200円という価格はさすがオーケー! 素材にこだわっているアイスがこの価格なら言うことなしですね。
 製造元のユーロインターナショナル(株)は、東京・世田谷に直営店のあるジェラート製造販売企業とのことなので、そのおいしさも納得です。
 ただ一点だけマイナスがあるとすれば、簡素なパッケージ。お土産として持って行くなら、オーケーのアイスは選ばないかもしれませんね(笑)。
オーケーとハーゲンダッツ、シャトレーゼを食べ比べてみて、オーケーの魅力に気づきました。ビターチョコ、ラムレーズン、ストロベリーを試食しなかったので、次回はぜひその3つを試したいと思います。
 オーケースーパーの店頭でも、PBアイスをカゴに入れている人が多かったので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。ちなみに、オーケースーパーでは、ハーゲンダッツのアイスもお安く売っていましたよ(笑)!
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