アニメ『ブルーロック』第2期、声優は「ほぼ全員主役級」も……“紙芝居化”にファン嘆き
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現在テレビアニメ第2期が放送中の『ブルーロック』(テレビ朝日系)について、ネット上の一部視聴者からは、“動きの少なさ”をめぐって不満の声が上がっている。業界関係者はその背景に、“3つの要因”があると推測した。
目次
・『ブルーロック』、出演声優が豪華!
・『ブルーロック』第2期の“紙芝居化”の要因
アニメ『ブルーロック』、「ほぼ全員主役級」の声優陣に驚きの声
『ブルーロック』は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2018年8月から連載されている金城宗幸氏(原作)、ノ村優介氏(作画)によるサッカーマンガが原作。
日本フットボール連合が、日本を『ワールドカップ』優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、「ブルーロック(青い監獄)」という選手育成寮を設立。全国から集められた300人の高校生たちが、失格となれば日本代表入りの資格を永久に失うという厳しい条件の中、たった1枠をかけてぶつかり合うストーリーとなっている。
「22年10月期から2クール連続でテレビアニメ第1期が放送され、今年4月には『別冊少年マガジン』(同)で22年6月から連載中のスピンオフ作品『ブルーロック -EPISODE 凪-』が劇場アニメ化を果たしました。現在放送中の第2期『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』では、過酷なセレクションを生き残った主人公・潔世一(声・浦和希)ら35人が、 ブルーロックプロジェクトの存続をかけて、U-20日本代表とのビッグマッチに臨む様子が描かれています」(アニメ誌ライター)
声優陣には、主演の浦や蜂楽廻役の海渡翼といった若手をはじめ、中堅の斉藤壮馬や花江夏樹、ベテランの神谷浩史、諏訪部順一、櫻井孝宏らまで幅広い層が揃っており、ネット上では「クレジットをあらためて見てキャストの豪華さに身震いしてる」「ほぼ全員主役級」と驚く声が上がっている。
『ブルーロック』第2期が“紙芝居化”!? その要因とは
しかし、今期をめぐっては、ネット上の一部視聴者から「作画にはがっかり』『動きがあまりにも紙芝居すぎてつらい」と、アニメーションのクオリティの低さを嘆く声が噴出。その理由として、「作画ではなく声優に多くの予算を使っているからでは」と予想する人もいるようだ。
なお、声優事務所関係者は、制作費と声優のギャラの関係について、以下のように説明する。
「アニメの出演料は、日本俳優連合が定める“ランク制”にのっとって決まるため、有名声優だからといって、べらぼうに高くなるわけではありません。とはいえ、1話に出演する人数が多ければ、それだけ多くの費用がかかる。神谷、諏訪部、櫻井らキャストの3分の1以上はランクの高いキャストが揃っているだけに、1話につき10人以上出演するとなると、なかなかの金額になるわけです。しかし、作品をヒットさせるために、多くの予算を割いてでも“声優自身の人気にあやかりたかった”のでしょう」(同)
また、“紙芝居化”の要因として「制作スタッフが少ないこと、制作日程が短いこと」を指摘する。
「あくまでも予想ですが、製作委員会に属している、作品についての決定権がある人たちと、作画をする現場の人たちの意思疎通がうまくいっていないのでは。『ブルーロック』はとても人気のある作品ですから、ほかのアニメと比べたら予算は潤沢にあるはず。にもかかわらずアニメーションの質が低いということは、作画担当スタッフが揃っておらず、かつスケジュールもタイトなのではないかと考えられます」(同)
日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」や、スポーツブランド「アディダス」をはじめとしたさまざまな企業とコラボし、イベント開催やグッズ展開も豊富な『ブルーロック』。既存ファンを離れさせないためにも、作画問題は解消していってほしいところだが……。
目次
・『ブルーロック』、出演声優が豪華!
・『ブルーロック』第2期の“紙芝居化”の要因
アニメ『ブルーロック』、「ほぼ全員主役級」の声優陣に驚きの声
『ブルーロック』は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2018年8月から連載されている金城宗幸氏(原作)、ノ村優介氏(作画)によるサッカーマンガが原作。
日本フットボール連合が、日本を『ワールドカップ』優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、「ブルーロック(青い監獄)」という選手育成寮を設立。全国から集められた300人の高校生たちが、失格となれば日本代表入りの資格を永久に失うという厳しい条件の中、たった1枠をかけてぶつかり合うストーリーとなっている。
「22年10月期から2クール連続でテレビアニメ第1期が放送され、今年4月には『別冊少年マガジン』(同)で22年6月から連載中のスピンオフ作品『ブルーロック -EPISODE 凪-』が劇場アニメ化を果たしました。現在放送中の第2期『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』では、過酷なセレクションを生き残った主人公・潔世一(声・浦和希)ら35人が、 ブルーロックプロジェクトの存続をかけて、U-20日本代表とのビッグマッチに臨む様子が描かれています」(アニメ誌ライター)
声優陣には、主演の浦や蜂楽廻役の海渡翼といった若手をはじめ、中堅の斉藤壮馬や花江夏樹、ベテランの神谷浩史、諏訪部順一、櫻井孝宏らまで幅広い層が揃っており、ネット上では「クレジットをあらためて見てキャストの豪華さに身震いしてる」「ほぼ全員主役級」と驚く声が上がっている。
『ブルーロック』第2期が“紙芝居化”!? その要因とは
しかし、今期をめぐっては、ネット上の一部視聴者から「作画にはがっかり』『動きがあまりにも紙芝居すぎてつらい」と、アニメーションのクオリティの低さを嘆く声が噴出。その理由として、「作画ではなく声優に多くの予算を使っているからでは」と予想する人もいるようだ。
なお、声優事務所関係者は、制作費と声優のギャラの関係について、以下のように説明する。
「アニメの出演料は、日本俳優連合が定める“ランク制”にのっとって決まるため、有名声優だからといって、べらぼうに高くなるわけではありません。とはいえ、1話に出演する人数が多ければ、それだけ多くの費用がかかる。神谷、諏訪部、櫻井らキャストの3分の1以上はランクの高いキャストが揃っているだけに、1話につき10人以上出演するとなると、なかなかの金額になるわけです。しかし、作品をヒットさせるために、多くの予算を割いてでも“声優自身の人気にあやかりたかった”のでしょう」(同)
また、“紙芝居化”の要因として「制作スタッフが少ないこと、制作日程が短いこと」を指摘する。
「あくまでも予想ですが、製作委員会に属している、作品についての決定権がある人たちと、作画をする現場の人たちの意思疎通がうまくいっていないのでは。『ブルーロック』はとても人気のある作品ですから、ほかのアニメと比べたら予算は潤沢にあるはず。にもかかわらずアニメーションの質が低いということは、作画担当スタッフが揃っておらず、かつスケジュールもタイトなのではないかと考えられます」(同)
日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」や、スポーツブランド「アディダス」をはじめとしたさまざまな企業とコラボし、イベント開催やグッズ展開も豊富な『ブルーロック』。既存ファンを離れさせないためにも、作画問題は解消していってほしいところだが……。