ウィリアム皇太子、「第二の故郷」アフリカ訪問での姿に称賛集まる

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 4日間の日程で南アフリカを訪問していたウィリアム皇太子。アフリカを「日常の雑事を忘れられ、自分らしくいられる」「第二の故郷」と表現し、自然体な振る舞いが素敵すぎると大好評。
目次
ウィリアム皇太子、アフリカを訪問
「アフリカは私の人生において大きな部分を占めている」
「ウィリアムなら誰もが認める立派な国王になる」
ウィリアム皇太子、アフリカを訪問
 2020年に英国王立財団とウィリアム皇太子が設立した「アースショット賞」。「世界規模で環境問題を解決する」ことを目指す環境賞で、4回目となる今年の授賞式を開催する場所として皇太子が選んだのはアフリカだった。
 11月4日に民間機でケープタウンに到着した皇太子は、その日のうちにアフリカとアジアで活動する18歳から35歳の若い環境活動家120人と交流。皇太子夫妻の公式SNSで公開された集団セルフィーは、「みんな笑顔!」「やる気に満ちあふれている!」と、大きな話題になった。
 5日に開催されたパネルディスカッションでは、皇太子が「Papa(パパ)」というアルファベットが入ったブルーのブレスレットを身に着けていたことが話題に。地元ラジオ局の番組に出演した皇太子は、このブレスレットについて、「テイラー・スウィフトのコンサートの記念にと、娘が作ったブレスレットなんです」「こちらに来る時にプレゼントしてくれたんです。だから、なくさないように着けるねって約束したんです」と明かし、ネット上では「パパ、愛されてるね」「素敵なエピソード」だと好感度がアップした。
 また動物園経営者でクロコダイルハンターとしても有名なスティーブ・アーウィンの息子で、アースショット賞のアンバサダーでもあるロバート・アーウィンとも交流し、「若い世代に環境問題に取り組んでもらいたいという皇太子の願いが伝わる」など称賛の声が上がった。
「アフリカは私の人生において大きな部分を占めている」
 6日に行われたアースショット授賞式はYouTubeなどでライブ中継され、ハイディ・クルム、ウィニー・ハーロウなどセレブも出席。皇太子は、チャールズ国王が迎えた初の国賓としても知られるシリル・ラマポーザ大統領と対面し、笑顔でがっちり握手する写真はネット上でも大きな話題になった。
 また、皇太子の洋服について、ダイアナ元妃同様、ファッションのお手本になってきていると話題に。授賞式では、ロンドンのヴィンテージショップで購入したブレザーと、今年のアースショット賞ファイナリストである「ピューリファイド・シューズ」というプラスチックを一切使わないスニーカーを着用。率先してサステナブルを取り入れた服装に注目が集まった。
 皇太子にとって、アフリカは母の死を癒やし、またキャサリン妃にプロポーズした特別な地。思い入れについて、「幼い頃に訪れて以来、アフリカは私の人生において大きな部分を占めている。精神的にも環境的にも、人間的な面でも、深いつながりを感じるのです。訪れるたびに温かな歓迎を受け、日常の雑多を忘れ、自分らしくいられる」と語っていた。
 今回の滞在中には、14年に英国王立財団と皇太子が立ち上げた、絶滅危惧種を野生生物の違法取引から守る「ユナイテッド・フォー・ワイルドライフ」のグローバルサミットも行われ、大忙しだったが、終始リラックスした表情だった。
「ウィリアムなら誰もが認める立派な国王になる」
 今回の滞在中には、化学療法(抗がん剤治療)を完了しジム通いも再開したと伝えられているキャサリン妃の近況について「とても調子がよい」と言及し、「アースショット賞授賞式も(イギリスから)見て、応援してくれていると思う」と、にこやかにコメント。さらに今年は妃にとって大変な年になったと思いやる言葉を口にして、「素敵」「理想の夫」だとネット上の好感度がさらにアップした。
 アフリカでの皇太子の姿を見て、ネット上では「皇太子の南アフリカ訪問は大成功に終わった」「ウィリアムなら誰もが認める立派な国王になる」といった称賛の声が続出。2024年は皇室にとって大変な一年だったが、皇太子のおかげで和やかな気持ちで終えられると感謝するコメントも多く書き込まれている。
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