Snow Man、ドームツアーのチケット転売横行――開幕の地・札幌は宿泊料も高騰中
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Snow Manの5大ドームツアー『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』が、11月9~10日の北海道・大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)公演からスタートする。人気グループのコンサートとあって、チケットの転売行為が横行しているほか、現地・札幌周辺は“ホテル不足”にもなるなど、公演前からファンを不安にさせているという。
目次
・Snow Man、ドームツアーのチケット転売が横行
・Snow Man、転売チケットの価格が下がった?
・ライブ開催の札幌、宿泊料高騰、航空券も予約取りずらい状況に
Snow Man、5大ドームツアーのチケットの転売行為が横行
10月30日発売の4thアルバム『RAYS』を引っ提げた今ツアー。11月9~10日の北海道公演を皮切りに、愛知・バンテリンドームナゴヤ(同16~17日)、福岡・みずほPayPayドーム福岡(同30~12月1日)、東京・東京ドーム(12月15~18日)、大阪・京セラドーム大阪(同25~27日)で計13公演を行う予定だ。
ツアーの基盤となるアルバム『RAYS』は、初週108.1万枚を売り上げ、「オリコン週間アルバムランキング」(11月11日付)で首位を獲得したばかり。多くのファンを擁しているSnow Manだけに、ファンクラブ会員を対象としたチケットの抽選結果が発表されると、SNS上では落選報告が続出。一般販売のチケットも即完売となった。
「チケット価格はファンクラブ料金で9,700円、一般チケットは1万2,000円(いずれも税込)ですが、一部ネット上の売買サイトを見てみると、最安値は9,000円で、最高額は10万円台でした(11月8日午後7時時点)。全公演併せて1,700件以上ものチケットが出品されており、転売行為が横行している状況ですが、過去、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所、以下『STARTO』)のアーティストが出演するコンサートや舞台では、チケットが20~30万円などに跳ね上がることもありましたから、今回のツアーは“超激戦公演”のわりに、そこまで高騰していない印象です」(男性アイドルに詳しい記者)
Snow Man、チケット転売価格が下がった背景
というのも、STARTO公式サイトでは9月5日と27日の2度にわたり、「チケット転売サイトに対する発信者情報開示請求について」(原文ママ、以下同)と題したお知らせを掲載している。
5日付の文書によると、同社はチケット取次ぎサービス「チケット流通センター」に対し、「当社契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求」を実施。「例えば、『なにわ男子』のイベントだけでも3,000件以上の転売があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)」と公表した。
そして27日には、チケットリセールサイト「チケットジャム」にも、「当社契約タレントのコンサートチケットを高額転売目的で出品する投稿について発信者情報開示請求」を行ったと報告。さらに、「当社は、今後もより多くのファンの皆様が本来の価格でチケットをご購入いただけるよう、不正転売行為の撲滅に向けてYC社とともに必要な措置を講じていきます」と宣言した。なお、「YC社」はコンサートを主催している株式会社ヤング・コミュニケーションを指す。
こうしてSTARTO側が本格的な転売対策をとり始めたことで、9日午後5時に開演するSnow Manのツアーにおいては「出品・または購入者が様子見している状況からか、これまでに比べるとチケットの価格が下がっているのかもしれない」(同)とのこと。
back numberらもライブ開催、札幌でホテル宿泊代金が値上がり
一方、Snow Manの北海道公演をめぐっては「札幌のホテルの宿泊代金が値上がりしている」といった状況から、“ホテル難民”が続出するのではないかと、心配の声がSNSに寄せられていた。
なお、8日から10日は道内でライブが複数開催。Zepp Sapporoで4人組バンド・緑黄色社会のライブ『Live House Tour “Laugh”』札幌公演があり、9~10日はSnow Manの大和ハウスプレミストドーム公演のほか、人気バンド・back numberとマカロニえんぴつが『back number “anti sleeps tour 2024”』を真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催する。
NHKのニュースサイト・NHK NEWS WEB(北海道 NEWS WEB)が8日午後6時台に配信した記事では、「これらの公演には道内外から多くのファンが訪れることが見込まれています」と指摘。「多くのホテルでは、需要に応じて料金が変わる仕組みを導入」しているといい、取材に応じた札幌市内のホテルは「通常の週末は1泊2万円ほどの部屋が、この週末は3万円近く」に設定したとコメント。ほかの多くのホテルでも、「この週末は料金が高くなっていた」そうだ。
また、航空便に関して、「8日から9日にかけて、新千歳空港に到着する便は、予約が取りにくい状況になっています」とも報道。Snow Manの公演だけが原因ではなさそうだが、北海道で実施されるコンサート・イベントの影響によって、ホテルの値段などにも変化が生じていたのだろう。
北海道公演がSnow Manメンバーやファンにとって良い思い出となるよう、何のトラブルもなく無事に終演することを願いたい。
目次
・Snow Man、ドームツアーのチケット転売が横行
・Snow Man、転売チケットの価格が下がった?
・ライブ開催の札幌、宿泊料高騰、航空券も予約取りずらい状況に
Snow Man、5大ドームツアーのチケットの転売行為が横行
10月30日発売の4thアルバム『RAYS』を引っ提げた今ツアー。11月9~10日の北海道公演を皮切りに、愛知・バンテリンドームナゴヤ(同16~17日)、福岡・みずほPayPayドーム福岡(同30~12月1日)、東京・東京ドーム(12月15~18日)、大阪・京セラドーム大阪(同25~27日)で計13公演を行う予定だ。
ツアーの基盤となるアルバム『RAYS』は、初週108.1万枚を売り上げ、「オリコン週間アルバムランキング」(11月11日付)で首位を獲得したばかり。多くのファンを擁しているSnow Manだけに、ファンクラブ会員を対象としたチケットの抽選結果が発表されると、SNS上では落選報告が続出。一般販売のチケットも即完売となった。
「チケット価格はファンクラブ料金で9,700円、一般チケットは1万2,000円(いずれも税込)ですが、一部ネット上の売買サイトを見てみると、最安値は9,000円で、最高額は10万円台でした(11月8日午後7時時点)。全公演併せて1,700件以上ものチケットが出品されており、転売行為が横行している状況ですが、過去、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所、以下『STARTO』)のアーティストが出演するコンサートや舞台では、チケットが20~30万円などに跳ね上がることもありましたから、今回のツアーは“超激戦公演”のわりに、そこまで高騰していない印象です」(男性アイドルに詳しい記者)
Snow Man、チケット転売価格が下がった背景
というのも、STARTO公式サイトでは9月5日と27日の2度にわたり、「チケット転売サイトに対する発信者情報開示請求について」(原文ママ、以下同)と題したお知らせを掲載している。
5日付の文書によると、同社はチケット取次ぎサービス「チケット流通センター」に対し、「当社契約タレントのコンサートや舞台などのチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求」を実施。「例えば、『なにわ男子』のイベントだけでも3,000件以上の転売があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていました。(※調査時点)」と公表した。
そして27日には、チケットリセールサイト「チケットジャム」にも、「当社契約タレントのコンサートチケットを高額転売目的で出品する投稿について発信者情報開示請求」を行ったと報告。さらに、「当社は、今後もより多くのファンの皆様が本来の価格でチケットをご購入いただけるよう、不正転売行為の撲滅に向けてYC社とともに必要な措置を講じていきます」と宣言した。なお、「YC社」はコンサートを主催している株式会社ヤング・コミュニケーションを指す。
こうしてSTARTO側が本格的な転売対策をとり始めたことで、9日午後5時に開演するSnow Manのツアーにおいては「出品・または購入者が様子見している状況からか、これまでに比べるとチケットの価格が下がっているのかもしれない」(同)とのこと。
back numberらもライブ開催、札幌でホテル宿泊代金が値上がり
一方、Snow Manの北海道公演をめぐっては「札幌のホテルの宿泊代金が値上がりしている」といった状況から、“ホテル難民”が続出するのではないかと、心配の声がSNSに寄せられていた。
なお、8日から10日は道内でライブが複数開催。Zepp Sapporoで4人組バンド・緑黄色社会のライブ『Live House Tour “Laugh”』札幌公演があり、9~10日はSnow Manの大和ハウスプレミストドーム公演のほか、人気バンド・back numberとマカロニえんぴつが『back number “anti sleeps tour 2024”』を真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催する。
NHKのニュースサイト・NHK NEWS WEB(北海道 NEWS WEB)が8日午後6時台に配信した記事では、「これらの公演には道内外から多くのファンが訪れることが見込まれています」と指摘。「多くのホテルでは、需要に応じて料金が変わる仕組みを導入」しているといい、取材に応じた札幌市内のホテルは「通常の週末は1泊2万円ほどの部屋が、この週末は3万円近く」に設定したとコメント。ほかの多くのホテルでも、「この週末は料金が高くなっていた」そうだ。
また、航空便に関して、「8日から9日にかけて、新千歳空港に到着する便は、予約が取りにくい状況になっています」とも報道。Snow Manの公演だけが原因ではなさそうだが、北海道で実施されるコンサート・イベントの影響によって、ホテルの値段などにも変化が生じていたのだろう。
北海道公演がSnow Manメンバーやファンにとって良い思い出となるよう、何のトラブルもなく無事に終演することを願いたい。