キンプリ・永瀬廉、主演アニメ映画『ふれる。』の「アイドルらしからぬ」演技を関係者絶賛!

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 10月4日に封切られたアニメ映画『ふれる。』が、7日に発表された、「全国週末興行成績ランキング」(興行通信社調べ、10月4~6日)で5位にランクイン。King&Prince・永瀬廉を含む注目の若手俳優3名が主演を務めることで話題を集めていたが、やや苦しいスタートとなった。
目次
映画『ふれる。』、興収1億円スタート
永瀬廉の演技は「アイドルらしからぬ安定感」!
アニメ映画に“タレント枠”が設けられる理由
キンプリ・永瀬廉ら主演のアニメ映画『ふれる。』、興収1億円スタート
 『ふれる。』は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)『心が叫びたがってるんだ。』(17年)『空の青さを知る人よ』(19年)の青春3部作を手がけた監督・長井龍雪氏、脚本家・岡田麿里氏、キャラクターデザイン・田中将賀氏が再タッグを組んだ、オリジナル長編アニメ最新作。
 不思議な生き物「ふれる」の力で心がつながっている幼なじみの20歳の青年3人による友情物語で、永瀬はバーでアルバイトをしている口ベタな小野田秋役を担当。俳優・坂東龍太が不動産会社勤務の兄貴分・祖父江諒、前田拳太郎が卑屈気味な服飾専門学生・井ノ原優太を演じている。
 興行通信社の発表によれば、公開初日から3日間で6万9000人を動員し、興行収入は1億300万円を超えたというが、長井監督、岡田氏、田中氏よる前作『空の青さを知る人よ』が記録した動員数12万6000人、興収1億6600万円を下回る出だしとなった。
 とはいえ、ネット上では映画を見た人からは、「ふれるがかわいかったし、メインの3人の男子を演じている出演者たちの演技は良かった」「うますぎて感情移入しやすかったな」などと、3人の演技に対して好意的な意見が見受けられる。
キンプリ・永瀬廉、映画『ふれる。』での演技は「アイドルらしからぬ安定感」!
 なお、永瀬は昨年3月公開の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』で声優に初挑戦。オリジナルキャラクターのパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じ、「気張らない自然な芝居をしている」と声優業界関係者から絶賛されていたが、今作でも、「演技が達者。アイドルらしからぬ安定感でレベルが高い」(制作会社関係者)と高評価を得た。
「『ドラえもん』は国民的アニメですし、老若男女から支持されていて歴史もある。そんな作品で物語のキーとなるようなキャラを務めるということは、既存ファンに芝居をジャッジされるわけですから、重圧もあったでしょう。対して『ふれる。』は、脚本から作画、アニメーションとゼロから作り上げたこともあり、制作側は“絶対に成功させたい”と並々ならぬ覚悟を持っているはず。オリジナル作品の場合は、そういったスタッフの熱意を背負うというまた別のプレッシャーがのしかかったと思いますよ」(同)
 また、本職の声優ではない俳優を主演に据えた背景については、「おそらく、実写に近い質感の作品にしたかったからでは。その上で、ほかのメインキャラ2人に白石晴香、石見舞菜香という若手女性声優を起用し、声優ファン・アニメファンからの人気も取り込もうとしたのでしょう」(同)と推測する。
アニメ映画に“タレント枠”が設けられる理由は、“ギャラの出どころ”にあった!?
 ちなみに、アニメ映画に“タレント枠”が設けられる理由の一つとして、“ギャラの出どころ”が関係しているそうだ。
 タレントを起用する場合、ギャラは配給会社が負担する“宣伝広告費”から出る一方、声優へのギャラは、決して多いとはいえない“制作費”の中から捻出しなければならないという。
「そのため、制作側としたら、タレントを使うほうが費用を抑えられたわけです。ただ、今作のように規模の大きい力の入った作品は、潤沢な制作費がかけられるため、出演者のギャラはすべてその中から出ているはず。また、声優のギャラは芸能人よりもうんと低いものの、近頃はCMや地上波番組などに出演するなど、声優がタレント化してきていることもあり、映画関連番組やイベント出演料は、以前よりも額が大きくなったと聞きます」(同)
 永瀬のギャラ事情は不明だが、タレント声優として一定の評価は得ているよう。初動は『空の青さを知る人よ』超えならず、作品の規模感や人気アイドルが主演する作品としては物足りない結果となった『ふれる。』。10月12〜14日は3連休とあって、2週目は数字にも注目したい。
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