1位『スオミの話をしよう』、三谷幸喜作品で興収ベスト5入り? 映画動員数ランキング【9月13~15日】
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最新の全国週末観客動員数ランキング(興行通信社調べ、9月13~15日)で、長澤まさみが主演する実写映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)が初登場1位を獲得した。
目次
・『スオミの話をしよう』、三谷幸喜作品で興収ベスト5入り?
・Mrs. GREEN APPLEの映画、興収はトップ
・『ラストマイル』V4ならず
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年9月13~15日、興行通信社調べ)
『スオミの話をしよう』、三谷幸喜作品で興収ベスト5入り?
9月17日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『スオミの話をしよう』は、三谷幸喜氏の脚本・監督でも注目の新作。失踪した女性と、彼女をめぐる5人の男たちの物語で、三谷氏が映画を監督するのは『記憶にございません!』(中井貴一主演)以来5年ぶりとなる。
長澤が演じるのは突如姿を消したスオミで、共演には西島秀俊、瀬戸康史、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎などが名を連ねる。初日から3日間で観客動員31万3000人、興行収入4億3900万円をあげて1位発進となり、満島ひかり主演の『ラストマイル』(8月23日公開)のV4を阻止した。
祝日を含む4日間では興収5億9700万円と、好スタートを切った『スオミの話をしよう』。この調子でいけば、興収30億円超えはクリアできそうだと報じられている。
なお、同じように三谷氏が脚本・監督を務めた作品では、06年公開の『THE 有頂天ホテル』(役所広司主演)が最終興収60.8億円を記録し、歴代の三谷作品の中で1位となっている。
2位は11年の『ステキな金縛り』(深津絵里と西田敏行のダブル主演)で最終興収42.8億円、3位は08年の『ザ・マジックアワー』(佐藤浩市主演)で最終興収39.2億円。4位は19年の『記憶にございません!』が最終興収36.4億円、5位が13年『清須会議』(役所主演)が最終興収29.6億円という成績で“三谷作品ベスト5”となっている。
最終興収30億円をクリアとなれば、5位にランクインとなるだけに期待がかかる。
Mrs. GREEN APPLE映画、興収トップ成績
4位には大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人で活動中のMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の映画『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』(9月13日公開)が初登場。昨年12月から今年3月にかけて行ったコンサートの様子に、新たな映像も追加して制作された。
通常の映画料金(一般)は2000円だが、同作は特別料金の3,500円。公開から3日間での動員は14万人強で1位『スオミの話をしよう』の半分以下だが、興収においては約4億9,400万円と抜き出て、トップになった。祝日を含む4日間では興収6億円を突破している。
9月22日には、ミセスの3人が登壇予定のアンコール舞台挨拶(東京・丸の内ピカデリー)が実施され、その様子をライブビューイングできる劇場もあることから、成績はまだ伸びるとみられる。
『ラストマイル』V4ならず
今回のランキングでは、2位も初登場となるアニメーション映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』(9月13日公開)。初日から3日間で動員29万5000人、興収3億6700万円と、昨年の『映画プリキュアオールスターズF』に次いでシリーズ歴代2位のオープニング興収を記録した。
初登場の3作が健闘したこともあり、前回まで8週連続トップ10入りしていたアニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)が圏外へ。
同じく前週までV3を飾っていた『ラストマイル』は、公開4週目で3位とV4ならず。それでも、週末3日間で動員25万8000人、興収3億8900万円をマークし、累計興収は38億円を突破している。
全国映画動員ランキングトップ10(2024年9月13~15日、興行通信社調べ)
1位:『スオミの話をしよう』
2位:『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』
3位:『ラストマイル』
4位:『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』
5位:『インサイド・ヘッド2』
6位:『エイリアン:ロムルス』
7位:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
8位:『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
9位:『夏目アラタの結婚』
10位:『キングダム 大将軍の帰還』
目次
・『スオミの話をしよう』、三谷幸喜作品で興収ベスト5入り?
・Mrs. GREEN APPLEの映画、興収はトップ
・『ラストマイル』V4ならず
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年9月13~15日、興行通信社調べ)
『スオミの話をしよう』、三谷幸喜作品で興収ベスト5入り?
9月17日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『スオミの話をしよう』は、三谷幸喜氏の脚本・監督でも注目の新作。失踪した女性と、彼女をめぐる5人の男たちの物語で、三谷氏が映画を監督するのは『記憶にございません!』(中井貴一主演)以来5年ぶりとなる。
長澤が演じるのは突如姿を消したスオミで、共演には西島秀俊、瀬戸康史、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎などが名を連ねる。初日から3日間で観客動員31万3000人、興行収入4億3900万円をあげて1位発進となり、満島ひかり主演の『ラストマイル』(8月23日公開)のV4を阻止した。
祝日を含む4日間では興収5億9700万円と、好スタートを切った『スオミの話をしよう』。この調子でいけば、興収30億円超えはクリアできそうだと報じられている。
なお、同じように三谷氏が脚本・監督を務めた作品では、06年公開の『THE 有頂天ホテル』(役所広司主演)が最終興収60.8億円を記録し、歴代の三谷作品の中で1位となっている。
2位は11年の『ステキな金縛り』(深津絵里と西田敏行のダブル主演)で最終興収42.8億円、3位は08年の『ザ・マジックアワー』(佐藤浩市主演)で最終興収39.2億円。4位は19年の『記憶にございません!』が最終興収36.4億円、5位が13年『清須会議』(役所主演)が最終興収29.6億円という成績で“三谷作品ベスト5”となっている。
最終興収30億円をクリアとなれば、5位にランクインとなるだけに期待がかかる。
Mrs. GREEN APPLE映画、興収トップ成績
4位には大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人で活動中のMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の映画『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』(9月13日公開)が初登場。昨年12月から今年3月にかけて行ったコンサートの様子に、新たな映像も追加して制作された。
通常の映画料金(一般)は2000円だが、同作は特別料金の3,500円。公開から3日間での動員は14万人強で1位『スオミの話をしよう』の半分以下だが、興収においては約4億9,400万円と抜き出て、トップになった。祝日を含む4日間では興収6億円を突破している。
9月22日には、ミセスの3人が登壇予定のアンコール舞台挨拶(東京・丸の内ピカデリー)が実施され、その様子をライブビューイングできる劇場もあることから、成績はまだ伸びるとみられる。
『ラストマイル』V4ならず
今回のランキングでは、2位も初登場となるアニメーション映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』(9月13日公開)。初日から3日間で動員29万5000人、興収3億6700万円と、昨年の『映画プリキュアオールスターズF』に次いでシリーズ歴代2位のオープニング興収を記録した。
初登場の3作が健闘したこともあり、前回まで8週連続トップ10入りしていたアニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)が圏外へ。
同じく前週までV3を飾っていた『ラストマイル』は、公開4週目で3位とV4ならず。それでも、週末3日間で動員25万8000人、興収3億8900万円をマークし、累計興収は38億円を突破している。
全国映画動員ランキングトップ10(2024年9月13~15日、興行通信社調べ)
1位:『スオミの話をしよう』
2位:『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』
3位:『ラストマイル』
4位:『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』
5位:『インサイド・ヘッド2』
6位:『エイリアン:ロムルス』
7位:『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
8位:『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
9位:『夏目アラタの結婚』
10位:『キングダム 大将軍の帰還』