大谷翔平のハワイ別荘に危うい事実――「女性セブン」が報じた驚きの情報とは?

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
 音楽プロデューサーの川添象郎氏が逝去した。83歳だったという。昭和の芸能、音楽、カルチャーの先端を牽引し構築した人物の一人で、輝いていた“あの時代”を体現したような人物だった。また昭和が遠くなっていく。
目次
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
大谷翔平のハワイ別荘に関する驚きの情報
松本潤に関する思わせぶりな「女性自身」と「女性セブン」の記事
和田アキ子『アッコにおまかせ!』終了報道
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第714回(9/5〜9/10発売号より)
1位「大谷翔平 25億円ハワイ別荘危険な荒野ビジネス」(「女性セブン」9月19日号)
2位「松本潤 『大野智には我慢の限界』嵐25周年ゲームも映画も頓挫」(「女性自身」9月24日号)
同「松本潤 別宅に招いた長澤まさみ『緊迫関係』の熱い夜」)(「女性セブン」9月19日号)
3位「和田アキ子 『心が折れた』自ら“謝罪行脚”していた――40年目の激震――『アッコにおまかせ!』来春終了へ」(「女性自身」9月24日号)
大谷翔平のハワイ別荘に関する驚きの情報
 やっぱり危ういと思っていた。そして心配だ、大谷翔平周辺の不動産界隈問題が。
 今年4月、大谷の通訳・水原一平のギャンブル事件が連日のように報じられる中、「女性セブン」が“世界的スクープ”として放ったのが、「大谷翔平衝撃 新妻おねだり 25億円ハワイリゾート別荘」(4月25日号)と題された大谷のハワイ別荘購入報道だった。
 このスクープは大きな話題となったが、「セブン」には気になる情報が記されていた。それは、大谷が単にリゾート別荘を購入しただけでなく、当該リゾート会社とパートナーシップを結び、その公式HPにはリゾート地をPRする大谷の写真や情報などがいろいろ掲載されている、という内容だった。
 要するに大谷がリゾート会社と契約し、広告塔になったというもの。
 そして今回「セブン」はその危惧について、さらに突っ込んだ取材を行った。そして浮かび上がってきたのは、危うい事実の数々だった。
 まず、大谷が購入したのはハワイ島のザ・ビスタ・マウナケア・リゾートという場所だというが、そこは絶景ビーチや街から離れたギリギリ開発が許された最深部で、一等地とは言えないエリアだという。
 また同じハワイ島には別の4つもの超高級リゾート地があり、それらと比べてもランクが落ちるという。よって現地の不動産関係者などからも疑問の声が上がっているらしい。
「『大谷選手ほどのセレブがなぜこんな辺鄙なところに…』という声が絶えません。そもそもセキュリティーがどれほど強固になるかもわからず、プライバシーが守れるかも未知数です。すでに完成している万全のリゾート地区をあえて避けた理由がわかりません」(ハワイの不動産関係者のコメント)
 さらに心配なのが広告塔問題だ。「セブン」は広告代理店関係者の驚きの情報を紹介する。
「この別荘地の販売会社のホームページにはどんどん大谷選手の写真や動画が使用されています。最近では、ハワイ島のコナ空港行きの便の機内誌にも、大谷選手がドカンと登場する広告が掲載されているそうです」
 かなり心配だ。そして記事では水原事件の時と同様、大谷の代理人のネズ・バレロ氏の存在についても言及する。このリゾート会社はバレロ氏と関係があり、だからこそ大谷は現地で疑問符がつくような土地の購入を決めたのではないか。そして「セブン」は大谷に対して、こう危惧の声をあげるのだ。
「この経緯ひとつを見ても大谷選手が、周囲の人たちにいいように利用されていないか心配になってきます」(大谷の知人のコメント)
 この「セブン」の指摘は重要だと思う。いまやメディアは、大谷やその取り巻きの機嫌を損ねることを恐れて、美辞麗句しか言わない。怒らせて取材拒否が一番怖いから。
 しかし「セブン」の危惧は水原事件以来、多くの人々が感じていることでもあるから。大谷本人はおおらかで人を疑わない素晴らしい人格者なのだろう、しかし、だからこそ周囲に利用されてしまうスキがあるのではないか、と。
 そんな危うさを指摘した「セブン」。水原事件の際も独自のディープネタを放っていたが、今後も他メディアとは違う大谷情報を期待したい。
松本潤に関する思わせぶりな「女性自身」と「女性セブン」の記事
 今回、「女性自身」と「女性セブン」がともに嵐・松本潤に関しての記事を掲載している。
 タイトルを見ると2本とも“オオッーー!!”となる、かぐわしそうな記事だ。なにせ「自身」は“大野智と決別か!”と思わせるし、「セブン」は“長澤まさみと熱愛か!”と思わせてくれるタイトルだから。もう期待しかないだろう。でも、かなり違いまーす。
 まず「自身」。嵐デビュー25周年を迎える11月3日、このときに向け、嵐復活を本気で目指していたという松潤だが、しかし断念せざるを得なかった。記事によると、その理由は“大野の完全復帰には時間がかかる、無理強いはできない”というもの。
 また、ファンクラブ向けに開発中だった嵐の音楽ゲームも頓挫したが、その理由はジャニーズの性加害問題に加え、松潤の情熱が薄れたためらしい。そして25周年企画として、過去のツアー映像をファンクラブ限定で劇場上映することが予定されているという。
 ってか、大野くん、ほとんど関係ないじゃん! これでなぜ“松潤が大野智には我慢の限界”なのか、まったくもって不明である。
 次は「セブン」。松潤が舞台『正三角関係』で共演中の長澤まさみを“隠れ家的別宅マンション”に招き入れたという。スワッ! 密会か、熱愛か! 松潤と長澤というビッグカップル誕生か! 
 そんな期待を抱くが、しかし「セブン」は2人の関係をそれ以上追求することなく、速攻で事務所にお問い合わせ。双方の事務所は口裏を合わせたように「舞台出演者が集まっての打ち上げ」と答え、「セブン」も疑うことなく “親密関係にはない”と結論付けた。
 なんとも思わせぶりな2誌のタイトルだが、しかし「セブン」のほうは、やっぱり不自然かな。記事には“松潤別宅での共演者打ち上げ”と結論付けられているが、しかし永山瑛太や竹中直人、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重といった他出演者のマンション出入りの記載は一切なし。こんな有名人たちが出入りしたら、すぐにわかるはずだけど。うーん、怪しい。
和田アキ子『アッコにおまかせ!』終了報道
 ついに『アッコにおまかせ!』(TBS系)が来春終了すると「女性自身」が報じている。パリ五輪を巡る舌禍事件を起こした和田だったが、これまでにない批判にさらされたからね。それ以前から、“ご意見番”としても疑問視されていたからね。和田にとってもスタッフにとっても、今回の舌禍事件がいいきっかけになったのかも。
 放送開始から40年。それまで続けた和田は立派だ。そして今、潮時なのだろう。またひとつ昭和が遠くなっていく。
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