【ロピア】閉店ヨーカドー跡地に続々! 安い・大容量・ド派手な総菜のエンタメ性に迫る

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 首都圏を中心に拡大を続ける話題のディスカウントスーパー・ロピア。近年は関西や沖縄にも進出し、その勢いを各局の情報番組がこぞって取り上げています。そんなロピアの魅力とは? 実際に店舗で買い物をして、特徴を探ってみました!
※2024年5月22日公開の記事を再編集しています。
目次
・【ロピア】関西でも急拡大
・外まで明るい雰囲気が漂う
・生鮮売り場を調査
・「プルコギ丼」を購入&実食
・【ロピア】の魅力3つ
※2024年5月16日時点の情報です
※価格はすべて税込み
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください
【ロピア】関西でも急拡大中! 売上高は右肩上がり
 精肉店「タカラヤ」として創業し、「食のテーマパーク」を謳うロピア。首都圏を中心に全国で99店舗(2023年9月時点、新鮮大売 ユータカラヤ 大船東口店1店舗を含む)を展開しています。
 今年4月に関西17店舗目となる大阪・北加賀屋店がオープン。この開店日に密着した4月30日放送の情報番組『newsランナー』(関西テレビ系)は、ロピアの前に「最大800人が行列を作った」と驚きの集客力を伝えていました。
そして今秋、札幌市内に道内1号店を開業予定。北海道から撤退したイトーヨーカドー6店舗のうち、札幌市内の屯田店と琴似店をロピアが引き継ぐと報じられ、道民から注目を集めているもよう。
 なお、運営母体であるOICグループの売上高は、ロピアの店舗数増加と比例するように右肩上がりで急上昇。「スーパー売上高ランキング」(日経MJ小売業調査より)によれば、2018年に43位だったロピアは、わずか5年後の23年に24位まで駆け上がったといいます。
【ロピア】に到着! 外まで明るい雰囲気が漂う
 ロピアに着くと、赤と白を基調とした看板やポップがお出迎え。入る前から、なんだか明るい空気が漂っています。
 お店の外に貼られていた買い得商品一覧を見てみると、日替わりでお買い得商品が変わるもよう。
 特売情報は毎日、ロピア公式アプリで配信しているそうで、ダウンロードを促すポスターが目立ちました。
 お店の内外には、オリジナルキャラクター“ロピタ”のイラストだらけ。
 サービスカウンターでは、ロピタのマスコット人形やロピタがでかでかと描かれた保冷バッグも販売されていました。
【ロピア】生鮮売り場を調査! 部門ごとに“屋号”を掲げるワケとは?
 公式サイトによると、各部門長が売り場を管理する「個店主義」という考え方を大切にしているロピアでは、売り場ごとに個人商店のような屋号がついているそう。
 精肉は「肉のロピア」、青果は「八百物屋あづま」、鮮魚は「日本橋魚萬」……といった具合です。
 さらに、売り場同士で売り上げを競わせており、この経営方針がロピアの急成長につながっているもよう。各部門長がその地域の特性を把握して商品調整を行っているため、店舗によって置いてある商品や価格が異なるそうです。
青果売り場をチェック!
 店内に入ると、まずは鮮やかな果物売り場が広がっています。この日は「いちご祭り」と称して、各産地のいちごを1パック430円で販売。果物の種類も豊富でした。
 一方、野菜売り場も同様にお手頃価格で品揃えも豊富ですが、残念ながら「ほかのスーパーより安い!」という印象はさほど受けませんでした。
鮮魚売り場をチェック!
 切り身パックや寿司パックなどが並ぶ鮮魚売り場には、「デカ厚! ロピアの切身」「ロピアは『デカ厚』にこだわります」「他のスーパーの厚さの『2倍2倍!!』」といった勢いのある売り文句が躍っていました。
 また、カットされていない魚のパックが無造作に置かれたコーナーには「調理加工を無料で承ります」と書かれていましたが、周囲に店員さんは見当たらず……。
 調理場が見えないタイプの店舗だったこともあり、「担当者を探すのが面倒だな……」と少々不安に感じてしまいました。
精肉売り場をチェック!
 やはり精肉店からスタートしたロピアだけあって、精肉売り場は明らかに活気が違います。この日は100グラム当たり139円のプルコギ用米国産牛肉が目玉商品のようでした。
 結局、筆者は100グラム当たり128円のサムギョプサル用豚バラを購入。以前、ママ友のホームパーティーに参加した際、「ロピアのサムギョプサルのお肉がおいしいのよ」とこの肉を振る舞ってくれて、とてもおいしかったんです。
 あとは葉物野菜とキムチがあれば、家でサムギョプサルパーティーが楽しめます!
冷凍食品売り場をチェック! 88円の「MOW」を購入
 今回ロピアに行って一番驚いたのは、アイスの安さ! 多くの商品が4~4.5割引きで売られています。
 今回は4.5割引きで88円の「MOW」を4個買いました。
【ロピア】惣菜売り場で「プルコギ丼」を購入&実食
 続いて、メディアで取り上げられることが多いロピアの惣菜売り場をチェックします。
 この日は毎週火曜日に訪れる「惣菜最強DAY」で、324円の「えび天むす」や324円の「ロピアキャベツメンチカツ(3個)」などが、ド派手なポップとともに大量に並んでいました。
 筆者は、目立つところに並んでいた「旨辛コチュジャンご飯のタルダプルコギ丼」(324円)を購入しました。
 コチュジャン風味のごはんの上に、甘辛い牛肉、のり、糸唐辛子がのっていて、甘い玉子焼きが添えられています。
 温めずに食べたためか、ごはん同士がくっついていて少し箸で取りづらかったものの、そんなことは帳消しになるほどのおいしさ!
 ネット上で「ロピアは惣菜の当たり外れが激しい」という口コミが散見されたため、食べる前は心配していたのですが、今回は見事に大当たりだったようです!
【ロピア】の魅力3つ……肉と冷凍食品が強く、店全体が陽気
 今回、筆者が買い物をして感じたロピアの魅力は、主にこちらの3つです。
(1)店内中の雰囲気が陽気
(2)肉が安く、品揃え豊富
(3)冷凍食品が安い(特にアイス)
 特に肉と冷凍食品の安さが際立っていたロピア。筆者は「クーラーボックスを持参して、アイスを大量買いしたい!」という衝動にかられました。
 そして、おしゃれさより勢い優先のポップ、そこかしこでわんぱくな動きを見せるロピタ、お菓子売り場で客の頭上を「ポッポ―」と走りまわる汽車のおもちゃ……とエンタメ性に富んだ売り場が特徴的。
 もし、この陽気な売り場作りが客の購買意欲につながっているのだとしたら、ロピア全体に漂う「Don't think, feel!」的なノリの良さも“ロピアが成長し続ける理由”の1つなのかも……。
 加えて、部門ごとに売上を競わせているせいか、売り場やオリジナル商品がやたらと派手で映えているため、テレビがこぞって取り上げたくなるのも納得です。
 なお、ロピアのレジではクレジットカードやバーコード決済は使えません。支払いは現金のみなので、訪れる際は現金のご用意をお忘れなく!
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