イオン系列の町中華チェーン【れんげ食堂】、舌を巻いた「日高屋」ぶりとは?

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 イオン系列のオリジン東秀株式会社が運営する中華チェーン「れんげ食堂Toshu」。現在58店舗です。ジワジワ拡大中の同店で実際に食べてきました。
目次
【れんげ食堂Toshu】とは
【れんげ食堂Toshu】メニュー
「レバニラ炒め定食」実食!
【れんげ食堂Toshu】日高屋との違いは?
【れんげ食堂Toshu】とは?
 イオンの系列会社、オリジン東秀株式会社。1966年に「誰もが気軽に立ち寄れる中華の定食屋」として「中華東秀」をオープン。94年からは惣菜弁当店「オリジン弁当」の展開を始め、2006年にイオン株式会社の連結子会社となりました。現在は、「オリジン弁当」「キッチンオリジン」など合計約520店舗を展開しています。
 「れんげ食堂Toshu」の前身は「中華東秀」。17年3月末に1号店を開業し、関東、関西を中心に58店舗を展開中です。
【れんげ食堂Toshu】行ってみた
 平日の午後12時半、れんげ食堂を訪れました。
 外観は一目で「日高屋っぽい!」。チラシを貼っていたり、商品サンプルが似たような雰囲気を作っているのかもしれません。
 メニューは中華の定番メニューがズラリ。価格帯は餃子(6個)が日高屋より16円高い308円、ビールも2円高い352円ですが、定食はお安めのよう。レバニラ定食は11円、肉野菜炒め定食は17円も日高屋より安くなっています。
 座席はカウンター席が広めに取られていて、椅子や内装は中華屋というより喫茶店やカフェの雰囲気が強めです。女性客をかなり意識しているのがうかがえますが、客層は平日の昼時とあってか、サラリーマンや高校生らしき男性客の姿が中心。
 カウンター席の目線の高さに注文パネルが置かれていて、これにも「日高屋と同じ!」と反応してしまいました。卓上には水のピッチャーや調味料、ソフトパックのティッシュが置かれています。
 筆者がよく使う日高屋は、卓上にピッチャーがないので、れんげ食堂のほうがありがたいですね。
【れんげ食堂Toshu】レバニラ炒め定食を実食!
 今回は、筆者が日高屋でしょっちゅう食べている「レバニラ炒め定食」(759円)を注文。5分ほどで提供されました。
 日高屋でレバニラが出てくるたびに「量、多っ!」と毎度思っているんですが、れんげ食堂は一人分として適切な量で一安心。
 味も火加減もちょうどよく、満足度は日高屋と互角の勝負かもしれません。
 大きな違いはキクラゲ。れんげ食堂にはたくさんのキクラゲが入っていて、食感も味もおいしい! 
 また、日高屋ではにんじんの存在が記憶に薄いのですが、こちらはたっぷり。具材の多さは魅力ですね。
 レバーは薄切りタイプ。味が染み込んでいてどんどん食べられちゃいます。
 わかめスープは優しい味わい。たまに、塩分が強くて塩辛いわかめスープがありますが、こちらは塩のとがった感じがない穏やかな味です。
 ごはんの炊き具合も良く、つけあわせのつぼ漬もちゃんとおいしかったです! 
【れんげ食堂Toshu】舌を巻く日高屋ぶり
 今回、れんげ食堂を初めて利用して、日高屋と似ている部分が多いと実感しました。この店を含めて、駅前に開業している店舗を見かけたことがありますが、駅の帰りにふらりと立ち寄れるような町中華チェーンとして、日高屋を意識してるのは間違いないでしょう。
 一方で、れんげ食堂が日高屋と違うところも。
①カウンター席の椅子の座り心地が固め
②カウンター席に間仕切りがないから開放的
③BGMが洋楽
④オープンキッチンで調理場が見えて安心
⑤ちょい飲みセットが充実
 カフェっぽい内装のため、椅子もおしゃれな雰囲気のスツールなんですが、座り心地はあんまり……と感じました。テーブル席なら違ったのかもしれません。
 また、カウンター席に間仕切りがなく、オープンキッチンなので開放的で気持ちが良いのですが、隣の客と肘がぶつかってしまったので、気を使う場面も……。日高屋の間仕切りが正解とは思いませんが、あったほうが心理的にラクだなあとも思いました。
 また、今回は食べませんでしたが、ちょい飲みメニューが非常に豊富だったのは個人的に好感度大! 特に日高屋にはない「きくらげ玉子炒め」のセットが気になるところ。ケチャップやマヨネーズも用意されているようなので、いろんなメニューで自分好みに味変を楽しめそうです。
 日高屋ぶりに舌を巻いたと同時に、まったく異なるカラーも実感できたれんげ食堂。また機会があれば利用したいと思います。
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