人気格安スーパー【ベルクス】、買い物してわかった「絶対にチェックすべき」売り場は?

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 東京、埼玉、千葉に48店舗(2024年7月現在)を運営するスーパーマーケットチェーン「ベルクス」。業績好調との情報を耳にしたので、その理由を探るために店舗でお買い物をしてみました!
目次
ベルクスの業績は?
売り場を調査
野菜や刺身が魅力!
※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なることがあります。
※2024年7月7日の情報です。
※最新情報はお店の公式ホームページやSNSをご確認ください。
【ベルクス】は「毎日安い日本一のお店」?
 東京都足立区の「株式会社サンベルクス」が運営するスーパーマーケット・ベルクスは、1号店が開業した1985年以降、関東で拡大。直近では、今年6月に東京・三軒茶屋駅から徒歩5分の場所に新店舗がオープンしています。
 そんなベルクスの業績ですが、公式サイトによれば2016年以降の売上高が右肩上がり。2023年は1,089億円となり、35年には2,000億円を目指しているといいます。
 また、社名の由来は「Best goods Everyday Low price X(鮮度の良い季節商品が毎日安い日本一のお店)」から単語の頭文字をとっているとか。実際、ネット上では「ベルクスって、なんでこんなに安いの?」と驚きの声も見られます。
 というわけで、週末の夕方にベルクスへ向かいます!
【ベルクス】売り場を調査!
 郊外の店舗に到着。お客さんがひっきりなしに出入りしており、入店前から人気ぶりがうかがえます。シニア層が多めなのが印象的です。
 早速入店すると、いきなり95.04円(税抜88円)均一のお菓子コーナーがお出迎え。ここでは参考本体価格150円の「ハッピーターン」などが格安で売られていました。
青果売り場をチェック
 野菜売り場では、レタスがなんと1玉42.12円で売られていました。迷わず購入!
 ほかにも、きゃべつが1玉85.32円、アメリカンチェリーが1パック322.92円……と安い商品があちこちに!
 ベルクスは、野菜や果物が全体的にお買い得でした。
鮮魚売り場をチェック
 この店舗でもっともお客さんが集まっていたのが、お刺身パックの売り場。刺身盛り合わせパックの種類が豊富な上、どれもお手頃価格であるため、手に取るお客さんが多く見られました。
 その中で、筆者はポップに「タイムサービス! 数量限定・売切れ御免!」と書かれていた「まぐろづくし」(842.40円)を反射的に買い物カゴへ。
 しかも「20%引きシール」が貼られていたため、673.92円で購入することができました。
 食べてみると、厚くカットされたまぐろは口に引っかかる筋もなく、濃厚でおいしい! まぐろ丼にしたら、大人2~3人前はとれる量です。
 このほか、鮮魚売り場には“開き”の状態でパックされた真いわしや真あじも多く売られていて、「帰ったらすぐに調理できそう!」といったお手軽感も感じられました。
精肉売り場をチェック
 こちらでは、カナダ産の豚小間が100gあたり106.92円で売られていました。筆者は普段、「楽天西友ネットスーパー」で100gあたり130円前後の海外産豚小間を購入することもあるので、「安い」と感じました。
 ただ、お買い得商品が一通りそろっていて文句のつけようがないものの、特に新鮮な発見もなかったため、鮮魚売り場ほどテンションは上がりませんでした。
 この店舗はシニア世代が目立っていたので、肉よりも魚に力を入れているのかもしれません。
惣菜売り場をチェック
 惣菜売り場で目を引いたのは、なんといってもガラス越しに焼き場が見える焼き鳥売り場!
 「コストコ」や「ヤオコー」もそうであるように、惣菜を作ってくれている店員さんの姿が見えるだけで購買欲がそそられます。
 なお、焼き鳥は国内産の若鶏を使用しているそうで、1本108円。種類も豊富で、自分でパックに詰めるバイキング方式でした。
 また、今や人気スーパーの定番商品といえる焼き立てのホールピザも発見。「もちもち生地のトリプルミートピザ」は646.92円でした。
 そんな中、筆者は「激安!」「特価!!」とアピールされていた「だし香る濃口かつ丼」(322.92円)を買ってみることに。ちなみに、大サイズ(430.92円)もあります。
 豚カツ一切れを箸でつまんで裏を見ると、衣がない!?
 これはおそらく、揚げた豚カツを薄めにカットした後、切り口が上にくるように並べてから卵でとじているのではないでしょうか。衣が上下についていないカツ丼を、筆者は初めて見ました。
 味のほうは、タレがとろっとしていて甘め。豚カツを回転させている分、パン粉部分が少なめなのか、肉の存在感が強く感じられました。
 それより、筆者が感動したのはごはんのおいしさ! お弁当のごはんはどうしても粒同士がギュッとくっついてしまいがちですが、この商品は食感がふわっとしていました。
【ベルクス】青果&鮮魚が魅力! PBにも期待
 今回、ベルクスで買い物をして個人的に感じたことは、主に3つです。
(1)青果売り場はお得な商品が多い
(2)刺身売り場は絶対にチェックしたい!
(3)地域密着型スーパーの温かみが感じられる
 店内中に「激安!」「特価!」という文字が散見されたベルクス。特に野菜や鮮魚の売り場が魅力的で、「厚切りの刺身を安く食べたい」という人には特におすすめです。
 また、どこの系列店でもないベルクスは、ポップや売り場の手作り感から、地域密着型スーパーの温かみが感じられました。今回、シニア層が目立った理由も、身近に感じられる売り場作りの結果なのかもしれません。
 そして、今回は紹介できませんでしたが、ベルクスは16年からプライベートブランド「襷」(たすき)を展開。ジャムや炭酸水などを開発しているようなので、次回は「襷」の商品を徹底的にチェックしてみたいところ。
 ディスカウント路線で、地域住民に愛されている様子が十分にうかがえたベルクス。今後の店舗拡大に期待したいと思います。
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