【セブン】753円「牛カルビ弁当」食べるなら、【ほっともっと】600円「焼肉弁当」をおすすめする理由とは?

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 コンビニ大手「セブン-イレブン」の「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」が753円になったことが話題に。そこで、グルメライターが同商品とネット上で評判が良いお弁当チェーン「ほっともっと」の「カルビ焼肉弁当」の食べ比べを行い、それぞれのオススメ度をチェックしてみました。
目次
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」値上げで話題
セブン‐イレブン“今”推しグルメの1位「炭火焼き牛カルビ弁当」
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」VSほっともっと「カルビ焼肉弁当」
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」実食
ほっともっと「カルビ焼肉弁当」実食!
ほっともっと「カルビ焼肉弁当」を選ぶべき理由
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」値上げで話題
 シンクタンクの帝国データバンクが食品メーカー195社を対象に行った調査によれば、今月に値上げされる食品の数が400品目以上を数えるなど、値上げラッシュが止まらない昨今。
 そんな中、とあるコンビニ弁当の値上げが大きな注目を集めています。それがコンビニチェーン大手「セブンイレブン」の「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」です。
 同商品は、7月2日から推奨売価を648円(税込み、以下同)から753円へと、100円以上の値上げがなされることに。以前は「コク旨だれの炭火焼き牛カルビ弁当」という名前で販売された同商品は、今年の1月に604円から648円に値上げが行われたばかりでした。
 ネット上では、「ついに700円突破したか……」「一番好きなのに100円も値上げするとは」「来年には900円とかになってそう」など、値上げを残念がる声が続出しています。
 今回は、そんな「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」の値上げに苦しむ人々に向け、筆者が“激推し”するカルビ弁当についてお伝えすべく、筆を執らせていただきました。
セブン‐イレブン“今”推しグルメの1位「炭火焼き牛カルビ弁当」
 さっそくセブンに商品を買いに行こうとしていると、筆者が購読している新聞になんと「セブンイレブン」のクーポン付のチラシが入っているのを見つけることに。
 チラシの裏面には「セブン‐イレブン“今”推しグルメ」という店舗スタッフ約7万人を対象としたランキング企画の結果が掲載されており、そこで「炭火焼き牛カルビ弁当」が1位となっていることも発覚(名前が少し短くなっているのは、商品名がここで変更されたことが影響しているのかもしれません)。
 ちょっとだけお得に買えることを喜びつつも、「ランキング企画で1位になるぐらい人気がある弁当だからこそ、自信を持って値上げしたのかな? それともそんな人気商品でも値上げせざるを得ないぐらいコストが上がってしまったんだろうか……?」と、今回の値上げの背景に思いを馳せながら商品の購入へと向かうことになりました。
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」VSほっともっと「カルビ焼肉弁当」
 今回セブンと同時に実食するのは、お弁当チェーン「ほっともっと」の「カルビ焼肉弁当」(600円)。ネットで「焼肉弁当」と検索すると、「焼肉弁当 ほっともっと」と関連ワードが表示されることから、かなりの人気がうかがえます。
 また、筆者は5月に同チェーンの「旨塩豚カルビ弁当」を実食する記事を執筆したのですが、それ以来「ほっともっと」の味にハマり、それなりの頻度で利用しています。その中でも、「カルビ焼肉弁当」は、「チキン南蛮弁当」と同じぐらいリピートしている一品。
 セブンの「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」とは少し方向性が違うものの、十分に魅力ある商品であることから、両商品を購入して比較をしながら、魅力を伝えていきたいと思います。
 購入後、あらためて両方の商品を見比べてみると、同じ“カルビ弁当”というカテゴリーながら、「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」は具とご飯が一緒となったカルビ丼的なビジュアルで、よりガッツリ系。
 「カルビ焼肉弁当」は具とご飯が別れたセパレートスタイルで、具のカルビ焼肉にも野菜が入っているという明確な違いがありました。なお、両者の栄養成分については、カロリーがそれぞれ791kcal、753kcalと「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」のほうが高め。
 タンパク質はそれおれ21.2g、20.6gと大差ありませんが、脂質はそれぞれ23.1g、27.5gと「カルビ焼肉弁当」の方が多く、糖質量はそれぞれ123.1g、100.7gと「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」の方がかなり多くなっていまず。食塩相当量は2.1g、2.8gと、こちらは「カルビ焼肉弁当」の方が高めでした。
セブン-イレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」実食
 まず、「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」から実食。
 甘めながらも、うま味もしっかりとしたタレが絡んだ牛肉は、固めながらもご飯との相性がよく、ついついかき込みたくなるおいしさがありました。肉とご飯の量のバランスがよく、どちらかが余るということもないバランスの良さもあり、ランキング企画で1位に輝くだけのことはある完成度です。
 しかし一方で、ご飯は一部ベチャッとした食感になっているところがあり、その点だけ少し残念に思いました。店舗ではなく、自宅に帰ってからパッケージに指定された500W2分でのレンジアップを行いましたが、もしかするとこれが影響したのかもしれません。
 とはいえ、肉とご飯を食べたい! という時には、十分に期待に応えられるだけのクオリティはあると言えるでしょう。
ほっともっと「カルビ焼肉弁当」実食!
 続いては「カルビ焼肉弁当」。こちらは、「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」よりも甘さが控えめながらも、ニンニクの芽や玉ねぎ、にんじんという野菜の自然な甘みが肉やご飯に絡む絶妙なおいしさ。
 お弁当チェーンの強みでもあるのでしょうが、ご飯も少し固めのほどよい炊き上がりで、この点については明確に「カルビ焼肉弁当」の方が勝っていると言えるでしょう。
 さらに、添えられたコチュジャンで“味変”も可能なことから、バラエティの富んだ食べ方ができる商品となっています。
 ストレートな肉のおいしさだけでご飯を食べたいという場合にはセブンイレブン「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」に軍配が上がるかもしれませんが、さまざまな食材のおいしさを味わえるこちらの方が、筆者としては好みです。
 なお、少し下品な食べ方になってしまいますが、カルビ焼の底に敷かれているパスタをコチュジャンに絡め、ご飯に乗せて食べるのが筆者のひそかなお気に入りです。抵抗のない方は試してみてください。
セブン「牛カルビ」より、ほっともっと「カルビ焼肉弁当」を選ぶ理由
 食べ比べてみると、スタイルの違いやそれぞれの良さがわかる両商品でしたが、やはり150円以上の価格差があることを考えると、コスパの面では「ほっともっと」の「カルビ焼肉弁当」が勝っているな、というのが率直な感想です。
 今回はクーポンを使用して「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」を699円で購入することができましたが、仮にこの値段が定価であったとしても、筆者は「カルビ焼肉弁当」を選ぶと思います。
 今回の値上げに落胆されてしまっている方も少なくないとは思いますが、そんな人こそぜひ「カルビ焼肉弁当」を手に取り、そのおいしさを確かめてみてください!
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