V4『名探偵コナン』前週超え、3位に返り咲きの東宝アニメは? 興行成績ランキング【2024年5月3~5日】

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 最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、5月3~5日)で、アニメーション映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がV4を獲得した。
目次
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』前週を上回る数字
『劇場版ハイキュー!!』3位に再浮上
大ヒットドラマ『silent』監督作が10位スタート
全国映画動員ランキングトップ10(2024年5月3~5日、興行通信社調べ)
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』前週を上回る数字
 5月7日発表の全国週末興行成績ランキングで、4月12日から上映中のアニメ映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が首位をキープしたことが明らかに。
 漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載している『名探偵コナン』のアニメ映画シリーズ最新作で、公開4週目を迎えた週末3日間の興行収入は16億2700万円。
 ゴールデンウィーク期間ということもあってか前週を上回る数字をあげ、公開25日間での累計成績は早くも120億9900万円となっている。
 映画『名探偵コナン』シリーズは、歴代映画の興収ランキング(国内公開)のトップ100に『名探偵コナン 緋色の弾丸』(2021年/最終興収76.5億円)、『名探偵コナン ゼロの執行人』(18年/最終興収91.8億円)、『名探偵コナン 紺青の拳』(19年/最終興収93.7億円)、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(22年/最終興収97.8億円)、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(23年/最終興収138.8億円)がランクイン。
 今作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は現時点で31位に入っているが、このままの勢いでランキングをどこまで駆け上がるのか注目だ。
『劇場版ハイキュー!!』3位に再浮上
 一方、2月16日から上映しているアニメ映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は前週の6位から今週は3位に再浮上。
 こちらは漫画家・古舘春一氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた『ハイキュー!!』が原作で、公開12週目を迎えた週末3日間の興収は2億2700万円。5月6日までの累計成績は103億3400万円。今回のランクアップはやはりゴールデンウィーク効果と、さらに5月3日から「第6弾入場者プレゼント」が配布されたことも影響したとみられる。
 なお、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』と『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』はどちらも東宝が配給。関係者にとって、ひとまず2024年上半期は大成功と言えるだろう。
大ヒットドラマ『silent』監督作が10位スタート
 そのほか、今回のランキングでは実写映画『バジーノイズ』(5月3日公開)が10位に初登場。漫画家・むつき潤氏が「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載した同題作品を、22年の大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系)の演出を手がけた風間太樹監督が映像化。JO1・川西拓実と桜田ひよりがダブル主演を務めている。
 マンションの管理人をしながらパソコンで音楽制作をする海野清澄(川西)が、マンションの上の階に住む岸本潮(桜田)との交流をきっかけに“音楽を届けたい”と思い始めて……というストーリー。ちなみに、川西は清澄として主題歌「surge」も歌っている。
 川西やJO1のファンもさっそく劇場へ足を運んだようで、SNS上には「拓実くんの初主演映画見てきた! めちゃくちゃかっこよかった~!」「演技も歌声も最高だった」「拓実くん目当てだったけど内容的にも感動した」といった感想が続出。
 その一方で、映画レビューサイトには「原作知らないけど評判いいなと思って見てみたらイマイチ」「潮のキャラクターがヤバい」「清澄が人と関わろうとしなかった理由も微妙だった」という声も。好みが分かれるようだが、次週もトップ10内に留まれるか。
全国映画動員ランキングトップ10(2024年5月3~5日、興行通信社調べ)
1位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
2位:『ゴジラ×コング 新たなる帝国』
3位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
4位:『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
5位:『変な家』
6位:『陰陽師0』
7位:『青春18×2 君へと続く道』
8位:『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
9位:『オッペンハイマー』
10位:『バジーノイズ』
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