低価格スーパー【タイヨー】が人気の理由とは?  爆売れ商品にがっかりしたワケ

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 茨城、千葉、東京で40店舗以上展開するスーパーマーケット「タイヨー」。ネットの口コミは高評価が目立ち、地元住民に愛されるスーパーとして人気を誇っているようです。今回はその魅力を探るべく、店舗へ行ってきました!
目次
・タイヨーとは?
・オリキャラはクセ強め
・売り場をチェック!
・パン&惣菜売り場は?
・あん食パン&ピザを実食
・タイヨーの魅力
※2024年5月3日時点の情報です
※価格はすべて税込み
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください
【タイヨー】とは? 茨城、千葉、東京に40店舗以上運営
 茨城県に本社を置くタイヨーは、営業開始から半世紀以上がたつ人気のスーパー。品ぞろえ豊富な「スーパータイヨー」、ディスカウントストア「ビッグハウス」、酒専門店「ベストリカー」といった複数業態で展開し、茨城21店舗、千葉16店舗、東京2店舗を運営しています(2024年5月現在)。
 現在、茨城県には「カスミ FOOD OFFストッカー」「トライアル」「ヒーロー」などのディスカウントスーパーがひしめきあっていますが、タイヨーは「安くて買い物がしやすい」とつねに上位の人気。売上も好調のようで、近年、新店舗を次々とオープンさせています。
 なお、4月1日付のニュースサイト「ねとらぼ」では、Googleマップに寄せられたユーザー評価などに基づいて作成した「茨城県で人気のディスカウントスーパーランキング」を発表。それによると、「タイヨー 学園の森店」が2位だったそうです。
 そんなタイヨーの魅力を探るため、週末のスーパータイヨーで実際に買い物をしてみたいと思います。
【タイヨー】に到着! オリジナルキャラクターが多い!!
 タイヨーの入り口に到着すると、まず目を引いたのが大量のオリジナルキャラクターたち。
 コロッケと猫を合体させた「ねころっけ」、「もやしの中から生まれた獅子(ライオン)」という謎の設定の「もやしし」、お米の妖精「タコメちゃん」など、クセ強めのキャラクターたちが店内のそこかしこに描かれています。
 タイヨーのオリキャラは初見の筆者ですが、どれも味があり、見ているだけで自然と笑顔になってしまいました。
 今や、「ライフ」の「ララピー」や「ロピア」の「ロピタ」など、オリキャラのいるスーパーは多いものの、こんなに種類が多いスーパーは珍しいのではないでしょうか?
【タイヨー】生鮮売り場などをチェック! 安心価格を徹底
 生鮮商品の売り場は、豆腐一丁53円、玉子パック182円、若鶏ムネ肉100グラム63円……といった調子で、「超激安!」と驚くほどではありませんが、どこを見渡しても“安心価格”。
 ほかのお店では、低価格とそうでない商品が売り場で混在していて気が抜けないチェーン店も時おり見られますが、タイヨーはどの売り場も低価格の商品が目立つ場所に並んでおり、普段使いのスーパーとしてかなり優秀だと感じました。
 加えて、多くの売り場に手作りのポップが飾られていて、お買い得商品が一目でわかるように工夫されていたのも良かったです。
 その中には、「マジでおいしい牛焼肉のたれ」(387円)といったタイヨーオリジナル商品も時々含まれていて、メーカー品ばかりではない点も買い物していて楽しいポイントでした。
 ペットボトルのお茶やジュースの売り場でも、「キリンレモン」(500ml)が68円、「生茶」(525ml)が71円……と、お買い得品が目立ちました。
【タイヨー】パン&惣菜売り場……店舗焼きのレーズンパンが爆売れ?
 惣菜売り場には、「タイヨーメンチカツ」(2個入り238円)、「ジャンボ真あじフライ」(2個入り299円)などの揚げ物がズラリ! これだけ大量に陳列されているということは、おそらく飛ぶように売れるのでしょう。
 そんな中、多くのお客さんがタイヨーオリジナルの焼き立てホールピザ「マルゲリータピザ」(538円)を手に取っていたので、筆者も買ってみることに。
 ちなみに、焼く前の「生マルゲリータピザ」(486円)も販売されており、こちらのほうが52円お得でした。
 また、パン売り場の一角には、店舗で手作りする焼き立てパンのコーナーがありました。
 タイヨーヘビーユーザーの義母から、事前に「名物の『レーズンパン』(216円)が爆売れしてる。大きくて、レーズンが多く入ってておいしい」と聞かされていたので買う気満々だったのですが、見事に売り切れ……。
 店員さんにうかがうと、“次に並ぶのは数時間後”とのことなので、今日はあきらめるしかなさそうです。
 ただ、がっかりしたのも束の間……「十勝こしあん食パン」(270円)が棚に並ぶタイミングに遭遇できたので、こちらを買ってみることに。
 「十勝こしあん食パン」を手に持つとまだ温かく、焼いたそばから提供していることがわかります。
【タイヨー】購入品を実食! 「十勝こしあん食パン」は朝食にぴったり
 有人レジで会計を済ました後、清潔で明るい雰囲気の休憩スペースを発見! 無料でほうじ茶や緑茶が飲める給水マシンや、電子レンジなどが設置されていました。
 ピザやパンが冷めないうちに、ここで購入品をいただいてみたいと思います。
 まず、「マルゲリータピザ」をいただきます。「パンのようなもちもちの生地」を謳っていて、サイズは一般的な宅配ピザのMサイズ程度。
 1切れ頬張ると、生地は耳までソフトでもっちりとしていて、チーズが濃厚。ピザは耳が硬すぎると残したくなってしまうこともありますが、こちらはお子さまでも食べやすそう。
 この手の店舗で作るピザは、現在多くのスーパーマーケットチェーンで販売されていますが、生地の食感が店ごとに結構違うんですよね。いくつかのスーパーを食べ比べして、自分好みのピザを発見するのも楽しそうです。

 続いて、「十勝こしあん食パン」をいただいてみます。
 270円とは思えない大きさ! 手に持つと、ずっしり感があります。
 ちぎってみると、ふかふかのパンの中に、なめらかなこしあんがたっぷり入っています。
 そして、タイヨーのパンは小麦にもこだわっているそうで、口に入れるととても香りが良いんです! このクオリティーで270円とは驚きしかありません。
 ただ、こちらの商品は“食パン”というより、小さなあんぱんがぎゅうぎゅうに一列に並んだ“ちぎりパン”といった印象。1ブロックずつ手でちぎって食べられるので、朝食やおやつにぴったりです!
【タイヨー】安心価格で、実家に帰ってきた時のような居心地
 筆者がタイヨーに感じた魅力は、主に次の3つです。
(1)どの売り場も安心価格が徹底されている
(2)売り場に人の温かみが感じられる
(3)名物の焼き立てパンはコスパ最強!
 今回紹介した商品以外にも、トロを含む18貫がパックされたおすしが1,026円で売られていたり、低価格のお弁当が多数並んでいたりと気になるものだらけ。
 そして、実家に帰った時のような、何とも言えぬ安心感と居心地の良さがあり、日常使いするスーパーとしては理想的。客との程よい距離感が魅力的で、近年、店舗数を増やしているのも納得できました。
 ただ、やはり人気店だけあって、レジに驚くほど長蛇の列ができる時間帯もあるようで……。念のため、時間に余裕をもって訪れたほうがいいかもしれません。
 鮮度の良い商品をお手頃価格で提供していたタイヨー。次こそは、大人気の「レーズンパン」をゲットしたいと心に誓った次第です。
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