【春ドラマ視聴率】『アンチヒーロー』『アクマゲーム』……各局日曜ドラマで“明暗”くっきり

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 長谷川博己が主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)の第2話が4月21日に放送され、平均世帯視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では、昨年に同枠で大ヒットした『VIANT』を「超えた!」と話題になっている。
目次
・『アンチヒーロー』第2話あらすじ
・大島優子へに反響が皮肉に?
・『アンチヒーロー』と『アクマゲーム』で明暗
『アンチヒーロー』第2話あらすじ
 『アンチヒーロー』は、検察側の証拠がそろっていても、無罪を獲得する弁護士・明墨正樹(長谷川)の姿を描く逆転パラドックスエンターテインメント。
 キャストには長谷川のほかに、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎らが名を連ねており、25分拡大スペシャルだった第1話に続き、第2話も15分拡大で放送された。
※以下、『アンチヒーロー』第2話のネタバレを含みます
 第2話は、町工場の社長が殺害された事件の後編。強引な方法を取りながらも、法廷で勝てる材料を集めていく明墨が、最後は被疑者・緋山啓太(三代目 J SOUL BROTHERS・岩田剛典)の無罪を勝ち取るストーリーだった。
大島優子への反響が、『Destiny』田中みな実への“皮肉”に?
 今回は検察の不正を暴くために、赤峰柊斗弁護士(北村)、紫ノ宮飛鳥弁護士(堀田)、パラリーガルの白木凛(大島)の3人が、学生のフリをして大学のキャンパスに侵入。
 ポニーテールヘアの白木が「カメラ同好会」から部員募集のビラを受け取り、「私もまだ、学生いけるね」と喜ぶシーンでは、ネット上から「35歳で一児のママなのに、本当に大学生に見える!」「ポニーテールの優子、超かわいい。全然違和感ない」という声が上がっていた。
「30代の俳優が大学生を演じるドラマといえば、現在放送中の『Destiny』(テレビ朝日系)が思い出されますが、同作はメインのKAT-TUN・亀梨和也や田中みな実が『全く大学生に見えない』と物議を醸したばかり。そのため、大島への反響は、タイミング的にも皮肉めいたものとなってしまいました」(同)
 第3話では新たな事件が描かれる『アンチヒーロー』だが、視聴者からは「久々に見ごたえのあるドラマ」「キャラクター設定と演出が素晴らしいから、すんなり入り込める」などと賛辞が続出。
 数字のほうも振るっており、第2話の平均世帯視聴率は12.8%を記録し、第1話の11.5%を1.3ポイント上回った。
「同枠で昨年大ヒットした『VIVANT』の視聴率は、第1話が11.5%、第2話が11.9%で、『アンチヒーロー』はこれを上回っているんです。なお、『VIVANT』は第5話で14%台まで上昇し、最終回で自己最高の19.6%を記録しただけに、『アンチヒーロー』も今後の推移が注目されます」(テレビ誌記者)
『アンチヒーロー』と『ACMA:GAME アクマゲーム』、日曜のドラマで明暗
 視聴率が右肩下がりのドラマも目立つ中、好調の『アンチヒーロー』。これと対照的なのが、同じく日曜日のプライム帯で放送されている間宮祥太朗主演『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)だ。
 人気コミック『ACMA:GAME』(講談社)を原作とした同ドラマは、主人公・織田照朝(間宮)が「悪魔の鍵」に翻弄された人間たちと命懸けの「アクマゲーム」に挑みながら、「悪魔の鍵」の謎に迫っていくサバイバル・エンターテインメント。
 一部報道によれば、同ドラマの撮影期間は昨年9月~今年6月までと長期にわたるそうで、放送前から映画化やスピンオフ作品の制作が決定している「日テレが社運を賭けたビッグプロジェクト」だとか。
 しかし、ネット上では「内容が子ども向け」との指摘も目立ち、視聴率は第1話5.7%、第2話と第3話が3.7%と惨敗している。
「それぞれの局にとって、今期の目玉ドラマであることは『アンチヒーロー』も『ACMA:GAME アクマゲーム』も同じですが、早くも明暗が分かれてしまった様子。そんな中、25日からはテレビ朝日の目玉ドラマである木村拓哉主演『Believe-君にかける橋-』がスタート。『アンチヒーロー』との視聴率争いが注目されます」(同)
 春ドラマの視聴率競争において独走状態となっている『アンチヒーロー』。これに、『Believe-君にかける橋-』はどこまで食らいつけるだろうか。

 
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