【イオン】店舗数増加、ディスカウントストア「ザ・ビッグ」に行ってわかった絶好調のワケ

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2024年3月現在、240店舗を展開するディスカウントストア「ザ・ビッグ」。「買えば買うほど安さがわかります!!」をコンセプトにしたイオングループのストアです。イオンの展開するスーパーといえば「マックスバリュ」が代表的ですが、昨今「ザ・ビッグ」がそれに置き換わっているとのこと。実際に店舗を利用して魅力に迫ります!
目次
ザ・ビッグとは?
ザ・ビッグで実際に買い物してみた
ザ・ビッグの魅力は、安さと均一価格のわかりやすさ
ザ・ビッグとは?
 イオングループが展開するディスカウントストア「ザ・ビッグ」。同じくイオンのスーパー「マックスバリュ」を吸収合併する形で店舗数をみるみる増やし、現在240店舗を展開しています。
 コンセプトは「買えば買うほど安さがわかります!!」。イオングループの特長として、お客様感謝デー、お客様わくわくデーなどを実施し、100円ショップ「キャンドゥ」とのコラボによる売り場も設置する店舗も。ザ・ビッグのほかに「ザ・ビッグ エクスプレス」「ザ・ビッグ エクストラ 」なども存在しています
ザ・ビッグを実際に利用してみた
 平日の昼過ぎに行くと、大学生や若い夫婦、高齢の夫婦や親子など、老若男女が買い物をしていました。店内は若干照明が暗めに感じましたが、まったく問題ない程度。
毎週恒例「77円均一祭り」がすごい!
 ザ・ビッグでは毎週木曜に77円均一祭りを実施しているそう。写真のとおり、野菜から豆腐、菓子パンまでジャンルレスに77円の商品が用意されています。
 アスパラガスを買う予定なんてなかったのに、思わず購入決定。
 人気の男前豆腐店の豆皿豆腐も77円。こちらも、悩んだ末に購入してしまいました!
 ヤマザキパンやフジパンの菓子パンも77円均一祭り! メーカー品を安く買える「高品質・Everyday Low Price」がコンセプトのディスカウントスーパー・オーケーストアのようです。
メーカー品が安い!
 77円均一以外の商品も、衝撃の安さ。
 定番人気のフジパン「スナックサンド」が93円! ありがたい限り。
 小粒納豆3個パックが61円! この安さゆえ、すでに売り切れていました。
 アイスも安くて衝撃。あずきバーは2022年6月に70円から80円に値上げしたのが報じられていますが、ザ・ビッグでは61円。
 ぱぴこもチョコモナカジャンボもモナ王も106円(税抜き99円)!! 毎日食べられますね! 
 ブルボンって、気持ちお高めの価格帯ですよね? それが99円均一という素晴らしさ。この驚きもやはりオーケーのよう。
 伊藤ハムのあらびきポークウインナーは212円。税抜き100円台でメーカー品のウインナーが販売されている衝撃……。
生鮮コーナー
 生鮮コーナーは、77円祭りの対象品以外は近隣のスーパー「ベルク」(同じくイオン系列)と同価格帯に感じました。
 同社公式サイトでは、地元の野菜を販売するコーナーを設置しているのが特長だとあったものの、今回は見当たらず。
 太くてむっちりした立派な長ネギ。なかなか見ないほど見事な出来だったので、想定外に購入してしまいました。
鮮魚コーナー
 鮮魚コーナーはコンパクト。しかし、素人目にもわかるほど新鮮で立派な魚が並んでいたので、思わず食い入ってみてしまいました。
 「お造り297円均一」のポップの通り、愛媛県産ぶりのお刺し身や、鹿児島産真あじのたたき、かつおのたたきが税込み320円で並んでいます。魚に目がない筆者。かなり悩んで、かつおのたたきを買ってしまいました!
 切り身の愛媛県産の活〆ぶりも、ドリップがなく新鮮そのもの。取り扱う種類はベルクには敵わないものの、鮮度はいい勝負をしているように思います。
 こんなに身が太ったおいしそうな真いわしも、3尾で277円。ベルクのような調理サービスがあったら、身卸ししてもらって買いたかった!
精肉コーナー
 精肉コーナーは店内でも広めにスペースを取っていました。
 国産の若どりむね肉、100g72円! ありがたい価格ですね。
 国産の豚肉小間切れ(冷凍)は、すっからかんに売り切れてました。人気商品はわかりやすく品切れになっています。
惣菜、冷凍食品
 おにぎりは1個83円。オーケーストアの50円おにぎりほどではありませんが、十分に安い! 
 のり弁が212円の衝撃! ちくわの磯辺揚げ、ミニハンバーグ、ナポリタン、おそらくコロッケが乗っているのにこの価格。おそらく、オーケーやロピアでもお目にかかれないのでは?
 冷凍食品は157円均一コーナーがわかりやすい。ニチレイ、ウェルナ、ニップンなど大手メーカー品がこの価格。
 ほうれん草が800g515円、ブロッコリーは800g428円。安すぎる……。うちの冷凍庫に空きがあれば、ほうれん草を買って帰りたかった!
飲料が安い!
 ザ・ビッグは、飲料が総じて格安。メーカー品の「香ばしっ!麦茶」が2L126円に始まり、トップバリュの天然水が2L63円!ケース買い(6本)でも373円!?
 PBのトップバリュと並んで、「Beve time(ビバタイム)」という飲料のPBも展開。なんと、烏龍茶が500mlで50円……!
 なお、イオンのPBはトップバリュのほか上記「Beve time(ビバタイム)、「和日彩々(わびさいさい)」「Easy to Use(イージートゥユース)」などがあるそう。
 ザ・ビッグでも、「和日彩々」はおにぎりに、「Easy to Use」は冷凍食品で見つけました。
お買い得感のない商品も
 ここまで、安くてお買い得なものだらけでしたが、一方で相場より割高に感じたものも。
 日清カップヌードルが201円です。先週、ベルクでは150円で売られていました。
 こちらも定番、おかめ納豆極小粒3個パックが106円! 100円以上で販売されているのを初めて見ました。近所のドラッグストアでいつも60円台で購入しているので……。
ザ・ビッグの魅力は、安さと均一価格のわかりやすさ
 今回、初めてザ・ビッグに行ってわかった魅力は2つ。ディスカウントストアだけあって「低価格」であることと、「均一価格」のわかりやすさです。この日、目にした均一価格のバリエーションは4つありました。
 アイスコーナーの99円均一商品、鮮魚コーナーの刺身297円均一、冷凍食品コーナーの157円均一商品は、いちいち値札を見なくていいのがラク。いつも同じ値段で買えるという安心感もあります。そこに加えて、おそらく毎週商品が違う77円均一祭りもあるので、安心感とワクワクが常に供給されているのでしょう。
 低価格でいえば、メーカー品の安さはオーケーと似ています。一方で、オーケーにはないイオンの各種PB商品が格安で展開されているのは強みに思えます。
 そして安いだけでなく、買い物をする楽しみがある。購入予定がなかったものまで思わずかごに入れてしまうとき、ワクワクしているんですよね。
 世間の低価格志向は今後も高まり、ディスカウントストアへの注目がさらに集まると思われる中、ザ・ビッグはどこまで勢力を拡大するのか? 今後に期待しています。
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