『M-1グランプリ』第1回、「おぎやはぎ客票9点事件」とは? 「お笑いファン」で裏側明らかに

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 年末の漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)が、今年も近づいてきた。これまで、数々のドラマを描いてきた『M-1』を徹底的に語り尽くし、過去と未来をつなぐ架け橋となる雑誌が、11月29日に発売された。
 「お笑いファン」(鹿砦社)のvol.3は「いまこそ語れ!『M-1グランプリ』特集号」。巻頭には2019年『M-1』で史上最高得点による優勝を果たしたミルクボーイのロングインタビューが掲載され、さらに昨年ラストイヤーを終えた立場から、ランジャタイが『M-1』を語り尽くす。
 さらには、05年にファイナル進出、昨年にはファイナリスト初の1回戦敗退を経験した馬鹿よ貴方はの新道辰巳が、今年、ラストイヤーにかける切実な思いを激白。残念ながら3回戦敗退に終わったが、15年の漫才人生を振り返った思いには胸を熱くさせられるはずだ。
 「お笑いファン」は『M-1』の歴史にも目を向ける。
01年の第1回開催まで島田紳助とともにその実現に奔走した元吉本興行社員・谷良一にもロングインタビューを敢行。困難を極めた放送局の選定やスポンサー集め、第1回に起こった「おぎやはぎ客票9点事件」の裏側や、『M-1』が国民的行事に成長していく過程など、現場からしか語れない秘蔵エピソードが盛りだくさんで語られている。
 さらに今年、初の準決勝進出を果たしたフースーヤは「ギャグ漫才をやる責任」を激白。2代目王者のますだおかだ・増田英彦はW.W.W.D世界タッグチャンピオンの井上京子と「トップ会談」を行い、漫才とプロレスのケミストリーを生む。
 そのほか、充実のコラムに加えて、連載「女芸人という生き方」にはキンタローも登場。『M-1』ファンならずとも、すべてのエンターテインメントを愛する人々に刺さるであろう1冊となっている。
「お笑いファン」Vol.3
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