【ダイソー・セリアほか100均だけ】キッチン掃除が劇的ラクになる収納アイデア7選

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中古マンション再生! 整理収納アドバイザー・伊藤まきさんの連載企画「汚部屋 ビフォーアフター 23回目」は、ゴミ屋敷だった伊藤さんの実家じまいから始まりました。そこから、高齢の親御さんの中古マンションへの住み替え〜築30年のマンションをDIYでリフォーム、清掃・補修する模様をレポートしてきました。
 今回は、キッチン収納を機能的に整理していきます。「掃除をしない」前提かつ、シニアが片付けしやすい収納方法とは?
キッチン収納、掃除が劇的にラクになるテクニック
 30年分の汚れを落としDIYでリメイクした、キッチン。換気扇とコンロの設備と、床と壁の貼り替えリフォームをしたので「汚れにくいキッチン」にします。また、退去時に簡単になるよう100均グッズだけにしました。
【キッチン収納のコツ1:シンク周り】食器類を自然乾燥させるシステム
 洗った食器類は、入れっぱなしで使いまわすのが基本。そのため「乾かしながら置く」スペースを用意。写真[1]の水切りラックは、食器用に。[2]イケアの吊りバスケットには、乾きにくい保存容器とボウルを置くところ。[3]水筒やビン類は、ダイソーのミニスチールラックへ。[4]雑巾や手袋などは、フックを吊るしています。
【キッチン収納のコツ2 シンク周り】セリアの「水切りラック」
 セリア「フレッシュ 水切りバスケット」(税込み110円)「フレッシュ 水切りトレー」(税込み110円)が優秀で、私自身も愛用しています。水アカがたくさん付いたら、ハサミで小さくカットして燃えるゴミで処分できます。定期的に洗浄する管理ができない場合、交換代として220円で済みます。
【キッチン収納のコツ3 コンロ周り】コンロ用アルミパネルで、油ブロック
 隙間の溝に汚れが詰まらないように100均のマスキングテープで、コンロ周りをフチどります。調理中の油飛びを抑える、ガスコンロ用アルミパネルも100均でそろいます。魚焼きグリルの排気口カバー(約1,500円)で、コンロの中に食品カスを残さないように。ゴキブリ対策にも◎です。
【キッチン収納のコツ4 戸棚の中】アルミカラーの「ガス台マット」
戸棚の中の汚れを、油汚れや傷から守るために「アルミのコンロ用マット」を敷きます。空間のサイズに折って調整できるので、よく利用します。100均で購入する時は、サイズの大きさ重視で選ぶと◎。

【高齢者のキッチン収納のコツ1 コンロ回り】調味料は全部出しておく
 シニアの一人暮らしなので、調味料は「ぜんぶ見える平置き」に。冷蔵庫の中に保存してほしい醤油も、しまいこんだら忘れるので出してあります。トレーにまとめることで、調理台の掃除がしやすくなります。
【高齢者のキッチン収納のコツ2 コンロ周り】キッチンツールは「吊るす」
キッチンツールは、セリアの「戸棚下ツールフック」へ。油が霧のように付きまといますが、高齢者には「吊るす収納」が一番優しいです。洗って干すだけなので、片付けも簡単です。
【高齢者のキッチン収納のコツ3 戸棚の中】ダイソーのジョイントラック
高齢者の場合、扉の中のモノは「基本的に忘れがち」。そのため、扉はあえて外して使います。戸棚の中はすべて、ダイソー「ジョイントラック」で段を作りました。

フライパンや鍋の収納も、ダイソー「ジョイントラック」にしました。このセットで、1,200円(税抜)の予算。シンク用の伸縮ラック棚も激安ショップなら、1,000円前後で用意できます
【高齢者のキッチン収納のコツ4 シンク下】扉を開けるだけで在庫確認
シンク下は、透明のマガジンボックスで消耗品を収納。中身が見えるので、扉を開けるだけで在庫確認ができます。
【高齢者のキッチン収納のコツ5 シンク下】ワッツ「のせのせストッカー」
広い空間を最安で「仕切り棚」にするなら、ワッツ「のせのせストッカー」がおすすめ。収納力や使い勝手は普通ですが、一番安く段差を作ることができます。また、カッターでキレるので処分しやすいプラスチック製です。
【高齢者のキッチン収納のコツ6 引き出し】カトラリーケースは「イノマタ化学」
引き出しの仕切りは、イノマタ化学の「キッチントレー」がおすすめです。筆者はいつもコレ一択! 一体型ではないシンプルな形状なので、縦・横どちらでも使うことができます。セリア、キャンドゥ、ワッツで購入できます。
 100均の「キッチントレー」のサイズが、引き出しより小さい場合は余白が出ます。そんな時は、エアパッキンが便利。軽い素材のキッチントレーが、浮いたりズレたりする場合は「滑り止めマット」を用意しても可。予算を0円にしたいときは、牛乳パックを加工してトレーを作ります。
【高齢者のキッチン収納のコツ7 吊り戸棚】シニア世代は「使わない」が基本
高齢者になると、吊り戸棚は使いません。シンク上の戸棚のみ、使いやすく忘れにくいので、使用頻度が低い道具を収納しました。ほかはすべて、空っぽです。
【キッチン収納 After】汚れにくい、散らかしにくいキッチンへ
モノが少なくわかりやすい収納であれば、 物忘れが増える高齢者でも「汚れにくいキッチン」になります。 よく使っているモノ、これまでの動作(癖)をよく見て「 暮らす人に合わせた収納」であれば、 大きく散らかることはありません。新しい家に引っ越してから、 1年経過しましたが「1カ月に一度の掃除訪問」 も簡単に済むようになりました。
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