下駄箱下の収納は「キャスター付き」が正解! プロが教える“スッキリ&掃除しやすい”空間の作り方

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連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。
 汚家まるごとビフォー・アフター25回目は「下駄箱下の空きスペース」です。これまで、家のアチコチに置いていた「災害グッズ」を玄関にまとめました。下駄箱下の中途半端な空きスペースの活用法と、下駄箱まわりの汚れを落とす方法を紹介します!
下駄箱下の空きスペース【Before】
 下駄箱の下の空きスペースは、何を置いていますか? Dさん宅の場合、使わなくなったベビーカーや下駄箱に入りきれない靴を入れていましたが、高さ32cmぐらいの大きな空間なので、活用法はいろいろあります。
下駄箱下の活用【手順1】モノを全部出して掃除をする
 まずは、モノを全部出して掃除をします。モノを細かく詰め込んでいると出す作業が多くなるので、掃除が面倒になります。視界から外れた場所(上や下)ほど汚れが増えるので、「1回でどかす工夫」が必須。
下駄箱下の活用【手順2】1回で全部出せる「キャスター付き」が正解
 掃除がしやすい仕組みを作るなら、ワンアクションでモノを移動できる「キャスター付きボックス」「キャスター付きすのこ」を使うのが正解。空間の高さを測って、奥のモノが1回で取り出せる仕組みを作るほど、掃除がしやすく乱れにくくなりますよ。


 Dさん宅の場合、押し入れで使っていた「コロ付き収納ケース(H30cm)」を再利用しました。収納ケースには、家のアチコチに置いてあった「災害グッズ」と「外で使うモノ」をまとめています。キャスター付きなので、奥のモノが取り出しやすく、中身の見直しも簡単に。
下駄箱下の活用【手順4】「100均のランチョンマット」でスッキリ目隠し収納
 透明の収納ケースのままでは、色が多くなり散らかった印象になります。そのため、タイルの色味に合わせた「大理石柄ランチマット」(100円ショップの商品ですが、現在の販売は確認できません)で目隠ししました。透明の収納ケースを目隠ししたいときは、ランチョンマットが最適。適度なサイズにカットできて、ズレずに固定できます。
下駄箱下の空きスペース【After】
 玄関は「運を呼ぶ場所」「その家の印象を決める場所」なので、掃除がしやすい仕組みが理想的。キャスター付き収納を使うと、腰を深く落とさず片手でサッと移動できるので、掃除のやる気もアップ! 下駄箱下に靴やカート類を収納したい場合も、キャスター付き平台(すのこや荷台など)を選択すると、掃き掃除が楽になりますよ。
 最後に「下駄箱まわりの手垢汚れ」を一掃します。

 取手が付いていない1枚板の「下駄箱の扉」はスッキリしたデザインですが、「手垢汚れ」が付きやすいデメリットもあります。手垢の汚れは、アルカリ性の洗剤で落としましょう。 キッチンの食器用洗剤を薄めた液体、重曹、セスキ炭酸ソーダが一般的です。
 今回は油性ペンの汚れもあったので、油分と粘着汚れに強い、3M「クリーナー30」を使いました。薬局では売っていないプロ用洗剤なので、汚れの質に合わせてアレコレ苦戦することもなく簡単に落とせます。

玄関まわりは「運気」と「印象」を招く場所
 毎日見ていると変化に気が付きにくいのですが、白の化粧板は全体的に黄ばみと黒ずみで汚れていきます。こまめな拭き掃除がおすすめです。













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 上は、「取り出しやすい下駄箱」へと片付けたビフォーアフター動画です。モノの影がなくなりスッキリとした印象になりました。清潔感があふれる玄関は「運気」と「印象」を変えてくれますよ!
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