ジャニーズの大みそかが変わる? 『紅白』出場枠減、『カウコン』開催危機にファン嘆き

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 創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による性加害問題をめぐって、所属タレントの活動が減少する危機に面しているジャニーズ事務所。一部スポーツ紙では、大みそかの『NHK紅白歌合戦』に関して、ジャニーズからの出場アーティストが半減する可能性があると報道。また、毎年恒例の一大イベント『ジャニーズカウントダウンコンサート』(以下、カウコン)の開催危機も報じられ、ネット上のジャニーズファンたちが嘆いている。
 ジャニーズ事務所といえば、7日に開いた会見で、ジャニー氏の性加害を事実認定し、被害者に謝罪。以降、ジャニーズタレントをCM・広告に起用していた企業が続々と撤退している。ジャニーズを数多く起用しているテレビ局も今後大きな動きがあるとみられる。
「『NHK紅白歌合戦』には毎年ジャニーズ事務所から複数のグループが出演しており、昨年は関ジャニ∞、KinKi Kids、King&Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子の計6組が出場。しかし、9月22日付の『スポーツ報知』は、今年の同番組について『例年の5~6組から半減する見込みであることが21日、分かった』(原文ママ、以下同)と、伝えてました」(芸能ライター)
 なお、ジャニーズサイドは、藤島ジュリー景子氏から事務所を引き継いだ東山紀之新社長が、10月2日に行う予定の会見で新体制や新社名を発表するものとみられているが、記事では「関係者によると、NHKの方針に加え、社名変更を固めた同事務所から出場辞退を申し出る可能性もある」とも伝えている。
「ジャニーズ勢は、15年と20年には白組の1/3を占める7組(20年はSnow Manが出場辞退)が出場権を得るなど、『紅白』の常連といえます。CD売り上げでいえば、今年はKing&Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子は“出場資格”を有しているそうですが、事務所の情勢を考えると、出場枠の減少は致し方ないでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
「『紅白』はどうでもいい」「『カウコン』を有料配信して」とジャニーズファン嘆き
 こうした状況もあり、例年、大みそかにフジテレビ系で生中継される『カウコン』にファンの期待が集まる中、今度は23日付の「日刊スポーツ」が同イベントについて、「複数の関係者によると、ジャニー氏の性加害問題の影響が大きく、被害者やスポンサーなど各方面に配慮し開催を見送る方向で調整が進んでいる」とスクープした。
「『カウコン』については、先日、Hey!Say!JUMPが12月29日、30日、1月1日の3日間、『Hey!Say!JUMP ドームツアー2023-2024』を東京ドームで行うと発表。大みそかの31日は会場が空いているため、ネット上のファンは『JUMPのセットで「カウコン」やるのかな?』『31日の『カウコン』はほぼ確定!』と喜んでいたんです」(同)
 そこから一転、開催見送りが報道されると「毎年『カウコン』を見ながら年越ししてたから悲しい」「『カウコン』がない大みそかは寂しいよ」などと嘆く声が続出。また、「テレビ放送はなくていいから開催して」「有料配信しよう!  そしたら見たい人だけ見れて平和」との意見も。
 なお、「日刊スポーツ」では、広告代理店関係者が「被害者との対話の進捗(しんちょく)状況や、10月2日に報告されるというジャニーズ事務所の新体制などの内容と各所の反応によっては、開催が再検討される可能性も残ってはいる」としつつ、「現実的には難しそうだ」とコメントを寄せている。
 ジャニーズタレント、そしてファンにとっても例年とは違う大みそかになりそうな今年。『紅白』の出場歌手は、例年だと10月後半から11月中旬頃、『カウコン』開催は12月上旬に発表されているが、いったいどんな対応がとられるのか、今後の発表に注目が集まる。
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