『M-1』は「2年に1回にすべき」――発起人・島田紳助の提案が現実的でないワケ

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 2011年に芸能界を引退した島田紳助が、7月20日発売の「週刊新潮」(新潮社)のロングインタビューに応じ、自身が発起人である『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)について新たな提案をしている。
 この記事で、不倫問題に揺れる広末涼子や、ガーシーこと元参議院議員・東谷義和被告などについてコメントしている島田だが、19年の“闇営業騒動”で吉本興業を契約解除となった元雨上がり決死隊・宮迫博之についても言及。
 島田は、宮迫のテレビ復帰について「無理でしょうね」と切り捨てており、その理由を「僕らにはわからん確執が吉本との間にあるみたい」と話している。
 宮迫といえば、今年3月18日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、陣内智則が「こないだ1時間ぐらいしゃべりました。宮迫さんと」と切り出す場面があった。その際、宮迫は「どうにかして俺、芸能界に戻られへんかな」と話していたという。
「宮迫は、吉本から契約解除された後、20年からYouTubeを中心に活動。一時は、チャンネル登録者数が140万人を超えていたものの、現在は131万人まで減少。徐々に世間の注目度が下がっている印象です。同チャンネルは今年6月30日、サムネイルにデカデカと『宮迫、地上波再び』と書かれた動画を公開。しかしふたを開けてみると、通販サイト『ロコンド』のCMに宮迫がエキストラ出演するという内容だったため、視聴者からは『地上波バラエティに復帰するのかと思ったのに……』と落胆する声も寄せられていました」(芸能ライター)
島田紳助、上沼恵美子とのYouTube共演「いまだ実現せず」
 また、島田は同インタビューで、毎年恒例の漫才大会『M-1グランプリ』について「2年に1回にすべき」と提案。その理由は、毎年開催しても「ビックリするようなヤツ出てこうへんから」とのことだが……。
「とはいえ、『M-1グランプリ』は、直近5年間の世帯平均視聴率を見ても、関東地区においては17~19%台(ビデオリサーチ調べ/以下同)、関西地区にいたっては26~30%台。出場するお笑いコンビはもちろん、審査員についても毎年注目が集まりますし、テレビ朝日にとっても欠かせないコンテンツといえる。島田の主張も理解できますが、開催頻度が減ることはなさそうです」(同)
 なお、同インタビューの一部が、ニュースサイト「デイリー新潮」で公開されているが、“ヤフコメ”には「司会の天才」「表舞台に戻ってきてほしい」と島田の復帰を願う声が並んでいる。
「いまだご意見番キャラは健在の島田ですが、本人は芸能界への復帰はないと散々強調してきました。21年に、自身のYouTubeチャンネルで島田と共演すると宣言していた大物タレント・上沼恵美子でさえ、いまだ実現していませんから、意思は相当固いのでしょう」(同)
 本人に復帰する気はなさそうだが、時折、週刊誌などに登場しては、インタビューに応じている島田。そのたびに、今も残る根強いファンを喜ばせているようだ。
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