『ラストマン』第7話にツッコミ相次ぐ! 犯人が“整形で若返り”展開は「無理がある」?

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 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)。6月4日に放送された第7話では、整形手術を用いた逃亡劇が描かれたものの、ネット上で「無理があるのでは?」とのツッコミが相次いだ。
 同ドラマは、同枠のヒットドラマ『マイファミリー』(昨年4月期)などで知られる黒岩勉氏が脚本を手掛ける刑事ドラマ。全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と警察庁の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件に挑む1話完結の完全オリジナルストーリーだ。
 これまで放送された全話が、世帯平均視聴率で2ケタをキープしており、今期連ドラでは独走状態といえる同作。第7話も12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークし、前回の12.1%から0.8ポイント上昇した。
※以下、『ラストマン-全盲の捜査官-』第7話のネタバレを含みます。
 第7話では、ふ頭で白骨化した老人の遺体が発見される。歯型が一致したことから、この人物が、4年前に捜索願を出されていた資産家・葛西征四郎(小林勝也)であることが判明。容疑者として、40歳年下の妻・葛西亜理紗(岡本多緒)が浮上する。
King&Prince・永瀬廉、藤波辰爾のオリジナル技を放つ!
 捜査一課の主任・佐久良円花(吉田羊)の班が捜査を進めると、葛西の前夫・亀島喜一(原田文明)も結婚後に失踪していることがわかり、典型的な後妻業殺人であると判断される。しかし、皆実は一貫して「彼女は犯人ではありません」と否定し、その理由を「亜理紗さんのことが好きになったからです」と語る。
 その後、佐久良に連行された亜理紗は、取調室で「4年前、夫の征四郎を殺しました」「亀島も私が殺しました」と自白。だがそこへ、皆実が亜理紗の秘書兼運転手・日高祐輔(赤堀雅秋)を連れて登場する。
 実は4年前、亀島が亜理紗を強引に連れ戻そうとした際、葛西と揉み合いになり、亀島が柱に後頭部を打ちつけて死亡。亀島を東京湾に沈め、葛西は整形手術で顔を変えて日高になりすましていた。加えて、亜理紗は歯科医に頼んで警察に葛西の歯型を提出させ、葛西の遺体と断定されるよう偽装していたのだった……。
 予告映像で、King&Prince・永瀬廉演じる護道泉刑事のアクションシーンが一瞬映っていたため、放送前から「廉くんのかっこいいアクションが見られる!」と期待を寄せるファンが目立った第7話。
 実際、本編では刑事たちが暴力団の構成員と格闘するシーンがあったが、中でも、泉が藤波辰爾のオリジナル技として知られるプロレス技「ドラゴン・スクリュー」をキメる姿が視聴者の間で話題に。
 ネット上では、「見間違えじゃなければ、永瀬廉が今、ドラゴンスクリューを放ったぞ! きれいにきまってた」「永瀬廉のドラゴンスクリューが意外すぎて笑ってしまった。練習したんだろうなあ」といった書き込みが多く見られた。
整形展開に「なんでもあり」との指摘も……
 また、亜理紗が犯人でないことを端から見抜いていた皆実に対し、「皆実さんは目が見えないからこそ、亜理紗の人柄が最初から透けて見えていたんだなあ」と感心する声が上がる一方で、葛西が整形手術で別人に成りすましていた展開には、「整形で別人になってたっていうラストが許されるなら、もうなんでもありじゃん」「整形手術であんなに若返るもの? フィクションとはいえ、なんか冷めた」と疑問の声も。
 なお、整形前の葛西を演じた小林は80歳、整形後を演じた赤堀は51歳で、29歳差であった。
 以前から、あらゆる能力に秀でた主人公に対し、「全盲の設定である意味が感じられない」という指摘もあった同作。今回は皆実だからこそ、外見で誤魔化そうとした犯人の思惑を見抜けたといえるが、違和感を覚えてしまった視聴者も少なからずいたようだ。
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