関ジャニ∞と田村淳のトークが「タイムリーすぎ」? “企業の危機管理能力”を語り、反響集まる

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 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。5月29日深夜放送回では、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳をゲストに招いたトーク企画「明日、引退します。」の前編が放送された。
 「明日引退する」という設定のゲストに、関ジャニ∞がさまざまな質問をぶつけ、ゲストから伝えておきたい言葉を引き出すこのコーナー。淳は現在、本業の芸能活動をしながら、副業としてeスポーツを支援する会社、相方・田村亮が所属する株式会社ロンドンブーツ、遺書動画サービスの会社、キャンピングカーの会社と、複数のビジネスを展開しているのだとか。
 この理由について、淳は「メディアって間違うことがあるから、『これっておかしいじゃん』って言えなくなる自分が嫌だなと思って」と説明し、「全部の収入をマスメディアに握られていると、物申しづらくなる自分が嫌だなと思って、インカムをほかに増やした」と、メディアに縛られないために収入源を増やしたと告白。「たとえテレビの仕事を失ったとしても、他で収入があって、楽しく人生を送るっていうのが自分が掲げていた目標」と語った。
 そんな中、「コンビやグループの在り方」の話題になると、淳は「逆に5人はどういうふうに考えてるの? 5人の体系はずっと先までビジョンが見えてるものなの?」と関ジャニ∞に質問。
 すると横山裕は「僕、全然見えてないです」と正直に明かし、「先の話はしても一緒やな(変わらない)と思いました。もう、なにがあるかわからんしな。だから来年ライブできるように……みたいな」と長いビジョンは見にくいとのこと。
 安田章大は「毎回メンバーも減っていったりしていますし、その中で新しい形を作り上げていかなければならなくて」「でも、周りから見られてるイメージもあったりするわけで、『じゃあどう進んでいこうか』っていう各々の考えもあるわけで……ってなったら、そこは話し合っても、合わない点もあれば合う点もあるだろうし」とコメント。
 丸山隆平も「体のことも物理的にあるんで。誰かが体調崩したりとかっていうのあるから、3年後のことも考えてられないですね」と語った。
 また、淳が「短期の目標のほうが(みえる)?」と問うと、横山は「ほんとそうですよね。どうなるかわからんっていうのは身に染みたもんな」と実感を込めて明かした。
 村上信五も「まさかメンバーが欠けるなんて。デビューの時1ミリも思ってなかったですから。一蓮托生でいくはずだったものが、音を立てて崩れていった時に、たぶん全員ガシャーンって何かが変わっちゃいましたね」と発言。2006年にグループを脱退した内博貴をはじめ、渋谷すばる(18年に退所)や錦戸亮(19年に退所)が抜けたことは、メンバーにとっても大きな出来事だったようだ。
 そんな中、大倉忠義は「それこそ僕たちはジャニーズに残って活動していますけど、淳さんはご自身のチャンネルとかで、(吉本興業を)辞めた人たちとも共演してらっしゃるじゃないですか。それぞれ、どう見えてはります?」と質問。
 淳は「辞めた人と交流したいのは、大きい事務所を辞めたらどんなことがマイナスとして働いて、どんなことがプラスなのかって、情報を仕入れにいかないと、“人聞き”だと曲がって伝わっちゃうから……」と情報収集の側面もあると話し、「結果、辞めていった人はイキイキしている人が多い」「吉本興業っていう大きい事務所で窮屈だった部分あるかもしれないけど、大きな自由を手に入れた時に、どの方向に進んでいくかも全部自分次第だから。これに直面した時の人間の表情はすごくいいなと」と、独立した人は顔に覚悟が出ると称賛していた。
 この話を聞いた横山は、最近村上から急に電話がかかってきたことを告白。「村上の待ち受け画像が首相と一緒に映ってたんよ」と、村上のアイコンが故・安倍晋三元首相とのツーショットだったことを明かし、「政治家? どういうことこれ? なんで首相と撮ってるのわけわからんと思って」と驚いたのだとか。
 村上は「過去に我々そういう電話するってなったら、外に漏れちゃいけない、誰々がいついつ辞めるとかそんな話でしたから」と直接電話するのはトップシークレットの時と明かしていたが、結局、その時は仕事の内容だったそう。

 その後、淳の「芸能人生で最大のピンチ」について話が及ぶと、「闇営業問題の時、一番しんどかったかもしれない」と告白。これは、19年6月に発覚した多数のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加し金銭を受領していた事件で、田村亮も参加メンバーに名前を連ねていた。
 続けて、淳は「自分でもどうにもならないっていうか。亮さんだけの問題じゃなくて、(中略)雨上がり決死隊さんとかいたから、先輩だし、俺がしゃしゃっていくわけにもいかないし。もう終わったかなと(思った)」と、二度とテレビには呼ばれない覚悟だったと振り返ると、丸山は「そこまで覚悟……」と驚がく。
 また、淳は亮と二人で謝罪会見をしたことについて、当時、慶應義塾大学の大学院に通っていたため、「その日の授業が『企業の危機管理能力』についての授業だったの。授業で習ったことをやっただけだから俺」と回顧。
 続けて、「状況を早く把握する。わかった状況を全部出す。謝罪する。何について謝罪するか。今後どういう方針でいくかっていうのをまずはスピード感もってやる」と、謝罪会見では授業で学んだことを実践したと振り返り、関ジャニ∞メンバーは真剣に耳を傾けた。そして大倉は「完璧な段取りですね」と淳の立ち回りに感心し、横山も「時間経ったら臆測とか生まれますしね」と語っていた。
 なお、ジャニーズ事務所といえば、現在、創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で渦中にいるため、今回の放送にネット上からは「田村淳がマスコミのこと、闇営業の時のこと話してたけど今のジャニーズ事務所とリンクする所が多くてちょっと怖かった」「タイムリーすぎる」「今彼らが直面しているであろう事務所の状況を考えると、今回の『あとごじ』の話がすごく重くのしかかる」「このタイミングで、今回の『あとごじ』を放送した関ジャニ∞チームの覚悟たるや……」「このタイミングでこの企画をやったのはあとごじスタッフさんからの援護射撃のような気がした」といった反響が続出。
 また、メンバーの脱退に関するトークを受け、「やっぱりメンバー減ったのってものすごい衝撃だったんだよね ホントに続けてくれてありがとう」「淳さんの話を聞いてて、いつか事務所を辞めていった人達ともエイトが交流する日がくるのかな……くるといいなと感じた」などの声も寄せられていた。
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