『ペンディングトレイン』第1話、なにわ男子・藤原丈一郎が大活躍! 山田裕貴が「主演ぽくない」ワケ

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 山田裕貴が主演を務める連続ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)が4月21日にスタート。ネット上では、主演俳優を赤楚衛二だと勘違いする視聴者が散見されるが、それには理由があるようだ。
※以下、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』第1話のネタバレを含みます。
 同ドラマは、同局プロデューサーの着想をもとに、人気脚本家・金子ありさ氏が執筆するヒューマンエンターテインメント。乗客68名が乗る電車の車両が未来へのワープに巻き込まれ、携帯電話の電波が通じない上、水も食料もない極限下に投げ出される様が描かれる。
 乗客には、主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を演じる山田のほか、消防士・白浜優斗役の赤楚、体育教師・畑野紗枝役の上白石萌歌、キャリアウーマン・寺崎佳代子役の松雪泰子らをキャスティング。第1話では、車両が見知らぬ地へワープし、複数の乗客が身勝手な行動を取る様子や、崖から落ちそうになる萱島を白浜と畑野が引っ張り上げるシーンなどが描かれた。
 同作は、小学校の校舎ごと未来世界に送られてしまう楳図かずお氏の大ヒット漫画『漂流教室』(小学館)を彷彿とさせることから、ネット上では「現代版・漂流教室」「漂流電車」とも呼ばれている。内容に関しては、「初回から怒涛の展開であっという間の1時間だった! 今期で一番見応えあるかも」「いい人も悪い人もいて、日本の縮図感が面白い!」と賛辞が相次いでいる。
 一方で、「必ず、みんなを助ける」と息巻く白浜とは対照的に、「助けられないよ、誰も」「死にたきゃ死にゃあいいし」と投げやりな言動が目立つ萱島に対し、「性格が主人公っぽくない」という意見も。中には、赤楚を主演と勘違いした視聴者もいたようだ。
 また、陽気な性格の専門学生・米澤大地役で出演するなにわ男子・藤原丈一郎に関して、「予想外に登場シーン多かったし、張り詰めたムードを和ませる重要な役でうれしい!」と歓喜するファンも。
 というのも、先月公開された30秒程度のスペシャルティザー動画には藤原の登場シーンがなかったため、ファンは“チョイ役”を覚悟していたようなのだ。
 なお、同ドラマの公式インスタグラムでは、藤原の投稿がアップされると、コメント数が格段に増える傾向が見られる。先日、出演者が大勢出演したインスタライブがゲリラ的に実施された際にも、視聴者の多くが藤原のファンだった様子。同ドラマに限らず、脇役に据えられたジャニーズ俳優の存在は、SNSを使ったプロモーションで重宝されているようだ。
 第1話は世帯平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、同枠で前クールに放送された井上真央主演『100万回 言えばよかった』の初回7.4%をわずかに上回った『ペンディングトレイン』。旬の俳優陣が揃う中、今後の藤原のポジションにも注目が集まりそうだ。
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