DJあおいの「だからあなたは結婚できない」〜同棲している彼との将来に不安を感じる〜

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こんばんは、コラムニストのDJあおいです。
このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。
今回は、こちらのお悩みです。

はじめまして。心から折れそうになった時にDJあおいさんのブログを読んで、生きる勇気を頂いております。
私は29歳でアパレルの仕事をしています。

今日は、3年同棲している彼氏のことで相談させていただきます。
友だちの紹介で知り合い、お互いに旅行好きなのですぐに意気投合しました。

3年も同棲していると、もう彼氏が同居人のような存在に見えてしまいます。
彼氏はIT系コンサルの自営をしていて、稼ぎはいいようです。
20万の家賃も彼が支払ってくれています。
でも、私には自由がありません。いつも彼と一緒にいることを強要されて、友人と遊びに行くときも、どこへ行くの?いつ帰ってくるの?と度々聞かれ束縛されています。
それなのに彼は異性との飲み会に何度も参加しているようで、夜中に泥酔して帰ることも多く、私が着替えをさせたりとなにかと母親のように面倒をみています。
私の年齢的に結婚したいと思いますが、彼は35歳で結婚はあまり真剣に考えていないようです。
彼に結婚のことを真剣に聞こうと思いますが、その前に果たしてこの彼氏と夫婦生活ができるのかの不安もあり、なかなか前に進めません。
色々なところに連れてってくれたり、社交的て遊び上手な彼氏なので今までしたことのない体験をさせてくれたことには感謝していますが、家庭的ではなくまた束縛が強いタイプで躊躇しています。
また、職業柄、私はあまり稼ぎが良くないので、同棲解消して一人暮らしするほど、今は経済力がありません。
私は結婚もしたいですし、この先どのような決断をすべきだと、あおいさんは考えますか?
ぜひご意見をお聞かせ下さい。

人は好きな人には、自分がされたら嬉しいであろうことを捧げます。
放っておいてほしいタイプの人は、恋人のこともわりと放っておくようにします。

構ってほしいタイプの人は、恋人にもわりとしつこくちょっかいを出してきます。

恋人に対する態度は『私はこういう扱いをされたら嬉しいんですよ』と自己紹介しているようなもので、それがその人なりの『愛情』であり、そうやってお互いのことを知っていくというわけです。

恋人の行動を管理したがる人は、恋人に行動を管理してもらいたい人であり、そこが一致していなければそれは愛情ではないんですよね。
『恋人は束縛するけど自分が束縛されるのはイヤだ』というのは、その人を思いやる愛情ではなく単なる利己的な支配欲なんですよ。

実は束縛傾向にある人は自由を好む人が多く、その自由の裏には隠し事があることが散見されます。
恋人は自分を投影する最も身近な存在ですので、例えば自分が浮気をしていると恋人のことも信用できなくなってしまうんですよね。

自由を与えると浮気をしてしまう自分を恋人に投影して見てしまいますので、浮気をしている人、もしくは浮気願望の強い人ほど束縛が厳しく、そして自分は自由を好んでしまうということです。
浮気はするけど浮気はしてほしくないという自分勝手な欲求が過剰な束縛に繋がってしまうんです。

また同棲において経済的に依存してしまうと、対等な関係が崩れて男性優位な主従関係になってしまいがちです。
そうなると『何をやってもオレ様は許される』と思い欲望の箍(たが)が外れて暴走してしまう男性も多いようですよ。

差し当たって最優先すべきなのは経済的に自立して対等な関係になること、一人でも生きていける程度のお金は女性と言えども稼ぐ必要はあります。
対等になると視野が広がりその人のことがよく見えるようになりますからね。

そのときに目に映った彼がどう見えるのか、そこが判断基準になると思いますよ。
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