DJあおいの「だからあなたは結婚できない」〜男友達との仲を進展させるには〜

こんばんは、コラムニストのDJあおいです。
このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。
今回は、こちらのお悩みです。

 
27歳の会社員です。 DJあおいさんのブログやDOKUJOを普段から見ており、恋愛の相談を送らせていただきました。
今好きな人がいて、頻繁に一緒に食事に行ったり、遊びに行ったり、連絡を取り合ったりしています。
相手は同い年で、よく遊ぶ友人の集まりで知り合いました。
まだ体の関係はなく、２日から３日に１回程度連絡を取り合っています。
音楽の趣味が共通しているので、ライブハウスや同じクラブイベントでたまたま会ったりもします。
今は友達の状態なのでその人に男性として意識してるということを伝えたいのですが、どうするのが良いでしょうか。 私は何とも思ってない人と食事に行ったり遊んだり、頻繁に連絡を取ったりはしないのですが、それを分かって欲しいのと、 「あなたのことを意識してる」ということを伝えたいです。
彼が私のことをどう思っているのかが全く分からない事と、このまま何も進まず他の人と付き合ってしまったらどうしようと内心焦っています。 どうするのが良いか、アドバイスいただけますでしょうか。 
よろしくお願いいたします。
 


『私はあなたのことを異性として意識していますよ』と告白されたとして、その言葉を手放しで信じることができる人ってそんなにいないんですよね。
『遊び目的なのかもしれない、寂しさの埋め合わせにされるだけかもしれない、他の人にも同じことを言っているのかもしれない』と頭の中で非常ベルが鳴り警戒心が生じるんです。

まだよく知らない人に告白されても『好きか嫌いか、イエスかノーか』以前に『怖い』という恐怖心が先行してしまうんですよね。
人が最も恐怖を感じるのは『わからない』という未知なるものに触れることですので、
まだ信頼関係が出来上がっていない関係で告白をしても『怖い（わからない）』という理由だけで敬遠されてしまうことが多いんですよ。
 
まず優先すべきなのは『あなたのことが好きですよ』という言葉を信用してもらえる自分となり、そして信頼関係を築いていくこと。
そこに信頼関係があることによって『あなたのことが好きですよ』という告白が信用できる告白になるんです。

信頼関係を裏切ることができる人などそうそういませんからね、その告白の答えがイエスでもノーでもそれがその人の精一杯の『誠意の答え』になるわけです。
最悪でも不誠実にキープにされたり好意を弄ばれたりすることはないので、まずは『裏切りたくない』と思えるほどの信頼関係を築いておくべきで、そのために『友人関係』があるわけですね。

恋愛を焦っている人は友人関係を軽視しがちで信頼関係ができる前に恋愛へシフトしてしまう傾向があるのですが、土台となるのは友人関係ですからね。
その人のことが大事だと思うのなら友人として大事に扱っていくことだと思いますよ。
 
告白というのは、するものではなく、ついついしちゃうものです。
前もって用意した言葉を勇気を出して告げるものじゃななく、気が緩んだ隙についついポロっとこぼれ落ちてしまうのが告白。

故意に恋をするのではなく不意に恋をしてしまうのが恋愛の本質ですからね
不意に出ちゃった告白こそが紛れもない本心であり、不純物のない純粋な告白になるんです。
告白なんてわざわざ勇気を出さなくてもそのうち嫌でも出ちゃうんだ。

それまでは葛藤しながらも友人関係を続けていけばいいだけなんですよ。