東山の報道キャスター起用で、朝からジャニタレ「お腹いっぱい」説広がる

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10月1日の日曜朝、2時間半を超える大型報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)がスタートし、メインキャスターを少年隊の東山紀之(50)が務めることになった。
東山に限らず民放キー局の各局では、今やニュースを扱う番組でジャニーズ事務所所属のタレントを起用しており、帯番組では『NEWS every.』(日本テレビ系)の小山慶一郎、『ビビット』(TBSテレビ系)の国分太一がメインキャスターを務めている。
さらに週1回出演のニュース番組まで対象を広げると、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の櫻井翔、『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)の城島茂が出演しており、情報番組まで対象を広げると枚挙にいとまがない。
『女性自身』(光文社)の記事では、ジャニーズのキャスターが増えてきた背景には、CD売り上げ減少による他分野への進出と、キャスターという仕事によるイメージアップという事務所側の思惑に対し、人気タレントを数多く抱える良好な関係を保ちたいテレビ局の思惑と一致しているからだと結論付けている。
◆キャスターである必然性は?
ジャニーズ勢がメインキャスターを務めるようになってきたテレビ界の現状について、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、疑問の声があがっている。

「キャスターって仕事をなめてない?時事問題解説出来るの?」
「日本はキー局でタレントキャスターを起用してしまうので、報道がバラエティ化してしまう」
「せめて高学歴な人がやるべきでしょ」
「ジャニーズがキャスターになることによって、アナウンサーを目指して努力している一般人の枠がなくなる」
「セントフォースみたいな、なんちゃって女子アナも大量にいるもんねー」

 
◆ニュース番組のバラエティ化が進む
また、タレントをキャスターに起用することで、公平性に欠く危険性があると指摘する声も多い。

「報道、情報番組にレギュラーがいるとジャニーズのスキャンダルなど扱わないようにするからねえ。番宣はいっぱいしているのに。矛盾してる」
「高学歴ジャニーズの方が『Qさま!!』(テレビ朝日系)とか出ても、置物状態。良い大学出てても雑学、地頭の低さが露呈される。キャスター、コメンテーターは本当に頭が良い方しか出来ない仕事。そこに立ち入るのは辞めてほしいな」
「コメンテーターに芸人が多いのも不快。(カンニング)竹山もだけど、最近は(トレンディエンジェルの)斉藤さんがコメンテーターやってて驚いた。コメントがズレてて、キャスターに訂正されてたし」

ここ数年情報番組の増加により、ジャニーズに限らず、お笑い芸人や俳優などの芸能人がコメンテーターとして出演するケースが増えてきている。
ニュースを観ようとする視聴者層は広がっているかもしれないが、ニュースを分かりやすく伝えることには必ずしも結びついていないように思われる。
キャスターやコメンテーターの事情をテレビ局が忖度して、多くのニュース番組で扱う題材を選ぶようにならなければ良いのだが……。
 
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。
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