9年間の別居は正しい?ベンガルの不倫報道にネット賛否両論
21 view
6月下旬、午後6時過ぎ。都内の寿司店に1組の熟年カップルの姿があった。個性派俳優のベンガルさん(65)と女優の朝加真由美さん(61)だ。同日、舞台に出演中だったベンガルさん。終了後の午後3時過ぎ、新宿区の劇場から出てきたあと、繁華街で朝加さんと合流したという。
ふたりの仲を巡って、週刊誌『女性自身』が報じた内容が、今、ネットで議論を呼んでいる。
◆『証拠』集めに必死すぎ!記者の取材方法に批判が続出
ベンガルさんは26歳のとき、演劇教室で知り合った女性と結婚、2児を授かっている。
同誌によると、ふたりは4年前、すでに不倫疑惑を報じられていた。しかし『証拠』がないままうやむやに。
寿司店での密会から4日後、真相を確かめるため、同誌の記者は東京・八王子市内にあるベンガルさんの自宅、もとい妻を直撃。彼を支え続けた妻は、現在ひとりで住んでいるという。
ベンガルさんが4日前にデートをしていたことを記者が明かすと、妻は「そうですか……。朝加さんのことは、本人から『付き合っている』と聞きました。朝加さんと付き合いだしたころから、夫は家を出て行きました。平成20年ぐらい、9年前ですかね。本人は、(私と)別れたいわけですから。私は精神的にまいっちゃって」と答えたという。
「私は、離婚はしたくないです。やっぱり家族がいるから、離婚は望んでいません。“家庭はきちんとしていきたい”というのが、私の思いです。でも、主人がそういう考えじゃなければ“ご勝手に”とも思っています」
記者はそういった妻の応対を受け、「朝加と会い続ける夫と、『離婚はしない!』と怒る妻。下積み時代を支えてくれた“糟糠の妻”への『恩返し』がこれだとしたら、あまりにも悲しすぎる」と記事をまとめている。
この報道に対し、Yahoo!ニュースコメント欄では、「デリカシーがなさすぎる」取材方法に対し、非難が殺到している。
「不倫してる旦那についてどう思いますか?とわざわざ家まで訪ね、人の心の傷を抉っといて何が『悲しすぎる…』だ」
「4日前にもデートしてました、とかわざわざ奥さんに報告する無神経な記者」
「多くの人は、大抵悩みを抱えているものだし、本当に解決できるのは本人たちだけでしょ。奥さんに同情するなら、支えてあげるのもいいし、生活に苦労しているのなら援助でもいい。報道される事によってさらに苦しみが増してるんじゃないの」
仕事とはいえ、一般人の妻に直撃取材をおこなったのは、いささかやりすぎだったのかもしれない。
なお、ベンガルさん本人は「全然、(不倫)してないですよ。もう全然、問題ない……ただ、家が近いんで。……勘弁してください」と話し、所属事務所は「本人は親しい友達だと話しています」とそれぞれ不倫を否定している。
◆離婚してしまえばいいのに......夫妻の執着に疑問の声も
一方、コメント欄からは妻に対するアドバイスも聞こえてくる。
「家庭をちゃんとするなら、ちゃんと別れた方が子供達への影響は良さそうだが」
「母親を捨てて出ていってる父親。そんな父親と頑なに離婚しない母親。子供って言ってももういい大人だろうし、9年も経ってるんなら離婚しないことが家族の幸せだとかの前に、そんな父親待たず自分の(母親の)幸せ見つけてほしいな」
今春放送された、不倫を題材としたドラマ「あなたのことはそれほど」の中で、バツ4の眼科医がこんなことを言っていた。
「この目がね......一度この人って決めたら、ほかの人が目に入らなきゃいいのにね。それじゃ、人間してないことになるのかな?なんて」
『筋道』が通らない、それが、人の気持ちというものなのかもしれない。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。
ふたりの仲を巡って、週刊誌『女性自身』が報じた内容が、今、ネットで議論を呼んでいる。
◆『証拠』集めに必死すぎ!記者の取材方法に批判が続出
ベンガルさんは26歳のとき、演劇教室で知り合った女性と結婚、2児を授かっている。
同誌によると、ふたりは4年前、すでに不倫疑惑を報じられていた。しかし『証拠』がないままうやむやに。
寿司店での密会から4日後、真相を確かめるため、同誌の記者は東京・八王子市内にあるベンガルさんの自宅、もとい妻を直撃。彼を支え続けた妻は、現在ひとりで住んでいるという。
ベンガルさんが4日前にデートをしていたことを記者が明かすと、妻は「そうですか……。朝加さんのことは、本人から『付き合っている』と聞きました。朝加さんと付き合いだしたころから、夫は家を出て行きました。平成20年ぐらい、9年前ですかね。本人は、(私と)別れたいわけですから。私は精神的にまいっちゃって」と答えたという。
「私は、離婚はしたくないです。やっぱり家族がいるから、離婚は望んでいません。“家庭はきちんとしていきたい”というのが、私の思いです。でも、主人がそういう考えじゃなければ“ご勝手に”とも思っています」
記者はそういった妻の応対を受け、「朝加と会い続ける夫と、『離婚はしない!』と怒る妻。下積み時代を支えてくれた“糟糠の妻”への『恩返し』がこれだとしたら、あまりにも悲しすぎる」と記事をまとめている。
この報道に対し、Yahoo!ニュースコメント欄では、「デリカシーがなさすぎる」取材方法に対し、非難が殺到している。
「不倫してる旦那についてどう思いますか?とわざわざ家まで訪ね、人の心の傷を抉っといて何が『悲しすぎる…』だ」
「4日前にもデートしてました、とかわざわざ奥さんに報告する無神経な記者」
「多くの人は、大抵悩みを抱えているものだし、本当に解決できるのは本人たちだけでしょ。奥さんに同情するなら、支えてあげるのもいいし、生活に苦労しているのなら援助でもいい。報道される事によってさらに苦しみが増してるんじゃないの」
仕事とはいえ、一般人の妻に直撃取材をおこなったのは、いささかやりすぎだったのかもしれない。
なお、ベンガルさん本人は「全然、(不倫)してないですよ。もう全然、問題ない……ただ、家が近いんで。……勘弁してください」と話し、所属事務所は「本人は親しい友達だと話しています」とそれぞれ不倫を否定している。
◆離婚してしまえばいいのに......夫妻の執着に疑問の声も
一方、コメント欄からは妻に対するアドバイスも聞こえてくる。
「家庭をちゃんとするなら、ちゃんと別れた方が子供達への影響は良さそうだが」
「母親を捨てて出ていってる父親。そんな父親と頑なに離婚しない母親。子供って言ってももういい大人だろうし、9年も経ってるんなら離婚しないことが家族の幸せだとかの前に、そんな父親待たず自分の(母親の)幸せ見つけてほしいな」
今春放送された、不倫を題材としたドラマ「あなたのことはそれほど」の中で、バツ4の眼科医がこんなことを言っていた。
「この目がね......一度この人って決めたら、ほかの人が目に入らなきゃいいのにね。それじゃ、人間してないことになるのかな?なんて」
『筋道』が通らない、それが、人の気持ちというものなのかもしれない。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。