平愛梨の弟・慶翔氏、都議当選でも疑惑続出で不安の声多数

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2日に東京都議会議員選挙が行われ、板橋区では、都民ファースト所属の新人で女優・平愛梨(32)の弟、平慶翔氏(29)が初当選を果たした。
自民党の議席を史上最低レベルにまで下げるほど、「都民ファースト」ブームが起きた中での当選となったが、平氏個人に対して、その政治手腕を疑問視する声が多い。
◆姉と長友のおかげで当選?
 平氏の選挙戦や応援演説では、自分の考えよりも義兄の「長友」や「平愛梨」を連呼していたとも言われており、若者層を取り込もうとしたあからさまな作戦に対し、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では批判的な意見が多く載っている。

「かなり、姉ちゃんと義兄の名前連呼してたよね」
「小池さん、平愛梨と長友の名前で売り込み過ぎ!本人の中身じゃなくてステータスにしか興味なさそうだった」
「平愛梨も何しに帰国したんだろうね」

 24日にプロサッカー選手・長友佑都(30)と平愛梨の結婚式が行われたが、選挙直前の27日に芸能ニュースで取り上げられることを前提で、挙式の日程を決めたのではないかと推測する意見もあがっている。
 一方、肝心の平氏の選挙公約は、「公園に子育て世代のカフェを作る」といった、政治がわざわざ関与しなくても良く、薄い内容のものであり、中身ではなく知名度で当選したと言われても仕方がないかもしれない。
◆窃盗・横領疑惑が浮上!
親子・親戚の知名度を利用することや、公約が不安視されることは今まででもよくあったことだが、実は平氏はもっと大きな問題を抱えたまま選挙戦に臨んでいた。
投票直前に『週刊文春』(文藝春秋)が「下村博文氏が加計学園から200万円を受け取っていた」と報じた件について、このネタを週刊誌に提供したのが平氏と言われている。
平氏は下村氏の秘書を辞めて別の党から立候補したわけだが、下村氏の事務所のパソコンを隠したことと、横領をしたことにより事務所を辞めさせられたと言われており、自筆サイン入りでそれを認めた上申書が作成されている。

「窃盗してた人らしいけど、そうなの?」
「逃げたり守られてないで、きちんと答えたりしなよ」
「選挙前に上申書のサインが『自分のものじゃない!』とはっきり言えばいいのに、『自分のものじゃないと思います』みたいな歯切れの悪い回答をしていたよねー。分かりすぎだわ」

平氏は自筆サインは自分のものではないと否定しているが、明確な説明はされていない。
姉の愛梨はツイッターで弟の当選に感謝するツイッターを投稿したが、不正疑惑に対するコメントであふれかえってしまい、3日にはすぐにツイートを削除してしまった。
不正を暴くために内部文書を持ち出したということならまだしも、横領で秘書をクビになったことが本当であれば、議員どころの話ではない。
現時点では下村氏が一方的に損をしているが、法廷闘争に持ち込まれると、平氏もダメージを受ける可能性がある。
また、今後は週刊誌がプライベートを狙うことも容易に想像でき、新たな疑惑が出れば本人や党はもちろん、姉や長友のイメージにも傷がつきかねない。
ともかく、自身の疑惑を晴らすことが議員の初仕事というようでは、前途多難である。
 
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。
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