本当に「愛してる」?海老蔵の「すこし遊び」にネット賛否両論
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2017年6月22日。歌舞伎役者・市川海老蔵さん(39)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで亡くなったことは記憶に新しい。
あれから十日あまり。海老蔵さんのブログには日々、麻央さんへの想いが綴られていた。しかし早くもそれを疑問視するような声が、ネットから聞こえ始めている。
◆「喪中なのに……」海老蔵一家のディズニー遊覧に一部ネット民はドン引き
事の発端は去る6月28日15時ごろ、ネット掲示板に書き込まれた海老蔵さん一家の目撃情報だった。
「昨日ディズニーで見かけましたが、海老蔵さん、麻耶さん、れいかちゃん、かんげんくん、お付きの男性の五人でいました。かんげんくんはベビーカーに乗っていてお付きの人が押していました。海老蔵と麻耶さんが仲良く話していましたよ」(原文ママ)
この書き込みに対し同掲示板では、「あり得ない」「本当なのか……ドン引き」と海老蔵さんに対する非難が集中。海老蔵さん自身が更新したブログに「今日は2人の願いを叶えました。すこし遊びに、子供達が笑顔になる事が今の私達の幸せです。」とディズニー遊びを裏付けるような投稿があったことで、批判が殺到する騒ぎとなった。
この騒動は女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」でも話題に。女性たちからも、海老蔵さんの行動を疑問に思う声があがった。
「普通は行かないよね」
「自由だけど早いなとは思ってしまう」
「私なら、もし夫を亡くして直ぐには夢の国には行けない」
「流石に早すぎるよ。叩かれてもしょうがないんじゃない?」
「いちいち発信しなきゃいい。 だんだん叩かれる方向にいってる」
とはいえ、海老蔵さんはかねてよりブログの更新がまめなことで有名だ。麻央さんが自身の人生を書き遺したように、海老蔵さんも日々の記録を残したいという想いがあるのかもしれない。
何より、「子どもたちのため」だということを明言している。以前「人のことなんか全く考えなかった私を人の事を思う私にしてくれた、、」(原文ママ)と麻央さんへの感謝を綴っていた海老蔵さん。その気持ちに嘘偽りはないと信じたい。
◆幸せになることが「最高の供養」
海老蔵さんを非難する意見がある一方で、擁護の声が後を絶たないことも事実だ。
「気分転換も必要だよ。 特に子どもたちはね」
「子どもの事を思って行動しているのに、そんな事言う人がいるんだ」
「外野がとやかく言うことじゃない」
「ずっと不幸でいろってか?」
「不謹慎って何に対してでしょうね?」
ツイッターに投稿された「妻を亡くした歌舞伎役者が子どもを気分転換させるためにディズニーに連れてって炎上。やっぱり『辛い状況がある中で他人が楽しい思いをする』のが気に食わないのかな?」(原文ママ)というツイートには、7月3日現在、59000近くの「いいね」が寄せられている。また住職を名乗る男性は「残された者が笑顔でニコニコしてることが先に逝った人への最高の供養だと高齢の住職から教わりました」と投稿。海老蔵さんに注目しているのは決して敵だけではないようだ。
ところで筆者は昨年、とても近しい人を亡くした。この世の終わりかと思うほど落ち込み、食事も喉を通らなかったが、今こうして記事を書くまで回復している。元どおりの生活を送っている。
憔悴しきった筆者に、こう声をかけてくれた人がいる。
「死んだ者より、これから生きていく者の幸せを考えて」
悲しみにくれている人がいたら、同じ言葉を届けたい。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。
あれから十日あまり。海老蔵さんのブログには日々、麻央さんへの想いが綴られていた。しかし早くもそれを疑問視するような声が、ネットから聞こえ始めている。
◆「喪中なのに……」海老蔵一家のディズニー遊覧に一部ネット民はドン引き
事の発端は去る6月28日15時ごろ、ネット掲示板に書き込まれた海老蔵さん一家の目撃情報だった。
「昨日ディズニーで見かけましたが、海老蔵さん、麻耶さん、れいかちゃん、かんげんくん、お付きの男性の五人でいました。かんげんくんはベビーカーに乗っていてお付きの人が押していました。海老蔵と麻耶さんが仲良く話していましたよ」(原文ママ)
この書き込みに対し同掲示板では、「あり得ない」「本当なのか……ドン引き」と海老蔵さんに対する非難が集中。海老蔵さん自身が更新したブログに「今日は2人の願いを叶えました。すこし遊びに、子供達が笑顔になる事が今の私達の幸せです。」とディズニー遊びを裏付けるような投稿があったことで、批判が殺到する騒ぎとなった。
この騒動は女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」でも話題に。女性たちからも、海老蔵さんの行動を疑問に思う声があがった。
「普通は行かないよね」
「自由だけど早いなとは思ってしまう」
「私なら、もし夫を亡くして直ぐには夢の国には行けない」
「流石に早すぎるよ。叩かれてもしょうがないんじゃない?」
「いちいち発信しなきゃいい。 だんだん叩かれる方向にいってる」
とはいえ、海老蔵さんはかねてよりブログの更新がまめなことで有名だ。麻央さんが自身の人生を書き遺したように、海老蔵さんも日々の記録を残したいという想いがあるのかもしれない。
何より、「子どもたちのため」だということを明言している。以前「人のことなんか全く考えなかった私を人の事を思う私にしてくれた、、」(原文ママ)と麻央さんへの感謝を綴っていた海老蔵さん。その気持ちに嘘偽りはないと信じたい。
◆幸せになることが「最高の供養」
海老蔵さんを非難する意見がある一方で、擁護の声が後を絶たないことも事実だ。
「気分転換も必要だよ。 特に子どもたちはね」
「子どもの事を思って行動しているのに、そんな事言う人がいるんだ」
「外野がとやかく言うことじゃない」
「ずっと不幸でいろってか?」
「不謹慎って何に対してでしょうね?」
ツイッターに投稿された「妻を亡くした歌舞伎役者が子どもを気分転換させるためにディズニーに連れてって炎上。やっぱり『辛い状況がある中で他人が楽しい思いをする』のが気に食わないのかな?」(原文ママ)というツイートには、7月3日現在、59000近くの「いいね」が寄せられている。また住職を名乗る男性は「残された者が笑顔でニコニコしてることが先に逝った人への最高の供養だと高齢の住職から教わりました」と投稿。海老蔵さんに注目しているのは決して敵だけではないようだ。
ところで筆者は昨年、とても近しい人を亡くした。この世の終わりかと思うほど落ち込み、食事も喉を通らなかったが、今こうして記事を書くまで回復している。元どおりの生活を送っている。
憔悴しきった筆者に、こう声をかけてくれた人がいる。
「死んだ者より、これから生きていく者の幸せを考えて」
悲しみにくれている人がいたら、同じ言葉を届けたい。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。