波紋呼び続けるSMAP…ネットからは「Can’t Stop!!- LOVING-」の声

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昨年解散した人気アイドルグループSMAP。今年に入り、元メンバーたちは各々の道を進み始めていた。
しかし去る6月、稲垣吾郎さん(43)、草なぎ剛さん(42)、香取慎吾さん(40)の3名が所属事務所を退社することを発表。収束を迎えていた一連の騒動が再び世間を賑わす格好となった。
◆「ガンバレガンバレ」! 芸能界からも応援の声
長年に渡り所属事務所、また芸能界を支え続けた3名に対し、ネットばかりでなく同業者たちからは労いの声が殺到している。
中でもタレントのヒロミさん(52)はトーク番組に出演した際、「退社発表前に香取さんとロケが一緒になった」と告白。「細かいことは話さないけど、慎吾は慎吾なりの考えはあるだろうし、そんなタイミングだったので、ちょろっと話はした。報告はありました」と明かした。
「決めたことだし、ガンバレガンバレって感じ」。
プライベートでも親交がある中居正広さん(44)については「ちょこちょこ遊んだりもしていたけど、詳しい話はしていない。僕からは聞かない。ナーバスな問題だから」「中居はお兄ちゃんという感じ。3人のことは気にもしているし、木村(拓哉さん・44)のことも気にしている。やっぱり彼はリーダー」と発言。また「(5人で)いろいろと話もしただろうし、人生は自分のもの。1対1対3とか言われているけど、1対1対1対1対1。全員自分で決めたと思う」と元メンバーたちを気遣った。
以前より憶測の飛び交う解散騒動。何が嘘か真実か、と辟易しているネットユーザーも多い中、彼らに近しい立場にいるヒロミさんの発言を受け、ヤフーニュースのコメント欄には賞賛の声や同調が相次いでいる。
「ヒロミさん、好感のもてるコメント」
「真実知ってる人は言葉選んで発言してる」
「私は(元メンバーを)事務所上層部の権力争いに巻き込まれただけのただの所属タレントに過ぎないと思っているので…応援します」
「5人は誰も悪くない、それ以上でもそれ以下でもない」
Wikipediaに載せられた五人の肩書きに「アイドル」の文字がなくなったように、5人はそれぞれ司会として、もしくは俳優として新たな人生を歩み始めている。ヒロミさんはじめ、彼ら一人一人の背中を押す声は、きっと本人たちの心にも届いているだろう。
◆もしも自分だったら? 〈転身〉は決して他人事ではない
一方でヒロミさんは自身の独立経験を踏まえ、「事務所なんてやめるべきじゃないと思う。事務所(の経営)って大変」という持論も展開。5人の未来を案じての発言だと思うが、これについては反対の声もある。
「状況を悪化させたのは事務所側だからなぁ」
「自分を大切にしてくれる事務所なら辞めなくていいでしょ」
「経験を積んだ大人が考えた末の決断」
「彼らが一番幸せと感じられる状態でお仕事出来たらいいなぁと願っています」
5人の、いわば〈転職〉は私たちの身に置き換えて考えることもできる。厚生労働省「平成26年雇用動向調査結果の概要」によれば、1年間の転職率は4.6%。一年間で21人に1人が転職している計算になる。会社生活40年と考えた場合、転職を経験する人は決して少なくないのだ。
配偶者が、家族が、友人が、悩み抜いた末に転身を選んだとき、優しい労いの言葉をかけてあげられる人でありたい。
自らが転職をしたとき、前向きに人生を歩める人でありたい。
解散騒動は改めてそれを気づかせてくれた。本当に、どこまでも、SMAPという存在は〈国民的〉だ。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。
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