49歳に見えない? 原田知世のパッツン前髪にネットでは賛否両論の声
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女優で歌手の原田知世さん(49)の新しい髪型が話題になっている。去る6月30日、人気音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日)に出演した原田さん。20年ぶりに登場した彼女に対しファンからは「原田知世さん49歳にはみえない」「かわいすぎ」との声が相次いだ。
◆「若作り」? 一部女性たちからは嘲笑の声も
原田さんは同番組で、過去に主演を果たした映画「時をかける少女」の主題歌を初披露。「49歳とは思えない」美しい姿と歌声に、多数の視聴者は「原田知世こそ、リアル時をかける少女」と絶賛。ツイッターで〈トレンド入り〉を果たすなど注目度の高さをうかがわせた。
しかし、女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では原田さんの容姿に対する不満が続出。ツイッターでの賞賛とは対照的に、「若作り」と揶揄する声が目立った。
「49歳でパッツン前髪....」
「なぜその髪型にした…」
「全然似合ってない」
「そんな若く見えないような…」
「年相応に老いてきてるよ」
女性の本心が書き込まれていることで有名な「ガールズちゃんねる」。原田さんほどの透明感をもってしても、一部女性たちを納得させることはできなかったようだ。
◆外見は内面の一番外側
とはいえ手厳しい意見が並ぶ中、原田さんを擁護する声も少なくない。
「若くは見えないけど清潔感がある」
「とにかく美しい」
「歳とっても可愛らしいのは羨ましい」
「オードリー・ヘプバーンみたく美しく歳をとる見本みたいな人」
「みんな厳しい。髪形は変だけど49歳でこんな人、一般にはなかなかいないよ」
記事を書くにあたり様々なネットの声を閲覧したが、「49歳のくせに」と原田さんを見下す発言者のことは、正直、憐憫だと言わざるを得ない。
年相応の服装・メイク・髪型というものは確かにある。たとえば露出の多い格好を楽しめるのは、やはり若い女性の特権とも言えるだろう。しかしながら、若さだけを武器に大きな顔をするのはいかがなものか。
中年女性というだけで他人をあざ笑う心は、あまりにも醜い。そういう女性はおそらく、自らが「49歳」になったとき、見るに絶えない姿をしていることだろう。
肌、髪、声、体型。これらの美の元になるのは健康に他ならない。そして体は心と繋がっている。外見は内面の一番外側。他人を匿名で愚弄するような精神では、本当の美しさは手に入らないのではないか。
美の象徴〈シャネル〉の創業者、ココ・シャネルはこんな言葉を残している。
〈美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である〉
人生は長い。心身ともに美しく、年齢を重ねていきたいものだ。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。
◆「若作り」? 一部女性たちからは嘲笑の声も
原田さんは同番組で、過去に主演を果たした映画「時をかける少女」の主題歌を初披露。「49歳とは思えない」美しい姿と歌声に、多数の視聴者は「原田知世こそ、リアル時をかける少女」と絶賛。ツイッターで〈トレンド入り〉を果たすなど注目度の高さをうかがわせた。
しかし、女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では原田さんの容姿に対する不満が続出。ツイッターでの賞賛とは対照的に、「若作り」と揶揄する声が目立った。
「49歳でパッツン前髪....」
「なぜその髪型にした…」
「全然似合ってない」
「そんな若く見えないような…」
「年相応に老いてきてるよ」
女性の本心が書き込まれていることで有名な「ガールズちゃんねる」。原田さんほどの透明感をもってしても、一部女性たちを納得させることはできなかったようだ。
◆外見は内面の一番外側
とはいえ手厳しい意見が並ぶ中、原田さんを擁護する声も少なくない。
「若くは見えないけど清潔感がある」
「とにかく美しい」
「歳とっても可愛らしいのは羨ましい」
「オードリー・ヘプバーンみたく美しく歳をとる見本みたいな人」
「みんな厳しい。髪形は変だけど49歳でこんな人、一般にはなかなかいないよ」
記事を書くにあたり様々なネットの声を閲覧したが、「49歳のくせに」と原田さんを見下す発言者のことは、正直、憐憫だと言わざるを得ない。
年相応の服装・メイク・髪型というものは確かにある。たとえば露出の多い格好を楽しめるのは、やはり若い女性の特権とも言えるだろう。しかしながら、若さだけを武器に大きな顔をするのはいかがなものか。
中年女性というだけで他人をあざ笑う心は、あまりにも醜い。そういう女性はおそらく、自らが「49歳」になったとき、見るに絶えない姿をしていることだろう。
肌、髪、声、体型。これらの美の元になるのは健康に他ならない。そして体は心と繋がっている。外見は内面の一番外側。他人を匿名で愚弄するような精神では、本当の美しさは手に入らないのではないか。
美の象徴〈シャネル〉の創業者、ココ・シャネルはこんな言葉を残している。
〈美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である〉
人生は長い。心身ともに美しく、年齢を重ねていきたいものだ。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。