インパルス・堤下、睡眠薬飲み運転報道に「芸人はクルマ乗って大丈夫？」の意見

お笑いコンビ・インパルスの堤下敦（39）が14日未明、睡眠薬を飲んで運転していたところを警察官に発見されたと『ノンストップ！』（フジテレビ系）が報じた。
相次ぐ芸能人の不祥事。道路交通法では、薬物の影響などの理由により正常な運転ができないおそれがある状態で車などを運転してはならないと定められており、堤下にも何らかの罰則が下る可能性がある。
◆いったいなぜ？睡眠薬服用後の運転に対する批判の声
報道によると、堤下は14日午前2時40分頃、東京・狛江市の路上で睡眠薬を飲み意識がもうろうとした状態で運転しているところを発見され、職務質問されたという。公開された防犯カメラの映像には、信号が青になっているのにも関わらず一台だけ発進せずに停車している堤下の運転する車が映されていた。
事情聴取に堤下は「サウナに行き自宅に帰る途中だった。睡眠薬を飲んで運転していた」などと話しており、車には縁石などに接触したような跡が残っていたという。警視庁は道路交通法違反での立件も視野に捜査している。
睡眠薬はその名の通り、服用すると睡眠作用が働く薬。服用後に運転するべきではないことは誰にでも想像のつくことだ。ガールズちゃんねるにも堤下のこの行動を批判する声が多く上がっていた。

「おいおい…」
「なんで睡眠薬飲んで車運転しようと思うんだろ。風邪薬ですらヤバいのに。こわい」
「なぜ眠りやすくする薬をのんで運転しちゃうかね。運転して帰宅してからのめば良かったのに」
「病んでたのか知らないけど運転前の服用は駄目でしょうよ。人ひき殺して取り返しのつかない事態になっていても何らおかしくなかったわけで」

サウナと自宅が近いとしても、何故帰宅前に睡眠薬を服用してしまったのか疑問が残る。一歩間違えれば他人を巻き込んだ事故になりかねなかった今回の騒動。怪我人は出ていないとのことだが、真夜中だったの出来事というのが幸いしたのかも知れない。
◆相次ぐ芸能界の不祥事！ドラマへの影響は？
このところ相次いでいる芸能人の不祥事。吉本興業の芸人に限って言えば、昨年12月にひき逃げ事件を起こして書類送検されたNON STYLE・井上裕介や、今年5月に酒気帯び運転が発覚し逮捕されたガリガリガリクソン、女性を集団暴行したとして解雇された若手芸人2人に続き、短い期間での連続した不祥事が起きてしまっている。
また、堤下は最終回を目前に控えたドラマ『人は見た目が100パーセント』（フジテレビ系）にも出演。キャストの逮捕が作品自体に影響してしまうことは仕方のないこと。堤下が逮捕されてしまえばドラマの最終回放送も危うくなってしまうことから、ドラマファンからも不安の声が上がっていた。

「吉本はここ最近車での事故多くない？井上、ガリクソン、堤下といい…」
「見た目100%どうなるの？！すごい楽しみにしてるんだけど」
「小出恵介のNHKのドラマを予約しようとしたらあの事件だし、人は見た目は録画したのを昨日見たばかりでこれだし…」

睡眠薬服用が習慣化し危機感がなくなっていたのか、自分だけは大丈夫という過信があったのだろうか。いずれにせよ今回の騒動は車の運転手としての自覚のなさが引き起こしたといえる。
堤下は先月、自身のブログで多発する芸人の事件に触れ、「僕もちゃんとしたクズなのでしっかりしないとですよね」とつづっていたが、皮肉にもしっかりとしなかった結果が出てしまったのだろうか。堤下の今後の処分にも注目したい。
福田綾子（ふくだあやこ）
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。