SMAPパロディCMが差し替え決定!ネットからは「不愉快!」の声
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パチンコ動画・パチスロ動画配信サイト「ジャンバリ.TV」が今月1日から放送していた新CMを差し替えることを発表した。同時に、公式YouTubeチャンネルにアップされていたCM動画は削除され、公式サイトには「多くの方にご不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます」との謝罪文が掲載された。
◆SMAPを連想させる映像に批判殺到!なぜこのような演出に?
今月1日の放映開始からネット上で話題となり非難の声が殺到していたのは、ジャンバリ.TVのテレビCM「#2 決意編」。CMには、昨年末に解散した国民的アイドルグループ・SMAPをパロディーした「SANK」という男性5人組アイドルグループが登場していた。
問題となっているCMの冒頭シーンでは「SANK」のメンバーがスーツ姿で謝罪を行っているが、それは昨年1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でSMAPメンバーが解散騒動に対して謝罪をしたときの構図とほとんど同じ。
CMを見たSMAPファンを中心に物議を醸し出していたが、ヤフー!ニュースのコメント欄には、今回のCM削除、謝罪という流れは、実は炎上商法だったのではないか? との声が出ていた。
「話題になるのを狙ったくせに白々しい!」
「炎上させてから話題づくりすればCM効果は何倍にもなるからね…。ワイドショーとかでも何回も放映されるし…」
「動画サイト「ジャンバリ.TV」を宣伝するための炎上商法じゃないかな。謝罪や削除も計算のうち」
「もう充分なCM効果を得たから削除しても良いだろうとの判断だな」
「謝罪までがプロモーション、まさに炎上商法の様式美だな。悪趣味」
確かに、炎上することによって多くの人が企業の名前を知ることになり、削除されたCM動画は転載されたり、ワイドショーなどでも取り上げられることとなる。普通にCMを流すよりも炎上した方が宣伝効果が大きくなることは明らかだ。
「ジャンバリ.TV」が本当に炎上効果を狙ってCMを作ったかどうかは明らかではないが、結果的には多くの人が企業名を目にすることとなった。
◆「反応が大袈裟過ぎる」の声
SANKのメンバーは、「正義感が強く、グループの顔的存在」の村田、「リーダー、まとめ役。明るく社交的」な中田、「クール。全くしゃべらず、いつもかっこうつけている」稲沢、「いい人、天然、純朴で弱気。みんなから慕われている」渚、「やんちゃ、大食い、弟的存在」の神取の5人。名前を見てみてもSMAPを真似ていることは明らか。
しかしながら、「ファンでない限りCMを見ても不快にはならない」との声も見受けられた。
「日本はブラックジョークが受け入れられないんだな…」
「全然不快じゃないけどな」
「「いちいちうるさい奴ら」の対応に終始せざるを得ないような世の中になっちゃったということなんだろう…。嘆かわしいことだ」
多くの人を不快にさせないことは演出をする上で前提になければならないが、炎上を恐れて安全な方に逃げていると、本当に面白いものは作れないというのもまた事実。大きな出来事をパロディ化したり、ブラックジョークにすることは、広告業界に限らず、笑いを取るためによく見られる演出方法だが、批判が来たらすぐにCMを削除するという今回の保守的な対応を嘆くネットユーザもいた。
公式サイトによると、今後は「SANK」の新曲『ジャンバリましょう』の公開が予定されているよう。この騒動が影響するのか、今後の展開にも注目したい。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。
◆SMAPを連想させる映像に批判殺到!なぜこのような演出に?
今月1日の放映開始からネット上で話題となり非難の声が殺到していたのは、ジャンバリ.TVのテレビCM「#2 決意編」。CMには、昨年末に解散した国民的アイドルグループ・SMAPをパロディーした「SANK」という男性5人組アイドルグループが登場していた。
問題となっているCMの冒頭シーンでは「SANK」のメンバーがスーツ姿で謝罪を行っているが、それは昨年1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でSMAPメンバーが解散騒動に対して謝罪をしたときの構図とほとんど同じ。
CMを見たSMAPファンを中心に物議を醸し出していたが、ヤフー!ニュースのコメント欄には、今回のCM削除、謝罪という流れは、実は炎上商法だったのではないか? との声が出ていた。
「話題になるのを狙ったくせに白々しい!」
「炎上させてから話題づくりすればCM効果は何倍にもなるからね…。ワイドショーとかでも何回も放映されるし…」
「動画サイト「ジャンバリ.TV」を宣伝するための炎上商法じゃないかな。謝罪や削除も計算のうち」
「もう充分なCM効果を得たから削除しても良いだろうとの判断だな」
「謝罪までがプロモーション、まさに炎上商法の様式美だな。悪趣味」
確かに、炎上することによって多くの人が企業の名前を知ることになり、削除されたCM動画は転載されたり、ワイドショーなどでも取り上げられることとなる。普通にCMを流すよりも炎上した方が宣伝効果が大きくなることは明らかだ。
「ジャンバリ.TV」が本当に炎上効果を狙ってCMを作ったかどうかは明らかではないが、結果的には多くの人が企業名を目にすることとなった。
◆「反応が大袈裟過ぎる」の声
SANKのメンバーは、「正義感が強く、グループの顔的存在」の村田、「リーダー、まとめ役。明るく社交的」な中田、「クール。全くしゃべらず、いつもかっこうつけている」稲沢、「いい人、天然、純朴で弱気。みんなから慕われている」渚、「やんちゃ、大食い、弟的存在」の神取の5人。名前を見てみてもSMAPを真似ていることは明らか。
しかしながら、「ファンでない限りCMを見ても不快にはならない」との声も見受けられた。
「日本はブラックジョークが受け入れられないんだな…」
「全然不快じゃないけどな」
「「いちいちうるさい奴ら」の対応に終始せざるを得ないような世の中になっちゃったということなんだろう…。嘆かわしいことだ」
多くの人を不快にさせないことは演出をする上で前提になければならないが、炎上を恐れて安全な方に逃げていると、本当に面白いものは作れないというのもまた事実。大きな出来事をパロディ化したり、ブラックジョークにすることは、広告業界に限らず、笑いを取るためによく見られる演出方法だが、批判が来たらすぐにCMを削除するという今回の保守的な対応を嘆くネットユーザもいた。
公式サイトによると、今後は「SANK」の新曲『ジャンバリましょう』の公開が予定されているよう。この騒動が影響するのか、今後の展開にも注目したい。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。