西園寺愛の婚活奮闘記vol.6～年収1,000万円超男子とユニバデートしてみた～
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どうも、西園寺愛です。
関西の定番デートスポットといえばユニバーサル・スタジオ・ジャパンだと思っているナニワの女・三十路の独身。そして、彼氏いない歴＝年齢。
◆年収1,000万円超えの高収入男子！（ただし見た目は…）
さて今回は、婚活アプリで出会った高収入男性O氏（運送業/36歳/年収1,000万円超え）のお話です。婚活アプリをお試しで利用していた西園寺。そこで何気なく「年収1,000万円」以上の男性を検索してヒットしたのがO氏でした。
年収も1,000万円を超えるとなれば、女性からのアプローチもさぞ多かろうと思ったところ……O氏の場合、アプローチは一桁台。その原因はわかります。見た目が悪いのです。巨漢デブでした。ついでに顔もあまり……（略）。
いやいや、結婚に見た目は関係なし！大切なのは中身やで、西園寺！（あと経済力！）。というわけで、西園寺はO氏に早速アプローチ。見事ユニバデートにこぎ付けました！
遊園地デートでの注意点といえば、待ち時間が長いこと。待ち時間にイライラしてしまい、デートが邪険な雰囲気に……ということはよく耳にします。ユニバも120分待ちなんてザラです。
ここで利用したいのが「エクスプレス®・パス」。優先的にアトラクションに乗れる魔法のチケット！ただし高い！べらぼうに高い！
そもそも、ユニバは入場料だけで税込7,600円（平成29年4月現在）します。さらにそこから、「ユニバーサル・エクスプレス®・パス 7」を購入するとなると、追加で税込7,400円（平成29年4月現在）必要。ほぼ倍やんけ。
エクスプレス®・パスは諦めようかなと思っていたところ、さすがは高収入男性O氏。こちらが何も言っていないのに、ササッと買っておいてくれました。西園寺がお金を払うと言っても受け取ってはくれません。
さすが高収入！その辺のケチな男とは訳が違う！
とはいえ、甘えるばかりではいけません。西園寺だってなにかしてあげたいのです。O氏にとっては大したことではないかもしれませんが、西園寺はO氏の好きなゲーム「モンスターハンター」に登場する「こんがり肉G」という大きな骨付きお肉を、O氏のために購入しました！（2,000円以上する！）
西園寺も自分用に購入し、O氏と並んでベンチで食べることに。「子どもの顔くらいあるのでは？」と思うくらい、大きな骨付きお肉……マンガででてきそうなボリュームです。ここは大口を開けてがっつりいただきます。
豪快にかぶりついた部分からは肉汁が溢れ出し、ブラックペッパーの刺激が舌を楽しませてくれます。う、うまい……めっちゃうまいやん……。お肉を天高く掲げて「ウホーッ」とか言いたい気分ですわ。
きっとO氏も（西園寺がご馳走した）お肉を味わってくれているだろう。そう思いO氏のほうをチラ見すると……。
O氏は眉間にシワを寄せた、いまいちな表情を浮かべていました。なんだろう、お肉と間違えて骨でも噛んじゃったのかしら。おちゃめさんだこと！
O氏を眺める西園寺に気づいて、O氏はにっこりと微笑みました。そして手に持っているお肉を振ります。「肉の味がいまいちだね。やっぱりこういうところのフードはだめだなあ……素材の味が活きていないし、そもそも焼き加減が（以下省略）」
ああ……高収入男性にとって、ここのお肉は安物なのね……。
西園寺はおいしいと思ったけれどさ……そうよどうせ私は安い女よ……笑うがいいわ……。
仕方ないことです。普段から高級なものを食べているのだとしたら、そういう感想を抱いても仕方がないのです。わざわざ言うなや！とは思いますけれどね。
◆文句だけに飽き足らず…？
返事に困っている西園寺をよそに、O氏は急に立ち上がりました。どうしたのだろうと思っていると、O氏は骨付きお肉を持ったままドッシドッシと歩いていき……。
あろうことか、（西園寺がご馳走した）お肉をゴミ箱に捨ててしまいました。
why？
は？なんでお肉捨てたん？意味わからんのやけど？自分、何してくれとん？
O氏にとっては食べるに値しないお肉だったのでしょうか。それが、たとえ西園寺がご馳走したお肉だったとしても。西園寺がご馳走したお肉だったとしても！
そもそも、食べ物を粗末にする時点でアウトです。恋愛対象外です。そして西園寺がご馳走したお肉を目の前で捨てるという愚行も許せません。アレルギーなど特別な理由があるなら仕方がない。でもそうじゃない。安物だから捨てた。それはあまりに思いやりがないでしょう。
「せやから自分は結婚できんねん！」と言ってやりたい！！！
収入面を優先して見てしまうと、もしかしたら「食べ物を粗末にする」男性にひっかかってしまうかもしれません。一生懸命作った手料理も、難癖をつけて捨ててしまうかも。そして食べ物に限らず、女性のことも気軽に捨ててしまうかも……？
捨てられる前に捨ててしまおう。西園寺はO氏がトイレに立った隙に自分のお肉を袋にそっと戻し、その場を立ち去るのでした。
関西の定番デートスポットといえばユニバーサル・スタジオ・ジャパンだと思っているナニワの女・三十路の独身。そして、彼氏いない歴＝年齢。
◆年収1,000万円超えの高収入男子！（ただし見た目は…）
さて今回は、婚活アプリで出会った高収入男性O氏（運送業/36歳/年収1,000万円超え）のお話です。婚活アプリをお試しで利用していた西園寺。そこで何気なく「年収1,000万円」以上の男性を検索してヒットしたのがO氏でした。
年収も1,000万円を超えるとなれば、女性からのアプローチもさぞ多かろうと思ったところ……O氏の場合、アプローチは一桁台。その原因はわかります。見た目が悪いのです。巨漢デブでした。ついでに顔もあまり……（略）。
いやいや、結婚に見た目は関係なし！大切なのは中身やで、西園寺！（あと経済力！）。というわけで、西園寺はO氏に早速アプローチ。見事ユニバデートにこぎ付けました！
遊園地デートでの注意点といえば、待ち時間が長いこと。待ち時間にイライラしてしまい、デートが邪険な雰囲気に……ということはよく耳にします。ユニバも120分待ちなんてザラです。
ここで利用したいのが「エクスプレス®・パス」。優先的にアトラクションに乗れる魔法のチケット！ただし高い！べらぼうに高い！
そもそも、ユニバは入場料だけで税込7,600円（平成29年4月現在）します。さらにそこから、「ユニバーサル・エクスプレス®・パス 7」を購入するとなると、追加で税込7,400円（平成29年4月現在）必要。ほぼ倍やんけ。
エクスプレス®・パスは諦めようかなと思っていたところ、さすがは高収入男性O氏。こちらが何も言っていないのに、ササッと買っておいてくれました。西園寺がお金を払うと言っても受け取ってはくれません。
さすが高収入！その辺のケチな男とは訳が違う！
とはいえ、甘えるばかりではいけません。西園寺だってなにかしてあげたいのです。O氏にとっては大したことではないかもしれませんが、西園寺はO氏の好きなゲーム「モンスターハンター」に登場する「こんがり肉G」という大きな骨付きお肉を、O氏のために購入しました！（2,000円以上する！）
西園寺も自分用に購入し、O氏と並んでベンチで食べることに。「子どもの顔くらいあるのでは？」と思うくらい、大きな骨付きお肉……マンガででてきそうなボリュームです。ここは大口を開けてがっつりいただきます。
豪快にかぶりついた部分からは肉汁が溢れ出し、ブラックペッパーの刺激が舌を楽しませてくれます。う、うまい……めっちゃうまいやん……。お肉を天高く掲げて「ウホーッ」とか言いたい気分ですわ。
きっとO氏も（西園寺がご馳走した）お肉を味わってくれているだろう。そう思いO氏のほうをチラ見すると……。
O氏は眉間にシワを寄せた、いまいちな表情を浮かべていました。なんだろう、お肉と間違えて骨でも噛んじゃったのかしら。おちゃめさんだこと！
O氏を眺める西園寺に気づいて、O氏はにっこりと微笑みました。そして手に持っているお肉を振ります。「肉の味がいまいちだね。やっぱりこういうところのフードはだめだなあ……素材の味が活きていないし、そもそも焼き加減が（以下省略）」
ああ……高収入男性にとって、ここのお肉は安物なのね……。
西園寺はおいしいと思ったけれどさ……そうよどうせ私は安い女よ……笑うがいいわ……。
仕方ないことです。普段から高級なものを食べているのだとしたら、そういう感想を抱いても仕方がないのです。わざわざ言うなや！とは思いますけれどね。
◆文句だけに飽き足らず…？
返事に困っている西園寺をよそに、O氏は急に立ち上がりました。どうしたのだろうと思っていると、O氏は骨付きお肉を持ったままドッシドッシと歩いていき……。
あろうことか、（西園寺がご馳走した）お肉をゴミ箱に捨ててしまいました。
why？
は？なんでお肉捨てたん？意味わからんのやけど？自分、何してくれとん？
O氏にとっては食べるに値しないお肉だったのでしょうか。それが、たとえ西園寺がご馳走したお肉だったとしても。西園寺がご馳走したお肉だったとしても！
そもそも、食べ物を粗末にする時点でアウトです。恋愛対象外です。そして西園寺がご馳走したお肉を目の前で捨てるという愚行も許せません。アレルギーなど特別な理由があるなら仕方がない。でもそうじゃない。安物だから捨てた。それはあまりに思いやりがないでしょう。
「せやから自分は結婚できんねん！」と言ってやりたい！！！
収入面を優先して見てしまうと、もしかしたら「食べ物を粗末にする」男性にひっかかってしまうかもしれません。一生懸命作った手料理も、難癖をつけて捨ててしまうかも。そして食べ物に限らず、女性のことも気軽に捨ててしまうかも……？
捨てられる前に捨ててしまおう。西園寺はO氏がトイレに立った隙に自分のお肉を袋にそっと戻し、その場を立ち去るのでした。
