綾野剛、主演ドラマ視聴率大転落に視聴者から「気持悪い」の声続出

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 綾野剛(35)主演のドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)が視聴者の間で「気持ち悪い!」と話題になっている。
綾野が演じているのは本作の主人公で120年前に生み出された怪物、深志研。怪物と心通わすヒロイン役は二階堂ふみ(22)が演じている。初回視聴率こそ11.2%でまずまずのスタートを切ったが、第2話の視聴率は急落、7.3%となってしまった。
女性ファンも多いはずの綾野剛。この視聴率暴落の原因のひとつに、ドラマ内のある演出があるのだという。
◆「綾野剛から生えるキノコが無理!」の声
視聴者がこぞって拒否反応を示しているのは、独特のキノコ演出。初回放送でも綾野演じる主人公の身体からキノコが生えてきたり、主人公が寝たあとの布団にびっしりとキノコが生えてくるシーンが放送されたが、第2話においても田島ゆみか(27)演じるヒロインの姉の顔からキノコが生えてくるというシーンがあった。
この演出に、ドラマを観た視聴者からは批判の声が多く集まっている。

「キノコが無理…」
「きのこ好きなのにきのこが生えてくるシーンはぞわぞわっとした。これはホラーだよ」
「こんなにきのこを不快に思ってる人がいるので、なんとかしてほしい。そうじゃないとほんとに脱落しそうだわ」
「きのこが人の体に生えるって…。伝染病や、現実にもある皮膚にできる腫瘍をイメージしてしまう。生理的に無理だ」
「綾野剛は好きだし続けて観たいのだけど、ただただキノコが気持ち悪くて鳥肌が立ちっぱなし。昨日、とうとう途中で観るのを諦めた」

フランケンシュタインとキノコとの結びつきも不明な上に、キノコ自体にリアリティがあるため、観たあとに気分が悪くなったという視聴者が続出していた。第1話の時点でキノコの気持ち悪さから観るのをやめたというネットユーザーもいたことから、視聴率低迷の原因のひとつにはこのキノコが考えられる。
2話連続してキノコを生やすシーンを放送するということは、演出側に何らかのこだわりがあるのかも知れないが、不評な演出を続けていても視聴率は戻るとは思えない。第3話はすでに撮影済だと思われるが、果たして演出に変更などはあるのだろうか。
◆「話が面白くない!」という脚本への不満も?
一方では、単純にストーリーが面白くないという感想や、タイトルの「フランケンシュタイン」と主人公の「怪物」との繋がりも見出せず、ブレブレの設定に混乱するという声も見られた。

「いやこれは脚本が悪い。話がつまらない。綾野剛の無駄遣い」
「フランケンシュタインって設定は面白そうだけど、脚本がイマイチでは? 一話観たけど、おもしろくなかった」
「『フランケンシュタインの~』と言っているわりには、これ博士の名前だし、そもそも人造人間じゃなくてキノコ人間になっているあたり、世界観?や設定がブレブレだよね(笑)」

そもそもイギリスのゴシック小説、『フランケンシュタイン』のフランケンシュタインは、怪物の名前であると誤解されている面もあるが、実はその小説に出てくる科学者の名前である。タイトルの『フランケンシュタインの恋』のフランケンシュタインが綾野のことを指しているならば、タイトルから既にブレているということになってしまうが、ここからストーリーに変化が出てくることはあるのだろうか。
視聴者の間からさまざまな不満が出ている『フランケンシュタインの恋』。業界内からは綾野の態度の悪さへの指摘も出ているという話もあるが、本作がコケてしまうと、綾野の今後の俳優人生にも影響が出てくることも考えられるが果たして……。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。
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