パリジェンヌに婚活はいらない!?【国際結婚で移住Vol.3】

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独身の日本人女性から「仕事場と家の往復で出会いがない!」とよく聞きます。
フランス人に言わせれば「家から一歩外に出た時から出会いのチャンスは転がっている!」「フランスには婚活が必要ない!」という答えが帰って来るでしょう。今回はパリの出会いについてお話しします。
◆知らない人に対するハードルが低く、警戒心が薄い!

男女間に限らず、フランスでは知らない人同士の会話というものが日常的に存在します。バスを待っていると「なかなか来ないわねぇ」と話しかけられたり、歩いていると道や時間を聞かれたり。
お互いに知らなくても、自然と会話を始められるのです。それがきっかけで「どこに住んでいるの?」「仕事は何?」と会話を広げて行き、距離を縮めて仲良くなっていきます。この流れがとても自然。
通勤電車の中で、帰りのコンビニで、仕事先のエレベーターで......彼らはそんな日々の何気なく過ごしているシーンにおいても、常に出会いのアンテナを張り巡らせているのです。
◆お役所からの電話がナンパだった!?

「私がフランスへ来て間もなくの頃の話。お役所関係の手続きで担当者から留守電が入っていました。『書類に何か不備が!?』と慌てて電話をかけ直しました。まだまだ不十分だったフランス語力を駆使して何とか理解しようとしたところ、なんとナンパであることが判明!まさかお役所の人が個人情報を使ってナンパしてくるなんて......」(30代/旅行案内業)

この女性は驚いてフランス人の友だちに話したところ「フランスでは珍しいことじゃないわよ。私はフランステレコム(日本で言うNTT)の人から電話でナンパされたことがある」と言われたそうです。
何気ない会話から仲良くなっていくことはごくごく当たり前、更には「そんなところで!?」という意外な場所でも出会いにしてしまうフランス。当然恋のチャンスの生まれやすいのは言うまでもありませんね。
◆出会いの次に確認すべきことは……?

さて、素敵な男性に会ったところで、まず確かめなければならないことがあります。
彼が妻や彼女がいないフリーであるということ。
それをクリアしたら、次は彼がゲイでないこと。
フランス、特にパリではゲイ遭遇率が非常に高いのです。いいなと思って一定の期間過ごした後に彼がゲイだった!なんていう経験は、フランス在住者であれば皆一度は経験があるはず。さて、そんなゲイ遭遇率が高いパリでは、ゲイかどうかを見極める「ゲイダー」が発達していきます。その見分け方はこうです。


おしゃれ(紳士的なおしゃれというよりモードの最先端を行くようなトガったおしゃれさんは可能性大)
姿勢が良い(歩く時に若干お尻を突き出して歩いている男性がいたらほぼ間違いありません)
話し方がフェミニン(これでほぼ決定的です)


◆フランス人の恋愛の課題は、出会いより「持続力」である!?
出会うこと自体はそれほど難しくないフランス。それだけに、その関係を長く持続していくことのほうが彼らの重要な課題だったりします。

大統領が3回結婚をしているという事実が、フランスの現在の事情を象徴していますよね。自由な出会いが多いフランスならではの問題なのかもしれません。 
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