西園寺愛の婚活奮闘記vol.5~変なスタンプをプレゼントしてくる男~
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どうも、西園寺 愛です。
LINEでは既読スルーもそこそこ多く、すぐに話を切り上げたいのでスタンプもよく使うナニワの女・三十路の独身。
男性と出会ったら、そのあとはLINEでコミュニケーションをとることが圧倒的に多いと思います。今回は合コンで出会ったA氏(製造業/34歳/年収400万円)とのお話です。
A氏はLINEが大好きなようで、合コンで出会ってからというもの、毎日何通ものLINEを送ってくれました。ギャグ要素強めのスタンプもたくさん持っており、なかなか楽しいトーク画面です。
朝、昼、晩と欠かさずLINEをくれるA氏。いまだかつて、こんなに西園寺に連絡をくれた殿方がいたでしょうか……!まさかA氏が西園寺の運命の相手!?
A氏は30歳も超えているのに短パンを着用し、原色強めのアロハシャツという南国テイストの愉快な男性です。生まれも育ちも大阪らしいので、南国育ちではないそうですが。
西園寺としてはあまり受け入れられないファッションなのですが、まあファッションなんてね、そのうち西園寺が変えてあげればいいだけのこと。そんなことを気にするお子様な西園寺ではありません。
あと、A氏は顔がほんのちょっと、ほんのすこーし……関ジャニ∞の安田くんに似ているからいいのです。ファッションは変えられても顔は(整形しない限り)変えられません。ファッションよりも安田くん似が重要。
※西園寺はハタチを超えたあたりから重度の関ジャニ安田オタです。
そんな若干の安田くん似のA氏、本当にたくさんのLINEスタンプをもっています。人気ランキングで上位になるスタンプはもちろんのこと、気に入ったシリーズは人気がなくてもすべて買うよう。「どのくらいスタンプを持っているの?」と聞いたところ「わからない!たくさん!」という答えが。豪快なところもまた、ス・テ・キ。
◆超いらないLINEのスタンププレゼント
A氏とのLINEが数日続いたある日。A氏はいきなりLINEスタンプをプレゼントしてくれました。それはお世辞にもセンスがいいとはいえない、無料でも使わないようなスタンプ。
でも「おそろいがあると嬉しいよね!」とルンルンなA氏。おそろいって……可愛いかよ!
まあ、たまには違うスタンプもいいですよね。同じものばかり使っていたらマンネリ化してしまいます。A氏とLINEをするとき(だけ)は、このスタンプを多用しました。おかげでA氏も大喜びです。
西園寺がとても喜んだ(ように見せた)せいか、それからもA氏はどんどんスタンプをくれるようになりました。どうやらサービス精神が旺盛のようです。「喜んでもらえたから、またあげよう」そう思ってくれる気持ちがとてもありがたい。
でも……センスが悪い。めちゃくちゃ悪い。
そして、使いどころがわからない。
西園寺はもらったスタンプを、だんだん使わなくなってしまいました。でも、そんな西園寺にA氏はご不満のよう。「なんであげたスタンプ使わないの?」と言ってくるように。
センスが悪いからだよ、察しろよ。
……なんてこと、未来の旦那様候補には口が裂けても言えませんので、とりあえず「使いどころがわからなくて」「ここぞというときに使おうと思って」などの言い訳を並べる西園寺。
仕方なくA氏からもらったスタンプを(A氏とのトークだけ)使うように努力しましたが、スタンプの履歴をみるとA氏がくれたセンスの悪いスタンプがずらり。それらを見ていると、だんだんイライラとしてきました。あと、他の使いたいスタンプが探しづらいんやけど!!
だいたい、スタンプくらい自分の好きなもの使わせろ!めんどいんじゃ!
◆スタンプ一つで分かる彼の浪費癖
とはいいつつも、A氏に気に入られたい西園寺はスタンプをもらったお礼にと、こちらかもいくつかスタンプをプレゼントしようとしました。A氏が好みそうなセンスのわる……いえ、とにかくA氏が好みそうなスタンプを……あげようと……したものの……。
全部持ってるやんけ……。
どれをあげようとしても、A氏はスタンプを持っているのです。さすがにA氏が選ばなさそうなセンスのいいスタンプは持っていなかったのですが、それはA氏の好むスタンプではないでしょう。
どうしようかと悩んでいたとき、A氏の好みそうなスタンプが新しく配信されました。これはチャンス!とばかりに早速購入してプレゼントしようとしたところ、なんとこちらもすでに持っていると表示が。
配信されて数時間しか経っていないと思うで?自分、買うの早すぎやない?なんなん、ずっとスタンプショップを見てるん……?
無理です。こんなにスタンプばかり買う男、無理です。スタンプくらいならいいんですけど、ゲームとかもむちゃむちゃ課金しそう。こういう男って絶対結婚しても浪費癖が治らんはずやし。
そんなことを考えているとき、またA氏から「なんであげたスタンプ使わないの?」という質問が飛んできました。
あーめんどくせぇ!
そんな言葉を飲み込みながら、そっと既読スルーを決意した西園寺でした。
誰かにプレゼントをあげる、という行為自体は素晴らしいものです。喜ばせようとする気持ちには感謝しかありません。でも、相手が望んでいないようなものをプレゼントするのはただの好意の押しつけ。自己満足です。
それに、たかがスタンプと言えどチリも積もればなんとやら……。無駄遣いが過ぎる男とは結婚したくない!
ちなみに、A氏からもらったスタンプはすべて消し去りました。改めてダウンロードする日はきっとこないことでしょう。
LINEでは既読スルーもそこそこ多く、すぐに話を切り上げたいのでスタンプもよく使うナニワの女・三十路の独身。
男性と出会ったら、そのあとはLINEでコミュニケーションをとることが圧倒的に多いと思います。今回は合コンで出会ったA氏(製造業/34歳/年収400万円)とのお話です。
A氏はLINEが大好きなようで、合コンで出会ってからというもの、毎日何通ものLINEを送ってくれました。ギャグ要素強めのスタンプもたくさん持っており、なかなか楽しいトーク画面です。
朝、昼、晩と欠かさずLINEをくれるA氏。いまだかつて、こんなに西園寺に連絡をくれた殿方がいたでしょうか……!まさかA氏が西園寺の運命の相手!?
A氏は30歳も超えているのに短パンを着用し、原色強めのアロハシャツという南国テイストの愉快な男性です。生まれも育ちも大阪らしいので、南国育ちではないそうですが。
西園寺としてはあまり受け入れられないファッションなのですが、まあファッションなんてね、そのうち西園寺が変えてあげればいいだけのこと。そんなことを気にするお子様な西園寺ではありません。
あと、A氏は顔がほんのちょっと、ほんのすこーし……関ジャニ∞の安田くんに似ているからいいのです。ファッションは変えられても顔は(整形しない限り)変えられません。ファッションよりも安田くん似が重要。
※西園寺はハタチを超えたあたりから重度の関ジャニ安田オタです。
そんな若干の安田くん似のA氏、本当にたくさんのLINEスタンプをもっています。人気ランキングで上位になるスタンプはもちろんのこと、気に入ったシリーズは人気がなくてもすべて買うよう。「どのくらいスタンプを持っているの?」と聞いたところ「わからない!たくさん!」という答えが。豪快なところもまた、ス・テ・キ。
◆超いらないLINEのスタンププレゼント
A氏とのLINEが数日続いたある日。A氏はいきなりLINEスタンプをプレゼントしてくれました。それはお世辞にもセンスがいいとはいえない、無料でも使わないようなスタンプ。
でも「おそろいがあると嬉しいよね!」とルンルンなA氏。おそろいって……可愛いかよ!
まあ、たまには違うスタンプもいいですよね。同じものばかり使っていたらマンネリ化してしまいます。A氏とLINEをするとき(だけ)は、このスタンプを多用しました。おかげでA氏も大喜びです。
西園寺がとても喜んだ(ように見せた)せいか、それからもA氏はどんどんスタンプをくれるようになりました。どうやらサービス精神が旺盛のようです。「喜んでもらえたから、またあげよう」そう思ってくれる気持ちがとてもありがたい。
でも……センスが悪い。めちゃくちゃ悪い。
そして、使いどころがわからない。
西園寺はもらったスタンプを、だんだん使わなくなってしまいました。でも、そんな西園寺にA氏はご不満のよう。「なんであげたスタンプ使わないの?」と言ってくるように。
センスが悪いからだよ、察しろよ。
……なんてこと、未来の旦那様候補には口が裂けても言えませんので、とりあえず「使いどころがわからなくて」「ここぞというときに使おうと思って」などの言い訳を並べる西園寺。
仕方なくA氏からもらったスタンプを(A氏とのトークだけ)使うように努力しましたが、スタンプの履歴をみるとA氏がくれたセンスの悪いスタンプがずらり。それらを見ていると、だんだんイライラとしてきました。あと、他の使いたいスタンプが探しづらいんやけど!!
だいたい、スタンプくらい自分の好きなもの使わせろ!めんどいんじゃ!
◆スタンプ一つで分かる彼の浪費癖
とはいいつつも、A氏に気に入られたい西園寺はスタンプをもらったお礼にと、こちらかもいくつかスタンプをプレゼントしようとしました。A氏が好みそうなセンスのわる……いえ、とにかくA氏が好みそうなスタンプを……あげようと……したものの……。
全部持ってるやんけ……。
どれをあげようとしても、A氏はスタンプを持っているのです。さすがにA氏が選ばなさそうなセンスのいいスタンプは持っていなかったのですが、それはA氏の好むスタンプではないでしょう。
どうしようかと悩んでいたとき、A氏の好みそうなスタンプが新しく配信されました。これはチャンス!とばかりに早速購入してプレゼントしようとしたところ、なんとこちらもすでに持っていると表示が。
配信されて数時間しか経っていないと思うで?自分、買うの早すぎやない?なんなん、ずっとスタンプショップを見てるん……?
無理です。こんなにスタンプばかり買う男、無理です。スタンプくらいならいいんですけど、ゲームとかもむちゃむちゃ課金しそう。こういう男って絶対結婚しても浪費癖が治らんはずやし。
そんなことを考えているとき、またA氏から「なんであげたスタンプ使わないの?」という質問が飛んできました。
あーめんどくせぇ!
そんな言葉を飲み込みながら、そっと既読スルーを決意した西園寺でした。
誰かにプレゼントをあげる、という行為自体は素晴らしいものです。喜ばせようとする気持ちには感謝しかありません。でも、相手が望んでいないようなものをプレゼントするのはただの好意の押しつけ。自己満足です。
それに、たかがスタンプと言えどチリも積もればなんとやら……。無駄遣いが過ぎる男とは結婚したくない!
ちなみに、A氏からもらったスタンプはすべて消し去りました。改めてダウンロードする日はきっとこないことでしょう。