24時間テレビ、メインパーソナリティー決定に「うんざり」の声多数
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4月15日、「嵐にしやがれ」(日本テレビ)3時間スペシャルにて、今年の「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ)メインパーソナリティーが発表された。
近年では毎年旬のジャニーズグループが務めているこのメインパーソナリティー。昨年、第39回『24時間テレビ』は、2009年以来2度目の「NEWS」が務めたが、第40回目となる節目の年をいったいどのグループが務めるのか話題になっていた。
番組終盤で発表された今年のメインパーソナリティーはグループではなく、嵐・櫻井翔(35)、NEWS・小山慶一郎(32)、KAT-TUN・亀梨和也(31)の3人。『24時間テレビ』史上初めて、グループの枠を超えた抜擢となった。
◆ジャニーズに対する不信感
櫻井は「NEWS ZORO」の月曜日ニュースキャスター、小山は「news every.」の金曜メインキャスター、亀梨は「Going! Sports&News」のベースボールスペシャルサポーターをそれぞれ務めていることから、ファンの間では「日テレ三銃士」という言葉も挙がっており、キャスター経験者ならではの安定した番組進行も期待されている。
しかし、人気が高いとは言え、ジャニーズファンのほとんどは女性。ジャニーズに興味のない女性層や男性からは毎年続くジャニーズ縛りのメインパーソナリティーに不信感を抱く声も多く、ヤフー!ニュースのコメント欄には批判の声が多く集まっていた。
「その3人だったら、素直に日テレの局アナさんがパーソナリティやればいいんじゃない?」
「もうジャニーズ無しでは成り立たないのかね…」
「いつの間にか、毎年「ジャニーズの誰か」という括りになってますね」
「24時間テレビの司会に、いつからジャニーズ縛りができたのか」
「嵐にしやがれで発表だから嵐の誰か居るんだろうなとは思ったけど、映像で3人が映った瞬間またジャニーズかよって思わず言ってしまった。もう今年もみないなー」
かつてはお笑い芸人などが務めたこともあったものの、2003年以降は完全にジャニーズ枠となってしまったメインパーソナリティー。
番組内で放送される、難病を題材にしたスペシャルドラマも2006年以降は毎年ジャニーズが主演を務めている。いつの間にかジャニーズ中心の番組となってしまったことに驚きを隠せない人が多いようだ。
また、NEWS・小山と言えば今年に入って発覚したいくつかのスキャンダルもいまだ記憶に新しい。ファンかの信頼感も失いつつある彼に本当に任せていいのかという書き込みも少なくなかった。
◆「チャリティー番組」という表現に不安の声も
チャリティー番組を謳っている『24時間テレビ』だが、出演者にギャラが発生するという点で以前から「ギャラの分も募金に回すべきでは?」という疑問の声もあった。ジャニーズというとギャラも高いはず。そういった懸念も『24時間テレビ』への不信感に繋がっているようだ。
「欽ちゃんが出演していた頃は、純粋なチャリティー番組で、世界中の貧困を救う番組が、いつの間にか変わってた。そして、見なくなりました」
「かつて、ギャラの出るチャリティには出ない!と言ったさんまちゃんに一票!」
「『24時間ジャニーズテレビ』にタイトル変えても良いのでは?どうせチャリティーは二の次でしょ?」
番組内では始終募金を呼び掛けているものの、実際には募金金額よりもCM収入の方がはるかに高い。明石家さんまやビートたけしなど、「ギャラが出るなら出演しない」と『24時間テレビ』のオファーを断ったという芸能人もおり、チャリティー番組で黒字を出すというテレビ局の考え方に反発する人も多い。
いろいろな考え方のある『24時間テレビ』。ジャニーズファン以外からの支持はどんどんなくなってしまいそうだ。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。
近年では毎年旬のジャニーズグループが務めているこのメインパーソナリティー。昨年、第39回『24時間テレビ』は、2009年以来2度目の「NEWS」が務めたが、第40回目となる節目の年をいったいどのグループが務めるのか話題になっていた。
番組終盤で発表された今年のメインパーソナリティーはグループではなく、嵐・櫻井翔(35)、NEWS・小山慶一郎(32)、KAT-TUN・亀梨和也(31)の3人。『24時間テレビ』史上初めて、グループの枠を超えた抜擢となった。
◆ジャニーズに対する不信感
櫻井は「NEWS ZORO」の月曜日ニュースキャスター、小山は「news every.」の金曜メインキャスター、亀梨は「Going! Sports&News」のベースボールスペシャルサポーターをそれぞれ務めていることから、ファンの間では「日テレ三銃士」という言葉も挙がっており、キャスター経験者ならではの安定した番組進行も期待されている。
しかし、人気が高いとは言え、ジャニーズファンのほとんどは女性。ジャニーズに興味のない女性層や男性からは毎年続くジャニーズ縛りのメインパーソナリティーに不信感を抱く声も多く、ヤフー!ニュースのコメント欄には批判の声が多く集まっていた。
「その3人だったら、素直に日テレの局アナさんがパーソナリティやればいいんじゃない?」
「もうジャニーズ無しでは成り立たないのかね…」
「いつの間にか、毎年「ジャニーズの誰か」という括りになってますね」
「24時間テレビの司会に、いつからジャニーズ縛りができたのか」
「嵐にしやがれで発表だから嵐の誰か居るんだろうなとは思ったけど、映像で3人が映った瞬間またジャニーズかよって思わず言ってしまった。もう今年もみないなー」
かつてはお笑い芸人などが務めたこともあったものの、2003年以降は完全にジャニーズ枠となってしまったメインパーソナリティー。
番組内で放送される、難病を題材にしたスペシャルドラマも2006年以降は毎年ジャニーズが主演を務めている。いつの間にかジャニーズ中心の番組となってしまったことに驚きを隠せない人が多いようだ。
また、NEWS・小山と言えば今年に入って発覚したいくつかのスキャンダルもいまだ記憶に新しい。ファンかの信頼感も失いつつある彼に本当に任せていいのかという書き込みも少なくなかった。
◆「チャリティー番組」という表現に不安の声も
チャリティー番組を謳っている『24時間テレビ』だが、出演者にギャラが発生するという点で以前から「ギャラの分も募金に回すべきでは?」という疑問の声もあった。ジャニーズというとギャラも高いはず。そういった懸念も『24時間テレビ』への不信感に繋がっているようだ。
「欽ちゃんが出演していた頃は、純粋なチャリティー番組で、世界中の貧困を救う番組が、いつの間にか変わってた。そして、見なくなりました」
「かつて、ギャラの出るチャリティには出ない!と言ったさんまちゃんに一票!」
「『24時間ジャニーズテレビ』にタイトル変えても良いのでは?どうせチャリティーは二の次でしょ?」
番組内では始終募金を呼び掛けているものの、実際には募金金額よりもCM収入の方がはるかに高い。明石家さんまやビートたけしなど、「ギャラが出るなら出演しない」と『24時間テレビ』のオファーを断ったという芸能人もおり、チャリティー番組で黒字を出すというテレビ局の考え方に反発する人も多い。
いろいろな考え方のある『24時間テレビ』。ジャニーズファン以外からの支持はどんどんなくなってしまいそうだ。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。